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DIGI×UNPLUGGED
10月12日(金)渋谷duo MUSIC EXCHANGE
1階57番

members are
遠藤遼一(Vo.)、大西ゆうすけ・金子毅(Gt.)、
根本健一(B.)、平井直樹(Dr.)、河中豪紀(B Harp.)、
白石元久(PA)
Guest:中シゲヲ(Gt.)

set list
1.アポリア 2.NOMADS 3.閃光 4.POD 5.黒い太陽
6.SWEET DREAMS FOREVER 7.永遠否定
8.HIGH NOON 9.シャララ 10.KINGDOM 11.反逆
12.上昇 13.FIGHTER COUNTER 14.ハレトケ
15.THE GATE CRASHER 16.JUBILEE
17.すべてに等しく吹きつける風のように
18.日々歌 19.MY LIFE
encore 1.自由なこころ 
encore 2.FIGHTER COUNTER

what I felt
9月の失態(駅乗り越し)を踏まえ、
指定席ながら早めに入場。
指定席57番。下手側はしっこ3列目。
やる事ないし疲れてるしで
少し寝ようと目をつぶるも、興奮していて眠れず。
BGMは前回この場所でやった時と同様、
クラブ仕様のボサノバなど。
暗転開演。出囃子はフラメンコ。

衣装(遠藤さんのみ):
黒帽子(9/26アンコールの時に被ってたのと同じ)、
黒スーツ(細身)、白シャツ、銀のラリエット、
銀?のベルト、ベージュ?の靴。

メンバー着席。遠藤さんと
ベースの根本さんしか見えない(泣)。
身を動かせばギターの大西さんと
ブルースハープの河中さんは見えるけれど。
しかしながら、UNPでは
毎回下手側を向いて座る遠藤さん。ほぼご対面状態。

厳かに「ワーンツー、ワーンツー」のカウントでスタート。
あああ、すごい緊迫感。
一曲目に「アポリア」か。
今回は(も?)シリアスタッチなのかな。
ブルースハープが加わって
荒野イメージが湧きに湧く。ENDSは流浪の民か。
と、早くも次の「NOMADS」で曲タイトルが思い出せない
(笑/「閃光」なんて家帰ってから確認した)。
ファーストも『48』も大好きなアルバムなのに、
ライブでばっかりENDS聴いてるからこんな事に。
そんなファンとしての焦りは置いといて、
素晴らしい歌とアレンジ。沁みた。
この後、MC。

「前回(9/26)いいライブになったのも、
みんなの協力あっての事だと思うんで。
今回も負けないくらい、いいライブにしたいと思います。
盛り上がりたい人は盛り上がっちゃって下さい。
前(5月『vibes circus』)に打ち込みでやった曲を全生で」と
微笑みながら「POD」へ。
演奏中は張り詰める空気も、MCでは和やかに変わる。

「黒い太陽」「SWEET…」と続き、
今回の白眉と云える「永遠否定」。
DVD再発(『1st HI UNPLUGGED』)の流れも
あったのかもしれないけど、貴重。嬉しくて足バタバタ。
だってねぇ、
あのドラマチックな展開を歌いこなすボーカリスト、
他にいるだろか。くぅ~~~、感動!
この感動は尾を引き、続いた曲は上の空(笑)。
「KINGDOM」久しぶりだったのにねぇ。

「反逆」を終え、遠藤さんチューニング。
持て余した静寂を打ち破ったのはこんなMC。
「こういう時に声かけてくれればいいのに。
平井さ~ん、とか、遠藤さ~ん、とかさ」。
応えるように「遠藤さ~ん」「平井さ~ん」
「大西さ~ん」など思い思いにコール飛ぶも、再びシーン。
たまらずクスクス笑いが起こる会場。
そこに遠藤さんからダメ出し。
「ほらあ~~!日本のお客さんは間を空けるからダメ。
うるさいうるさい海外のお客さん。
…海外でやった事ないけど」。
うわ、ボケたよ!コケなきゃ!(笑)
ウケたのに気を良くしたか、「という訳で、じょうしょう!」。
上機嫌から入るには難しい曲だね♪

そして今回ふたつ目の白眉「FIGHTER COUTNER」。
根本さんがベースから三味線に持ち替えたのを見て、
どんな按配になるかと期待に鳩胸を膨らませていたら、
阿波踊りリズムのアレンジで面白い!
オリジナルも阿波踊りだったけれど、
より祭囃子に近くなった感じ。

アンプラグドで初めて聴く「JUBILEE」。
穏やかでいながら芯の強い感じは変わらず。
次は「日々歌」。遠藤さんの正面方向に座っていながらも、
ずっと伏し目がちの顔しか見えていなかったが、
♪共に口ずさむ歌 でチラッとお目々拝見。強い強い。
最後の「MY LIFE」では
オペラのように空間を支配する歌声が響いた。
すごいね~。

アンコールは中さん飛び入り!
沸き立つ会場!演奏曲は「自由なこころ」!
大盛り上がりで遠藤さんも勢い余って立ち上がる。
私も立ちたかったけど撮影用カメラが(記録用かな?)。
この一曲で笑顔の素敵な中さんに全部持っていかれ(笑)、
大逆転サヨナラ。

しばらくして予定を覆す、ねばっこいアンコールに負けて
中さん含めたメンバー再登場。
「もう曲無いんだよ(笑)」と言いつつ、
もう一度おもしろアレンジの「FIGHTER COUNTER」を。
ほとんどのお客さんが立ち上がり、私も。
と思ったら、立っても前の方の背が高くて見えない。
注意覚悟で座席を離れ、
一段上がった場所(客席は20cmほど低い)で、
更に柱前で後方から身を隠しながら(前方からは丸見え)踊る。
演奏終え去り際、背中ばかり向けていた
上手側のお客さんに感謝の拍手を送る遠藤さん。
その後ろ姿がむちゃむちゃステキで。
あんな頼もしい背中してたっけ?
人柄のレベルまでアップしてるんだろうなあ。
男性客から「兄貴!」の声が飛ぶのもわかる気がする。

この後もアンコールしていたようだけれど、
サッサと帰る。後の事は知らない。お疲れちゃん。

今回、選曲もアレンジも一分の隙無く
考え抜かれていたように感じた。
打ち込みを一切使わなかった(たぶん)のに
躍動感があったのは平井さんのドラムと
多彩なベースアレンジのお陰だろうか。
そして全編通して安定感ある力強い歌声!
凄すぎて笑っちゃった(笑/失礼な)。

DIGIとUNPの対戦スタイルで行われたライブ、
どちらも特長を究極に生かしたものだった為に、勝負付かず。
もし勝敗が決まったとしたら、それは遠藤さんの中で
均衡が崩れているという事だったかもしれない。
そう考えるとバランス取れてて良い状態だったのだろう。
スバラシ。

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