![]() ・今年の桃は不味い。 大槻ケンヂさんの『オーケンブログ』に 「この世で一番つまらんブログ写真はメシのカット」とのご意見。 私も常々そう思ってた。 そっか。食べ物の写真て反応良いんだ。 早速不味い桃の写真載せたろかしら(迷惑)。 にしても、 大槻さんの優しくて賢い所は批判を笑いでカバーする所。 尊敬。 ・迷惑メールフィルタ、漏れるものあれば巻き込まれるものあり。 確認の為にタイトルをチェックしていると、99%はエロ詐欺系で、 男性をターゲットにしたものが多い。 いかにもな誘い文句に呆れ返る一方、 勝手にドラマを進行するパターンもあって失笑。 SNS紹介メールもね、どうなんだろ。 利用者じゃないから実態は知らないけども、 海外(どの国だか忘れた)では、 その枠に安心して顔写真入れちゃった女の子が 知り合った相手に暴行される事件が発生してるっていうし、 紹介制度であっても、結局は個人のセキュリティ意識に依拠する。 ブログさえ一日で投げ出した私が今以上の庭を増やせるものかね。 BBSやめようかな。 雑記やめようかな。 HPやめようかな。 月に一度はこの三段構えで自己嫌悪に陥っているというのに (ヘタレ)。 ・ENDS遠藤さんのサービストークがなかなかに面白い。 去年のFCイベントでは 握手時にファン一人一人の顔を見て「感慨深い」、 こないだのTシャツサイン会ではライブとは違う景色に「格別」と。 ファンを大切に思っているのは本当だろうけど、 ここまで熱く語るミュージシャンは存在するだろうか。 リキッド終演してすぐ、カメラマンがフロア撮影してたし、 そんなにお客さん好き? そういや平沢さんも最初のインタラで お客さんを‘お姫様’にしたなあ。 絶対的距離感あるがゆえのプレイ。たまりまへんな。 PR ![]() ・芝居『労働者M』 とうとう空手バカボンの曲をタイトルに持って来たか(笑)。 内容は絶対管理体制下のとある国家と、 ねずみ講ビジネスを展開する会社で起こった出来事を同時に 交替で見せて行くというもの。 オープニングの漫才でチケ代の高さを自虐的に批判していたけど、 もし観に行ってたら後悔しただろうな。 だってあの終わり方じゃ。 ケラさんの芝居は、劇団健康のようなコメディ主体のもの以外、 映像と音楽を楽しんでいると気付いてから観に行くのを止めた。 昨今は「あとは皆さんで考えて下さい」な終わらせ方だから、 観ても観なくても同じように思えてしまうんだよね。 昔は自由度の高いものが好きだった。今は違う。 キチッと終わり(区切り)のある、 主張のハッキリした作品に刺激され、 色々と考えが浮かぶようになった。 ニーズが変わって来たんだな。 ![]() 7月、4−D mode1ライブの為、初台へ行った日のこと。 下車してすぐ、ご老人に反対方向の番線に行く道を尋ねられた。 駅構内の知識なんかゼロに等しいのに、 「わかりません!」て置き去りにするよりはマシかと、 間違えたら駅員さんに聞けばいいやってんで、先導した。 結果、正しい道を教えてあげられたのだけど。 その時、慣れないミュールを履いて靴ずれを起こし、 反対側への道途中にあるトイレで処置しようとしていたので、 既に御礼を受けて別れたはずのご老人の後ろを 歩く事になった訳だ。 するとご老人は心配されてると思ったのか、 再び振り向いてお辞儀なさった。 ここで「どうぞ、お気をつけて」とでも返しゃあいいものを、 こんな感じ↓のジェスチャーで応えてしまった。 (色調補正出来ずm(_ _)m) バレエの弊害というか(笑)、何を優雅に促してんのさ。 クセって怖い。 クセといえば、極楽・山本さんの女癖がとうとう犯罪行為に発展。 別の見方すれば警告とも取れるくらい、 さんざんテレビで「軍団山本」とかネタにされてて。 そういや島田紳助さんが「男の性欲は殺人さえ犯す」と、 そのパワーを語っていたけども、なるほどそうか。 *** 秋元きつね『セケンのヨウス』感想 デスクトップミュージック炸裂! ライブではベース、ドラム、ギターが入ってカッコ良く仕上がるので、 少々物足らない感じはするけども、PCで作っただけあって すごい飛び方をする音の群れが楽しい。 歌詞は自然と平和を愛する社会派。 おまけDVDはCG屋さんらしく自作PVと壁紙収録。面白い。 有頂天『AISSLE』感想 アナログ持っててもプレイヤーのモーター壊れてるし、 CDでも欲しいなっと購入。SHOP MECANOスゴイ。 このアルバムで好きになった有頂天。 キリコ風のジャケットが懐かしい。 毒々しいユーモア溢れるアカデミックな歌詞と 多彩な曲調に今でもワクワク。 ![]() 7月21日(金)シアターコクーン 作:ジョン・フォード 翻訳:小田島雄志 演出:蜷川幸雄 出演:三上博史、深津絵里、谷原章介、石田太郎、 瑳川哲朗、立石凉子 他 私の席は中二階のバルコニー。 舞台からは10列目くらいで、よく見える。 セットはイタリア中世期らしい石造りで、 屋敷、屋根裏、広場や教会、おおよそのシーンを兼ねる シンプルかつ、用途に富んだもの。 その前面を赤い紐が縦に割るように張られ、緊張感を表している。 上演中はカーテンの揺れや照明で演者の心情を表すなど、 細かな演出。 物語は、頭脳明晰で将来を期待された兄と イタリア一の美貌を誇る妹との間に生まれた愛の顛末。 二人は血縁関係にありながら男女としての愛を育み、妊娠。 その秘密を守るため、対外的に一番ふさわしい貴族と 偽装結婚するも発覚、兄妹が選んだ道は…。 と、30年位前の少女マンガみたいな設定だが結構好きな世界だ。 キリスト教下では、「人は原罪を負ってこの世を生きており、 教義の抑圧が無ければ暴走する」といった刷り込みに囚われる。 いや、道徳や倫理を意識せずに 身勝手に行動する人間ばかりいては 世の中全く収まりつかないのだけど、愛を信条とする教えから 近親相姦は外れるのかどうか。 その答えはタイトル『あわれ彼女は娼婦』にある。 ん〜、やはり女は賢くありたいものだわね。 登場人物はみなキャラが立っており、わかりやすい。 小難しい台詞を矢継ぎ早に投げて 聞き取れない所も少なくなかったけど、 それはたぶん、情熱や焦燥を表現するためだったろうし、 心情はセットに補ってもらったから、その点はクリア。 でも愛の高揚感よりも裏切りや復讐に力が入り、 ギャップ不足で近親相姦に同情するには至らなかった。 ま、それが‘正しい’のだけど。 当時の上層社会ルールや「スペインがイタリアに勝った」との 歴史を匂わせる台詞もあり、色恋沙汰だけではない深みも感じた。 にしても谷原さんは舞台栄えする!惚れた! 貴公子然として、あの美声。上手く演じられたのか、 カーテンコールでガッツポーズ見せてはけて行くという、 素直で目立ちたがりな所も好きだ(笑)。 DVD出たら買おっと。 ![]() ・BBS設置マナーに関する文章を読んでいたら、利用者の為に どういった主旨のものかを明示する義務があるようで。 何でもアリなら「何でもアリ」と。 管理人のモラルにも言及されていて、BBS管理って大変なんだな。 我が家は話題を絞らず「豊かな心で繋がりましょう」とだけ。 繋がるったって、私とお友達付き合いしなくちゃいけない訳じゃない。 自由に発言するには豊かな心持ちでないと適わないから。 「アナタとワタシは全くの無関係」が生む安心とは真逆の意識。 ・人は変わる、という出来事に直面したのは恋愛。 20代後半だったろうか?友達がうっかりデートスポットに出かけ、 設置されているベンチ全てがカップルで埋められてた事に 衝撃を受けて「彼氏と来るのが普通なのに!」とか何とか ボヤいたのを聞いて、人は変わるもんだなと。 もしかしたら恋愛に疎い私に合わせてくれてただけで、 本当はそこらへんに転がってるラブソングのような 一喜一憂を共有する友達付き合いをしたかったのかもしれない。 「誰もが体験している事を自分はまだしていない」と恥じるのは、 他者との差異を感じてない・感じたくない意識だ。 私にはそれが無い。 個性を平均化させるメリットは何か。人畜無害の安心である。 いわゆる個性的な人物は、‘周りに目を向けず、 他人にどう思われるかに無関心であるからこそのマイペース’ との思い込みにより、敬遠される可能性が高い。 家畜と野生。僕らはみんな生きている。 ・母が私の将来を悲観して「早く嫁に行け!」と言う。 それに続けて「かわいそうに。浮気されるんだ」 と凹ますのはやめていただきたい。 しかし最早こういう強迫は日常会話化していて、 全く焦燥を呼ばない。私は恐らく、 このまま趣味を中心に据えたその日暮らしを続けるだろう。 そんな女を誰が嫁にする? 吉野朔実『グールドを聴きながら』に収録の「種 −シード−」より。 >お互いに、相手の中に自分の幸福があることを知っていたのだ。 これは結婚の動機を示す独白。 素晴らしい。 ・レピッシュ『TOUR 2003 LOVE IS OVER』感想 現在活動休止中のレピッシュ。 雪好さんと現ちゃんが抜けてしまいパワー不足は否めないが、 それはそれとしてさすがの実力派。楽しい。 でも音良くないし小さいし。最後のツアーDVDにしては作りが甘いぞ。 ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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