2001年12月1日(土)国立代々木競技場 第一体育館 『万歳革命』 記念すべき、初の鳥肌実鑑賞。 皇孫殿下愛子様ご生誕の日でもあった。 会場はバカみたいにでかい代々木競技場。 「明治神宮だ…」とにやけながら到着。 当日券を求める若者に混じって 招待客のプライドを丸出しにするが (註:関係者ではありません) 、 「当日券の販売が終わってからですので」と一蹴される。 果たして渡されたのはS席。 まだ開場まで時間があるので、鳥肌グッズを物色。 やたらとポスターやら生写真やらを売っている。 これは相当なビジュアル系。 確かに右翼のストイックぶりや スタイリッシュな雰囲気は美しい。 そしてほんのり笑える。 「トリズム」と題されたパンフを購入。 誘った友達から「お礼に」と竹槍キーホルダーをもらう。 「小心ピアスも欲しいね~」と言いながら、 ジョナサンちで茶(私はスープ)をしばく。 会場に戻れば、ものすごい人の列。 「演説を聞きに?狂ってる…」とおのれを棚上げ。 中に入ると氣志團と 衆議院(参議院?)議員から花が届いていて笑う。 その花の横にはアンパン吸い込み中の鳥肌ポップ。 地上10メートルはありそうな演壇、 後方には巨大なスクリーン、 上方には墨文字の「鳥肌実 万歳革命」。 開演。三島由紀夫の演説が流れる。 サーチライトで照らされる会場。 後方より、鳥肌氏が玉砕スーツで登場。 客席をぬって進むので、お客がよってたかる。 足を止めたと思ったらバサッと扇子を開いて牽制。 すたすたと演壇に向かい、階段を上る。 上りきったところでサイレンを鳴らす。自力で2回。 演説の内容はといえば、おそろしく下らない (笑・ほめ言葉です)。 (以下、正確な再生ではないのであしからず) ・目指すは日の本統一!陸地はすべて日本!海は全部日本海! ・オリンピックは年に4回!開催地は毎回鳥取!競技は相撲! ・核爆弾の先っちょに中曽根康弘を入れて撃て! 理屈ではなく、体で示せ! ・今日のようなめでたい日に…。 多くの方々に集まっていただきましてありがとうございます。 日本武道館にはまた断られました。 急遽こちら(代々木競技場)を用意していただいたのですが… 大きけりゃいいってもんではありません (ここで空席を眺める)。 私には640万ほど借金があるのですが、 今日で1000万になりました。 ・え~、どうも…今日はズルズルになっております。 では、本題に入ろうと思います (すでに開始から30分以上経過。 この後もう1回本題に入った)。 ・後方のでかいスクリーンを振り返り、 「ハゲてきたんだよ…。後頭部だけアイパーをかけております」 ・扇子を開いて踊る。 「鳥肌 人間爆弾!」と繰り返した後、本当に爆破(特効の)。 目の前で炸裂したためか、鳥肌氏、しばらく動けない。 終了際、降りかけた階段をまた上って 「またお会いしましょう」と述べて帰っていった。 あれ?いい人?(笑) すっかりトリコとなって帰る。 あんなキレイな人は生まれて初めて見たかも。 抑圧の激しそうなとこもえらくツボ。 テレビに出たいって言ってたけど、ねぇ。 PR 忍者ブログ | [PR]
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