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心理学に関する話:
斉:P-MODEL『アナザーゲーム』はいかにも!という感じですが。
平:あの冒頭部分(クリック音に催眠術のようなナレーション)は
  シルバ・マインド・コントロールを参考にしました。
斉:ユングはどうですか?
平:本を読む程度です。
斉:ユングは学者の間で意見が分かれるんです。
  オカルトだと毛嫌いする人も。
  夢はどういったものを見ますか?
平:小さい頃から繰り返し見ている夢があるんですが、
  ものすごく怖いんです。
  小さな球体と大きな球体があって、
  そのふたつを細い金属線が貫いている、
  それだけなんですけど、恐怖感がすごくて。
  泣きながら母親に抱きついてました。
  今でも見ますが、さすがに抱きついて泣いたりはしません(笑)
(ここで斉藤さんから「今は奥さんに?」とのツッコミが入るが無視。
 そういう冗談を平沢さんに向けるなんて。
  他人事ながらちょっと青ざめた/笑)
 もうひとつは引き出しが出て来るんですが、数字が振ってあって、
 4の倍数の引き出しだけ、中身がぐちゃぐちゃなんです。
(私はここで、音楽家らしい倍数だな、と。
  4拍子、8ビート、16ビート…。
  が、斉藤さんは夢分析をするつもりはないようで、
  またも軽くスルー)

小学5年生頃からバンド活動開始。
近所の大学生や社会人に混じって演奏をする。
斉:同級生に見つかりませんでしたか?
平:「あれは私ではない」と(笑)。
  人前で演奏といっても教会を借りて、とかですから、そんなに。

曲作りについて:
斉:平沢さんの歌詞はとても独特ですが、
  インスピレーションはどこから?
平:シンボルマーク事典から、色々と。
斉:曲の方は
平:降って来るのを待ちます。
  降って来るのを待つのが曲作りという感じです。
  例えば部屋の角など、降ってくる場所が出来たら、
  そこでじっとしてます。
  降りて来ない場合は角を代えます。(客笑う)いえ、ホントに。
  作り始めても、納得いかなければボツにします。
  スタッフに好評でもボツです。

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2003年12月9日(火)新宿ロフトプラスワン
『斉藤環 meets 平沢進 〜ひきこもり meets ミュージック〜』

開場前:
人通りの激しい会場前では列を作れない為、
近くの小さな公園でお客を待たせている。
整理番号順に、公園入り口に顔を向けて並んでいる。
その前を通るのは嫌だ。
裏から入り込んで待つ。ひとりで来ている人間は少ない。
話し声が耳につく人がいてイライラ、「今日はダメだ」と思う。

入場:
中は所狭しとテーブルとパイプ椅子が並べられ、
かなりの詰め込みである。
雰囲気は寄席のような歌声喫茶のような。マンガの棚があったりする。
見易い場所を選ぶ余裕もなく、部屋奥のはしっこのテーブルに着き、
存在感を消してぼんやりと開演を待つ。あと一時間か…。
その間、ロフトプラスワンのスタッフから説明を受ける。
・居酒屋形式で、飲み食いしながら話を聞く
・客の注文が出演者のギャラに繋がる
・トークと質問コーナーの二部構成
斉藤環さんはここで何度もトークイベントを行っており、
今回のゲストである平沢さんにずっとラブコールを送っていたそうだ。
チケットは即日完売。ヤフオクでは万単位の値が付いたらしい。
BGMは近年の作品からのものが使われ、いい音の「狙撃手」に感動。

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11月23日(日)日本テレビ『ドキュメント‘03』
「心が壊れる…手首を切る女性たち」

自傷行為を軸に色々と考えてみた。

深く切れば病院行きである。
周囲の人間は最初は驚くだろうが、
何度も繰り返されたら「またか」と反応が鈍る。
本人も慣れて行くのだろう。次の為に剃刀を用意してたりする。

