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7月31日(木)『激論90分!』公開録画
出演:田原総一郎、小倉智昭、篠田正浩

8月末にBS朝日で放送されるらしい。
議論は、映画『スパイ・ゾルゲ』を監督した篠田氏を中心に
戦中戦後、そして現在の日本・日本人をテーマに進められた。
内容は意外に(?)、目新しい論などなく、普通のトーク番組のよう。
世代間で戦争意識に差があるとか、
小倉氏がテレビ各局入社試験で支持政党をコロコロ変えたとか、
真面目だったり雑談だったり、そんな感じ。

篠田氏への質問、
「なぜ日本人の尾崎秀美ではなく、ゾルゲを主役にしたのか?」。
当時の日本を伝えるには
外国人の立場で語った方が正確だからだそう。
戦時中は情報の隠蔽・隠匿・虚偽・プロパガンダが激しく、
その点スパイならばクリアできると。

お客からの質問コーナーはもう、とんでもなくグダグダ。
放送を見ればわかると思うけど、上がり倒し。
田原氏が水を得た魚の様に自衛隊員を質問責めにしてて、
『朝生』みたいだった。
議論なのに反論されるとアワアワになっちゃって、
自分の論を立てるいいチャンスをふいにしてる若者を見てると、
慣れてないんだろうな、と。
たぶん、知識はいっぱい入ってると思う。
けど、ヤな意味で和合しようとする。
議論のテクニックを育てる授業、小学校なら道徳の時間?
…ちょっと絶望的。

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映画『穴』
監督:ニック・ハム 主演:ソーラ・バーチ
コンプレックスが生むパワーを仕返しに使った話。
設定がわかりやすいのはいいけど、見ている世界が小さい。
人との関わりが穴の底から見上げた青空のようなものだとすると、
抜け出た時の爽快感がアレなのだから、狭視だ。
簡単に云えば病的。他者を破壊する事で表現する愛情など
自己愛でしかなく、その動機は支配欲からだろう。
しっかし顔のいいヤツみんなバカだな(笑)
ソーラ・バーチが恐ろしく不細工。演技なのか地なのか。
「ブスでも胸がデカイ」でモテるタイプだ。

人のコンプレックスを感じ取ってため息をつく事は少なくなく。
具体例として、職業を。
私は時間の自由を得る為に
社会的地位の低い仕事(パートですわね)をしていて、
胡蝶蘭の育成に携わっている。
よく高級感の演出に使われるあの鉢植え。
針金でフォーミングするのが私の役割。
土をいじるので、いつも指や爪が汚い。
それで、とんでもない色のマニキュアを塗ってたり。それはいいとして。
で、ある食事会でそのように答えたら、
どうしても横文字の職業に就かせたいらしく、
「フラワーアレンジメントか。今流行ってるよね」と、
どうしても認めない。
そこにいた人材はプロモーター、プロデューサー、
バー(クラブだっけ?)のママといった、パワーのある方々ばかりで、
明らかに私とは釣り合わない。
もしかしたら、私が惨めな思いをしないようにと
気を遣ったのかもしれないけど、
そういう嘘こそ、惨めじゃないか?
確かに職業で生きザマとか地位とか決まっちゃう事はある。
でもそれは私みたいに、
バカにされても「何を当たり前の事で得意顔になってんのさ」と、
何のコンプレックスもない人間には全く影響力のない判断基準。
世界に平等なんかないだろう。ましてや資本主義社会で。

怠けているから金がない、能力がないから金がない、
何を言われようと、「その通り」と言う以外ない。
怠けてても能力がなくても金の入る人がいる事には触れず、
そう反論すれば「屁理屈を言うな」と。
ただ私を非難(あるいは救済)したいだけなんじゃないか?
見てられないならお金を降らせてくれりゃいい。
できないならほっとけ、オッサンども。

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7月23日(水)シアターコクーン
沢田・志村の「さあ、殺せ!」

澤会(ジュリーFC)での先行予約はS席のみで、8500円!
お席は前から三列目のド真ん中。
作品の豪華な顔ぶれとも合わせ、ありがたい。
作・演出は久世光彦、音楽はcoba、衣装は早川タケジ、
ゲストナレーターはあの方(秘密)。
出演は沢田研二、志村けん、田根楽子、田中隆三、三木さつき、他。

時代背景は昭和20年代。
幼なじみであるサブ(沢田)と五郎(志村)を中心とした物語。
パンフには‘零戦の三郎’と‘ブラジル五郎’とある。ブラジル?
小さい頃からのふたりをコント仕立てで見せていくのだが、
もう、懐かしいったらない。
ひとつひとつ挙げて行くとキリがないほど、
有名なギャグやネタの連発。
鏡コント、ヒゲダンス、スイカ早食い、のびるモチ、変なおじさん等々。
構成は志村さんの番組で見られるパターン、
オチはバッチリ予測できちゃって「やっぱり」とは思っても、
めちゃめちゃ可笑しい。
ハプニングとしては、志村さんのマジゴケ。
脛を痛打してセリフ飛んじゃった。
ジュリーは数曲歌を披露。
お互いの得意分野を出し合い、本当に盛り沢山。
でも歌が苦手な志村さんは一緒に歌う場面で目が死んでて。
ドリフの『大爆笑』で見る、あのやる気のなさ。生で見れて嬉しい。
舞台も衣装も早変わりで忙しなく、アッという間の二時間。
ラストのセリフが子供じみてて、「ハア?」な感じだったけど、
まぁいいか。
既にビデオ発売も決まっていて、13000円。VHSで?高いよ!(怒)

