![]() 『構造主義がこんなにわかっていいのかしら』 構造主義自体ではなく、映画作品に沿わせた点に興味津々。 表現法に魅力を感じる作品は何よりありがたい。 難解だとされる本や映画が好きなのも、こういったとこだったりする。 国語の成績が悪かったのは、 解釈が広がり過ぎて帰って来れなくなるから。 メールのやりとりなどで誤解が生じるのもこれが原因。 相手をよく知らないので、非常識な解釈も平気でしてしまう。 ゆえに、たぶん、「どうしてそんなに難しく考えるのか」と 思った人がいるんじゃないかな? 答えは簡単。 まだ相手の言葉の使い方や考え方の 大まかな傾向を把握していないから。 地が近い人なら回り道はしないけど、そうでなければ俯瞰で気長に。 時に、見なきゃいいとこまで、 その人の隠している部分まで見てしまって「イラッ!」としたり(笑) 皆どこか、許せない何かを抱えているから仕方ないけどね。 「それはさあ、私じゃなくて誰某に言う事なんじゃない?」 なんて告げたらエライ事になるし、 でも「無関係の私に訴えたってなあ。問題は解決しないよ」 って苛立ちは隠せないし。 …立ち入り過ぎかな。 PR ![]() 6月21日(土)『軍装妄想芸人 鳥肌実展』ラフォーレミュージアム 〜『evilway's vol.0〜覚醒前夜〜』新宿アンチノック 出演:鳥肌実、Jr.MONSTER、THE BACKDROPS、 COOLER KING McQUEEN DJ:araki(BEAT CRUSADERS) 詳しくは鳥肌実頁の観賞記録‘その四’を参照の事。 朝からメールや電話で連絡を取り合って、 人と会うってのは大変だな〜とか。 この日は展覧会をご一緒する方が二名、 会場で会うかもしれない方が複数名(内二名玉砕)、 その後のイベントで会う方一名。 こういった事は初。私が消極的なのもあるけど、 滅多に「お会いましょう」って云われない(笑) 自分から云う事もないけどね。 ネットでお話するだけでも十分濃かったりするし。 と、こういう話をすると「会いたくなかった?」と思われちゃうか。 そうじゃなくて。 見栄っ張りだから「ガッカリされたらどうしよう」とかね、焦ってしまう。 弱いねぇ。 等身大でお話したいんだけどなぁ。いや、話してたけど。←なんだよ はい、まるで近衛兵総決起集会の趣きでした。 面白かったす。新鮮だったす。 *** 12歳の少年が4歳児をイタズラ目的で誘拐、殺害。 この事件は衝撃を与え、連日報道されている。 私が興味を持ったのは、この事件に人がどう反応するか。 例えば母は「犯人殺す!」と、‘子供を殺された親の気持ち’。 人によっては‘報道のあり方’だったりする。 私は‘犯人の気持ち’。 家庭内虐待でもあったんじゃないかと思った。 自分を殺して優等生=よい子を演じ続けた子供は、 他者を破壊する事(=悪い子)で生を取り戻したかったのじゃないか? 取るべきバランスは何で発揮されるかわからない。 酒鬼薔薇事件で石野卓球さんは、 「犯人の親は息子を殺せばいい。それが責任を取るという事だ」 と云った。 その通りだと思う。 *『システム論アーカイブ』論文編「酒鬼薔薇聖斗の深層心理」 ![]() 映画 『アザーズ』 これはもう、感想がネタバレになっちゃいそう。 そりゃ、あの婆さんじゃ悲鳴上げたくなるわな。 『ハリー・ポッターと賢者の石』 うわ〜 つまんね〜 童心に戻るにはいいかもしれん。 次回作もチェックする。大衆を呼ぶ力には興味あるから。 『突入せよ!「あさま山荘」事件』 一回目、ほとんど眠ってしまったので、二回目。 やっぱり眠くなっちゃった。 役所広司。もっと適役がいるような気がする。 佐々さんをテレビで見過ぎたからかな。 ジーコさんも出演してるらしいけど、どこだろ? 『オー・ブラザー!』 これはいい! もう、ぶっ殺したくなるような展開。 アメリカ映画はきっちりオチを付けたがるから、 その終わり方が作品の良し悪し。 ほのぼのしてるね。子供作り過ぎだよ。 『折り梅』 おすぎとピーコ絶賛。 やだなぁ、恵まれた家庭じゃん。ヤな感じ。 トミーズ・雅さんは発音の猛特訓をしなきゃ。でないと無理が伝わる。 出来ないなら関西弁でやればいい。 原田美枝子さんも吉行和子さんも、綺麗過ぎ。現実はもっと汚いぞ。 『耳に残るは君の歌声』 ジョニー・デップはどこまでカッコ良くなりゃ気が済むんだ。 