あたたかい生身にひんやりとした刃物を引く。
こんな痛みを伴う行為に駆り立てる理由は何か。
心に受けた傷は目に見えない。
本人はひどく傷ついているが、人の目には映らない。

傷つけた対象に訴えるには方法を変えれば良い事だが、
自傷行為を繰り返す人達にはそれが出来ない。
傷を抱える辛さを知っているだけに、
それを相手に負わせられないのだ。
とても我慢強く、優しい人達。
しかし、耐え切れなくなる時は必ずやって来る。
当たり前だ。
元々我慢すべきではない事を溜め込んで耐えているのだから。

例えば。
教育熱心な親は子供に条件を付けて可愛がる。評価の基準は成績。加えて第三者の評価も。
子供は何を感じているか。「成績が落ちたら可愛がってもらえない」。
親の愛情を得る為に頑張るのだ。
他者が親を褒めるのを誇りに思わなければならないのだ。
手柄はみんな親のもの。
子供は親の所有物、付属物でしかないのか?
無条件の愛を与えられない。感じ取れない淋しさを抱えながら、
必死に期待に応える子供達。

なぜ親に愛してもらえないのだろう?
こう疑問に思ったら、祖父・祖母を見ればよい。
愛された記憶がなければ、子供に求める事になるのだ。
親が子供に依存している。

「わかって欲しい」ばかりで、わかろうとしない。
話を聞いているようで、聞いていない。
こんなすれ違いで人は傷ついている。
どうすればいい?
人が変わるのを待つのではなく、自分を変える事だ。
これは勝ち負けではない。レベルを上げれば相手も付いて来る。
付和雷同の日本人。出来ない事はないだろ?

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2003年11月16日(日)本多劇場
ナイロン100℃『ハルディン・ホテル』
作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:犬山イヌコ、みのすけ、三宅弘城、大倉孝二、松永玲子
    藤田秀世、小林高鹿 他

日曜のマチネだもの。眠らないでいられるかってんだ。

物語は10周年記念公演だけに、10年前と10年後の現在の話。
時は1993年。
「10年後の今日、無料で宿泊いただけます」
とのサービスを提供したハルディン・ホテル。
当時を象徴する人物が‘W浅野’ってだけで
「ダセえ!」と思わせる(笑)。上手いねぇ。
(「パイン!」てのはエレベーターの到着音。
浅野ゆう子が落下事故に遭いました)
何年経っても力を発揮する先輩・後輩の関係など、
時の流れを無視する事象も含め、
ケラさんの頭の中はきれいに整理されているんだろう、
相変わらず配置の妙が目立つ。
途中寝不足でウトウトしてしまったけど、
話がシンプルだから付いて行けた。
コメディらしいコメディ。
特に大倉さんと三宅さんの二人、
テンポ良くポンポンと笑いを生み出していた。

***

2003年11月23日(日)新宿ヘッドパワー
『COPY MANIA 8』
出演:パッチモニ、発電、磯釣仲間、下田裕、
   P-MODeny、ドムビヰツ

家を出たのは15:40、開演は15:30。
何を勘違いしたか、18:30からと思い込んでいたのだ。
2バンドしか観てないのに、お客がどんどん帰る。
「なんで?確かにちょっと遅れたけど」それでもまだ気付かない私。
会場外でushiさんとお話して「ハッ!」。
三時間も遅れたとは!遅い、遅過ぎる。
あれだけ「楽しみ♪」なんて調子こいて、なんなんだよ、私ってヤツは。
こうして知らぬ間に人を裏切って行く訳ですよ!
しかし今更取り戻し様が無い。次回こそはきっちりと。
以上、反省。

ラスト2バンド、良かった♪
「P-MODELって楽しいじゃん」と思えた。
オリジナルは緊迫感溢れるライブばかりだから、
楽しく踊れる歌えるP-MODELはすごく新鮮で。
私も一緒に舞台に立ちたいと思ったくらい(笑)
ああいうのが‘全きコミュニケーション’と言うんじゃないかな?
インタラより断然血が通ってる。

