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11月23日(日)日本テレビ『ドキュメント‘03』
「心が壊れる…手首を切る女性たち」

自傷行為を軸に色々と考えてみた。

深く切れば病院行きである。
周囲の人間は最初は驚くだろうが、
何度も繰り返されたら「またか」と反応が鈍る。
本人も慣れて行くのだろう。次の為に剃刀を用意してたりする。

あたたかい生身にひんやりとした刃物を引く。
こんな痛みを伴う行為に駆り立てる理由は何か。
心に受けた傷は目に見えない。
本人はひどく傷ついているが、人の目には映らない。

傷つけた対象に訴えるには方法を変えれば良い事だが、
自傷行為を繰り返す人達にはそれが出来ない。
傷を抱える辛さを知っているだけに、
それを相手に負わせられないのだ。
とても我慢強く、優しい人達。
しかし、耐え切れなくなる時は必ずやって来る。
当たり前だ。
元々我慢すべきではない事を溜め込んで耐えているのだから。

例えば。
教育熱心な親は子供に条件を付けて可愛がる。評価の基準は成績。加えて第三者の評価も。
子供は何を感じているか。「成績が落ちたら可愛がってもらえない」。
親の愛情を得る為に頑張るのだ。
他者が親を褒めるのを誇りに思わなければならないのだ。
手柄はみんな親のもの。
子供は親の所有物、付属物でしかないのか?
無条件の愛を与えられない。感じ取れない淋しさを抱えながら、
必死に期待に応える子供達。

なぜ親に愛してもらえないのだろう?
こう疑問に思ったら、祖父・祖母を見ればよい。
愛された記憶がなければ、子供に求める事になるのだ。
親が子供に依存している。

「わかって欲しい」ばかりで、わかろうとしない。
話を聞いているようで、聞いていない。
こんなすれ違いで人は傷ついている。
どうすればいい?
人が変わるのを待つのではなく、自分を変える事だ。
これは勝ち負けではない。レベルを上げれば相手も付いて来る。
付和雷同の日本人。出来ない事はないだろ?

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