クリスティナ・リッチ、ケイト・ブランシェット、 ジョン・タトゥーロと豪華出演陣。 しかしこの、肝心の歌声があまり…。 文部省推薦みたいな歌い方嫌い。 物語はかなりシビア。生き残る為にはどのように振舞えばいいか、 決断力とそのスピードアップが問われる時代に生きた人々の、 一瞬の光と影。 『ファイト・クラブ』 D・フィンチャー。好きだな〜、暗くてメタルな映像 (マドンナの「Express yourself」、ナイスプロモでやんす)。 『セブン』でも起用されたB・ピット、今回もいい男役。ケッ! E・ノートンは複雑な役を好演。 ラストシーンは誰もが思い浮かべる911。 もう何年も前から破壊衝動は抑えられてるのかも知れないね。 病めるアメリカ。 『アメリカン・ビューティー』 他に見たい番組なかったんで、見た。 何度見ても衝撃的なラスト。ああなるのはわかってるのに。 マトモな人がひとりもいないってのは、案外現実的かもね。 『チャーリーズ・エンジェル』 キャメロン・ディアスは美人。 こういうアクションは ジェット・リーにリスペクトしないとイカンのじゃないか? 所々に入ってるギャグがバカ。 ![]() 私が設けている鳥肌実支援頁。 こんなに面白い人、見た事ない。こりゃあじっとしてられない!と、 最初はBBSやココで鬱憤を晴らしていて、 でも話題が鳥肌一色ですごい迷惑(笑) それで分岐させた。 こんな風にものすごく個人的な動機だから、 誰かの役に立とうとか、 ファンサイトとしての‘あり方’なんか全く考えてない。 でも訪問者に失礼なんじゃないかとか、 「客観的にどうなのか」という方向で考えを進めると、 結局神経がやられてしまう。 道徳的なサイトが退屈なのはわかりきってて、 でも面白く可笑しく勝手にしていれば人から注意される。 どうにも苦しい。 ある方にヘルプを求めたら「考え過ぎ」と(笑)、 当然至極の返答をいただく。 バランスを取るにはどうしたら良いか、 また別の方に相談させてもらい、充分なアドバイスをいただいた。 自分の中に引き込み過ぎない、というのが一番気楽な道なのだろう。 いい加減がいい加減。 ‘心配’というものがどういう心の動きなのか、 わかっているのだろうか? 信用できない、任せられない、という事だ。 心配性の母親は鬱陶しいだろ? 私はいくら傷ついても立ち上がる。 元いた場所ではないが、再び立ち上がる。 そこからまた歩き出す。心配には及ばない。 守ろうとする気持ちはありがたいけど、そんなに私は弱いのか? 弱さを自分で知るより先に教えられるのは不愉快だ。 バカの壁。 まだ読んでない。 だから私の周囲には屹立の壁。 ![]() 5月29日(木)青山劇場 HORIPRO×NYLON100℃ SPECIAL SESSION 『Don't trust over 30』 作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ 音楽:鈴木慶一 出演:ユースケ・サンタマリア、奥菜恵、井上順、秋山奈津子、 犬山犬子、みのすけ、三宅弘城、峯村リエ、松永玲子、 長田奈麻、安澤千草、村岡希美、新谷真弓、廣川三憲、 大山鍋則、吉増裕士、喜安浩平、杉山薫、大堀こういち、 藤田秀世、たま(石川浩司、知久寿焼、滝本晃司) ああ、久しぶりにナイロンの芝居。 パンフはCDとレコードサイズのものと、二種類セット。 毎度ながら凝っている。 特にケラさん、鈴木慶一さん、ユースケさんの座談会はおもしろい。 慶一さん(鈴木さんでもいいんですけど)自身による サントラ解説も興味深い。 サントラの出来は良くないわけがない。予約購入。 特典のサンプラーCDをいただく。 開演を待つ間、舞台を眺める。 シンプルな白に近いベージュ(遺跡のような)の壁が 重なるように直立し、ところどころに扉や引き出し、 階段が隠されている(これは上演中にわかった事。 この扉と引き出しは場面を分割する役目を負い、 さながらディスプレイ上のウィンドウの如し)。 さて開演。 ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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