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2003年11月10日(月)下北沢 CLUB Que
『SKOOTER remix vol.12』
出演:50cc、TMB3、チャイナチョップ、skooter

雨の日に出かけると触覚が濡れてバカになるのか(笑)、
乗換駅間違えて
(渋谷から下北沢への電車があるのかと思ったらなかった)
開演から30分遅れて到着。
受付でネット予約である事を告げると「階段で」と。
ものすごい省略をした案内に戸惑いつつ、
スクーターのコーナーでチケを購入し、
飲みもしないドリンク代を払って入場。
…すごいヤな感じ。
スタンディングだからどこにいようと自由だけど、
私に存在感が無いからって
すぐ目の前に立たれるのは不愉快なんだよ。
他に余裕のある場所あるのに、なぜ私の前に立つか。
かといってステージ近くに立つ気はない。
移動する気もない(奥はなんか怖い)。
入りが悪いのも手伝って、そんな空気が居心地悪い。
もしかしてお客みんな身内?
あ〜、今日は乗らない、全然乗らない!

どうやら50ccは見逃したようなので、TMB3から。
ブルース・ブラザーズだ。
メンバーは黒のスーツで揃え、
大柄なヴォーカルはD・エイクロイド風。
曲はカッコイイ。けども、どうにも入り込めない。
踊る人達はチラホラ、でも無反応に近い。拍手さえしない。
これは私が入場する前から(空気が)重かったんだな。
でもね、客入りが悪いのに一緒に歌うよう強要するのはダメだよ。
BBを気取ってるのはわかるけど、
反応の悪い客をコンセプトで縛るのは逆効果。
無料配布のCD-R(曲タイトルはなぜか平井堅。←寒い)も
なぜかミドルテンポの曲だし。エロを前面に出しているそうだが、
鳥肌ファンをなめるなよ(笑)

セッティング中、田中さん(スクーター Vo.)がフロアに出て来て
何やら話をしている。お客のひとりから渡されているチラシは
“How Low?”。
後ろから「あっ、それ行くよ!」と心の中で。
普段ウチでよくCMしている電子キャラメルも出演の
11月29日(土)三軒茶屋グレープフルーツムーン
よろしくです。

チャイナチョップ。
う〜ん、可もなく不可もなく。
この頃は「曲も演奏も良いけど何も残らない」というのが多い。
「こうするとカッコイイ」のマニュアルに沿ってるように思えるのは
私の中で蓄積した音楽量のせいだろうか?
女の子をヴォーカルに、ロック寄りのアプローチ。
フレンチポップとかニューウェーブとかも混ざった感じで。
しかし先のTMB3同様、曲が終わっても拍手がないねぇ。
私もしなかったけど。
さすがにヴォーカルが「はい、拍手〜」なんて。
こんな非情なイベントってある?

スクーター。
バンド編成になってドラマー加入。
楽器は他にベースとギターだけ。「ジャガー」でスタート。ロックだなあ。
前回はドラムレスだったから打ち込みでDEVOカヴァーもあったし、
バカでのスクーター曲がまた良くて、そのアレンジから比べると弱い。
ロックなのに「弱い」ってちょっとアレだけど(笑)。
私が電子音好きだから仕方ないか。
MCでは「お笑いの人を呼ぶ予定だったけど、
ちゃんとしたバンドの方を呼んじゃって、
時間が足りなくなっちゃったんです。
このイベントの第一回はお笑いの人ばっかりで
(その中には鳥肌実さんも。なぜ行かなかったか、私)、
バンドはスクーターだけ。
次は来年の1月か2月になると思うんですが、お笑いの人呼びます」。
メインアクトのはずが、やはり盛り上がりに欠ける、
冷え込んだ空気を読み取った様子。
最後は「ローアウト」で終了。

アンコールもなく、おしまい。

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