2002年2月8日(金)渋谷タワーレコード 『ロッキンロールの最高指導者』 マジメに階段に並ぶ。あまりの人の少なさに 「整理券の数字はウソか?」との疑念が湧く。 係員の方に呼ばれ、入場。 発売されたばかりのステッカーをいただく。 ドリンクなんぞいらん、 とまっすぐに場所確保に向かう。 出入口側のモニター前あたりに立つ。 頭ひとつ出るのでよく見える。ひと安心。 マイクスタンドをチェンジした後、 鳥肌氏が全身山吹色のスーツで登場。 安っぽい貴金属を身につけ、 ヒモ&チンピラの雰囲気はばっちり。慌てた様子で 「二日酔いでね、下痢になっちゃって。 トイレ行ってくるから、ちょっと待ってて」と一度はける。 再登場、意気揚揚とサイレンを鳴らした後、 右手で南部十四年式自動拳銃を持ち ポーズを取ってから(流し目でね)、演説開始。 「自由が丘の駅前で、朝の4時から演説しております、 早朝演説家、鳥肌実でございます。 毎夜毎晩イヤガラセが続いております。 昨夜も連れ出され、バーボンを二杯、一気飲みしました」 (トイレはこの前フリだったか) 数分後、「あ…。ちょっと…」と髪を気にし始める。 「髪をセットするのを忘れてしまった。 30秒待って下さい」とまた引っ込む。再々登場。 (以下箇条書きで。前後しているとこもあります。 混同してるとこもあります) ・北朝鮮に送り込んだスパイによりますと、 キム・ジョンイルが・・・。刃物に丸腰で臨むのか! 健太がバタフライナイフを持っておるので、 私は日本刀を傍らに食事をしたり新聞を読んだりしております。 一度もナイフを向けられた事はありません! (「どうだ!」とばかりに頷く)そういう事なんです。 核を上回る武器、それは・・・ ・東京公演は一度もうまく行った事がありません。 明日は函館に参ります。 ・プロモーター、ディスクガレージとか、 付いてればいいんですが、公演を行う毎に 150万~200万の借金を背負います。金が必要です。 CDは4800円で売っています。 グッズも色々考えています。竹槍キーホルダーは1600円、 全員強制的に買っていただきます。 ・CDを聴くにはトリズムです。 トリズムの構成は鳩胸、手羽先腕、鳩胸 手羽先腕、バランスの取りにくい8ビートです。 ・‘鳥ビル’を建てます。七階まであります。木造建てです。 最上階(屋上?)にはカラフトフクロウの剥製を。 ・ボイヤー! 万歳! 万歳! 鳥肌万歳! 万歳! 万歳! 日ノ本万歳! ・ビールケースから降りて踊る。 「後ろの人に見えないのでやめます」 ・え~、下らない事ばかり言っておりますが…。 (何度かつぶやき気味におっしゃっておりました) ・ドイツに行きます。 ・海軍に志願しましたが、 「読めない、書けない、泳げない」で 陸軍に配属されました。 ・CDを発売するにあたり、 大手のレコード会社に持ちかけたのですが全て断られ、 インディーズレーベルからも断られたので、 ことり事務所から効率良く、発売いたしました。 17万枚売れたそうです。 ・JASRACもヤクザと変わりません。 (CDで使っている楽曲に関し、 イチャモンでもつけられたのでしょうか?) ・NHKオンエアバトルに出ます。8回連続で出ます。 日時などはこちらで決めます。 ・田代まさしをフジテレビが永久追放。 なんの権利があるんだ!業界は創価学会員ばかりだ。 よく調べたら田代まさしも学会員だった。 みなさんも創価学会員でしょ? こうして話していると圧がかかってきて不安定になる・・・。 ・フジサンケイグループイメージキャラクター候補、 鳥肌実でございます。 ・またこちらに来ようと思いましたら、 とても人気のある場所のようで、断られました。 今回で最後です。年末には日本武道館でやりたいと。 一生やる事はないと思います。 ブラックリストに載っているそうです。 ・唾液をボトリと垂らす。落ちた先は山吹色のベスト。 ・流れ星を目指しております(くしで前髪を下ろす)。 散髪屋のオヤジ、10cmも短く切りやがって。 殴ってやりました。 ・ダンシングコーナー。 「レッツ・ダンス」と「フットルース」。 「ギッた」ような指使いと、 限りなく宮尾すすむに近いヴォーギングを披露。 ・3作目はヒップホップを意識して、 全曲ジャニス・ジョプリンのカバーです。 ・得体が知れないと言われておりますが、ミュージシャンです。 ・爆撃音を真似た後、「命中!命中!」と狂態を演じる。 ・ジャケットを脱ぎズボンを下ろした段階で止め、 ボソッと「この中途半端なままでいくか…」と悩んでいる様子。 全て脱ぐ事に決めたようだが、カフスを外し忘れ手が抜けず、 「信じられない状況になっております」。 この靴(ワニ皮?ヘビ皮?)は ワシントン条約に違反しています。30万です。 ・3月にイーストでやります。 共演はミッシェル・ガン・エレファントと・・・忘れました。 ・「みなさんの顔が輝いています」と、 扇子を持ち両腕を広げ満足そうに微笑み、お客にアピール。 他に小泉首相との鉢合わせ、健太と私、 ねるとんパーテーなどのネタや鳩マネを披露。 場所柄か、音楽系のネタも。 椅子はないんですか?スタンディングは厳しいでしょう?」 などとお客を気遣いつつ、空気を読みつつ、 演説を進めていた。 暗転の中、両腕を上げ120度ほどに開き、 ご挨拶して去って行った。終了。 姿の変遷は、山吹色スーツと色メガネ →色メガネを外す→流れ星ヘアー→髪を戻す。 靴下だけを残してハダカ→ブリーフと靴下。 驚いたのは地声の大きさで、 「ダメだ・・・」などの気弱なつぶやきが マイクを通さなくても聞こえてくる(笑) マイクを通せばそれはもう、デカイ。 インストアイベントは30分ほどだと思ったが、 約1時間20分、たっぷりと楽しませていただいた。 ツッコミどころ満載で飽きる事無く、 終わりそうで終わらないのがまた。 主演の4mm映画は中野の武蔵野タウンホールでね。 PR 忍者ブログ | [PR]
|