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連休〜♪
時間が出来たら映画です。

『パールハーバー』
鳥肌さんが話題にしていた
(「私ならこう撮る!」の『轟沈真珠湾』ネタ)のと、
吹き替え版という理由で観た。
公開当時は日本の取材を断ったという演出が気に入らず、
でも映画評では「ただの恋愛映画」とあり、ヒットしたという話で、
アメリカらしく娯楽作品なのだろう。期待はしない。
所有のBBSふたつに感想を書き込んだのだけど、
共通して「日本軍の奇襲攻撃シーンが良い」と。
こういう話は飛躍して
「戦争肯定か!」と怒られちゃいそうでアレだけど。
戦艦アリゾナに向かって海中を行くミサイルとか、零戦の飛行とか、
すごい技術。
恋愛部分は「その収め方かよ!」とね。
戦中のスピード感を現在の感覚で理解するのは難しい。
で、「あざとい!」と思ったのが幼なじみ戦死シーン。
あの格好はさ〜、キリスト磔刑をイメージさせたいんでしょ〜?
いやらしいわ〜。

『青い夢の女』
監督はジャン=ジャック・ベネックス、
主演はジャン=ユーグ・アングラード。
『ベティ・ブルー』で組んだふたりっつう事で、R-15指定の官能系。
SM趣味が絡むと大抵R指定だよね。
加減を知る大人の趣味なのかしら?(笑)
異常性愛・性癖など、
様々な愛の形をご紹介する作品といえなくもない。
興奮する話を聞くと眠ってしまう精神分析医のお客は皆そのテ、
そしてその分析医がかかっている同業医も眠っちゃうっていう、
仕事にならない感じが笑う。
冬の凍った道を、死体抱えて運ぶシーンも笑った。
死姦趣味の男が墓場でDJしながら
人形相手に行為に及んでるシーンも笑った。
官能サスペンスのはずが、もしかしてコメディ?

デュラン・デュランのライブで乗り換えに高田馬場使ったんだけど、
出発お知らせ音楽がアトムだった。「空を越えて〜」のメロディ。
電車でこの歌詞なら「銀河鉄道」だと思った。999とか。

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7月11日(金)日本武道館
DURAN DURAN『78-03』

80年代、
爆発的人気を誇ったデュラン・デュランを見る日が来るなんて!
しかもオリジナル・メンバーで!
もうね、リバイバル上等。お金目的上等。ヒーローを見る気分だ。
パンフは3000円。凝った作りだけど高い!でもバカ売れ。
席はアリーナではじっこ。12列目位。
メンバーはオペラグラス忘れてよく見えなかったけど、
二曲ほどステージ上のスクリーンに映ったから良し。
昔『ARENA』(ライブビデオ)で見たパフォーマンスと変わらず、
感動的。

演奏曲は25周年という意味合いからか、初期のナンバーも多く。
「プラネット・アース」「ニュー・レリジョン」「ワイルド・ボーイズ」
「ノトーリアス」「007/美しき獲物たち」「セイヴ・ア・プレイヤー」
「ハングリー・ライク・ザ・ウルフ」「グラビアの美少女」
「オーディナリー・ワールド」「プリーズ・テル・ミー・ナウ」
「ザ・リフレックス」「リオ」…(演奏順ではありません)。

どの曲も歌えちゃう。子供の脳はスゴイ。
中でも「007」は燃えた。好きだな〜、この曲。あと「ノトーリアス」。
「リフレックス」は昔のプロモを編集した映像とリンク。
青春の落とし前か。

海外のアーティストを見ると思う事、それは徹底したプロ意識。
絶対といっていいほど、間違うって事をしない。
歌詞も演奏もMCさえも完璧。
アーティスト側はそれがキツくて辞めるのは無理もない。
でも見る側は余計な心配をせずに済む。
メンバーが入りを見失っただけでもテンション落ちるしね。
そんな事を考えながら、ニック・ローズの変わらなさに驚き、
ジョン・テイラーの男前ぶりと耳に手をそえるアクションに
「(ビデオで見たのと)同じだー!」と目を見張り、
ロジャー・テイラーの落ち着いたバチさばきに繊細な職人芸を見、
アンディー・テイラーの全く変わらないギターの音に
「これだよ!」と頷き、
サイモン・ル・ボンの高音ボーカルは力強く健在で、
かつての曲はアレンジをせず、そのまま演奏しきる姿にとっても感動。

会場で『サマーソニック』のチラシをもらった。
DEVO来日ですか!あの完璧な振り付けが見られるのか…。
The Doorsも。元カルトのイアン・アストベリーが歌うそうな。
あ〜、声は近いか。
頼む、行くの無理だからテレビ放映してくれ。

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