![]() 2003年3月3日(月) 『Actual Size Vol.4』 Y2K ROPPONGI 出演:鳥肌実/どばと/The Spy"C"Dildog /モダンgirlガァール*スナイパー /デリシャススウィートスとエクスタシーボーイたち /ワカメホームラン/and more… 仕事を終えて一度帰宅、着替えてから自転車で駅へ。 降り始めた雨ニモ負ケズ、信号待ち。 と、「濡れてしまいますよ」の声。傘を差してもらった。 びっくり。母親くらいの年齢の女性で、 ハンサムなサラリーマンでないとこが私らしい(笑)。 青に変わり、お礼を言って再発進。 駅に到着、ローカル線で新宿へ。 どうせ開演には間に合わない。 六本木へはピクニック気分で大江戸線。 初の利用、評判通りの移動距離で「ぜぇはぁ」息が切れる。 と、携帯に留守電メッセージが。 返信もせず(だってもう目の前)、 鳥が自慢の料理屋『今井』で 日頃お世話になっている近衛兵方と合流。 中将の出演まで時間をつぶす事に。 自慢の偏食を発揮してぺリエと湯豆腐でお食事終了。 満腹。睡魔襲来。 色々お話する中、2001年の代々木公演以来の悶々を ちみっと晴らしていただいて一安心。 「そろそろ」と階下のY2Kへ。 扉を開けると既に中将の声。しまったあ! てなわけで、中将よりも前の出演者は観ておらず、 中将より後は‘どばと’のみ。 ・いつものように黒のカバンを持って登場。 第一声は「なんか寒くない?空調効き過ぎ」。 ドラムのスネア(?)がマイクに響いて気になる様子。 会場のコンディション悪め? ・政治家(特に社民党員)を弾劾、「朝鮮人は皆殺しです」。 ・「先日9才の女性とセックスしましてね。へへッ(笑)」 ・北朝鮮拉致問題。 「は~、ここから袋詰にされて…。 なんとか仕返しできないだろうかと」 。 ・「明日にもテポドンが飛んで来ますよ。 一人一穴、シェルターを持ちましょう。 そこで…あっ、これは違う」と、 わざとらしくピストルを見せて威嚇。 ・反応の悪さに「厳しいな…。チンポですか?」 しばらく下半身放り出したまま演説。 ・物販で新たに扱う事になった商品の説明 (実際には売ってません)。 「この超高級…式スコップ (後に懐中電灯とルービックキューブを取り出し)、 物販ブースで販売しています。お安くしました。 10万円のところを99,800円」。 ・「ビジュアル系でデビューするはずだったんですよ。 どうしてこうなっちゃったんだろ?」。 概ね『轟沈演説』から抜粋して構成。 他、「豚足チョップ、チョップ、チョップ、チョップ!」、 犯罪者の見分け方指南、 「マイケル・ジャクソンは 金正日を超えた世界一のキチガイです」、 「皆さん、覚えておいて下さい。私は…パンクです」、 「来月NYに行ってまいります」、 なかなか帰らせない客に 「私は前座ですから」(でも嬉しそう)、 「厳しいな…。今日は婚約者が来ているので なんとかやっているけれども。最前列に婚約者がいます。 あのな~、お前のせいなんだよっ!」、 ディスコミュージックに乗ってダンス&手品、 始める前にとんでもない発作(笑)を起こしての 『スピーチ』など。 「じゃっ」と爽やかに退場、終了時刻は21時50分くらい。 約一時間話してくれただろうか。 今回は特に男性客の笑い声が響き、 中には作り笑いのような声もあって、 もしやサクラか?(←失礼な)。 前回の日比谷公演からの進化、 久しぶりの流れ星ヘア、そして顔面崩壊(笑)、 楽しませていただきました。 外に出ると強風吹き荒んでさぶいさぶい。 時間が許せば出待ちでも、と思ったがリミットの22時30分。 ご一緒した皆さんにお暇を告げてサッサと帰宅。 ああ~っ、寒! PR ![]() 2003年2月12日(水)『鳥肌実の轟沈演説』 日比谷公会堂 夏に行われた本公演『我が闘争』から半年。 皇居傍にある日比谷公会堂は何やら物々しい建物である。 40年ほど前、当時の社会党委員長・浅沼稲次郎氏が 演説中右翼少年に刺殺されたという過去もあり、 常に強い影響力を持つアイテムを カリスマ性アップの為に利用する鳥肌実氏を 盛り立てる演出に適している。 模倣というか追体験というか、とても危ういユーモアだが、 鳥肌氏の表現をリアルワールドに干渉する フィクションとして楽しんでいる私には、 充分エンタテイメント。 人々が何を笑っているか、分析するほどに 戦慄の度合いは深まる。知識欲を満足させると同時に、 「知らなければよかった」と思う事もまた少なくない。 なんともエロティックな公演である。 (以降、うろ覚えです。前後している箇所もあると思います。 ご了承下さい) 場内は満員御礼、期待の熱気か暖房の効きすぎか(笑)、 なんともモワリとした空気。 開演時刻から10分ほど遅れて客電が落ちる。 三島由紀夫の演説が流れ、サイレン、は鳴っただろうか? 玉砕スーツの鳥肌氏が登場、 客席に「ヨッ!」とばかりに手を上げる。笑顔だ。 明るくなった舞台には上方に『鳥肌実 個人演説会』、 その下に日の丸国旗とことりのご紋、背後に金屏風、 舞台向かって左側には縦書きの『轟沈演説 鳥肌翼賛会』、 中央の演壇には水差しと立派な松の盆栽、 等々が配置されている。 持参した黒カバンから原稿や扇子、 そして無造作にピストルを出して客を威嚇する。 いつも通りの丁寧な挨拶の後、 「今日は早速刈り上げに失敗致しました」。 「おとついの事ですが、新潟で公演がありまして、 (翌日)珍しく早起きをしたんです。朝の五時半に起きて 白のライトバンでひとり、日本海へ行ったんです。 砂浜を歩き、彼方を眺めながら、 あぁ、ここから袋詰にされて…」と北朝鮮拉致事件に言及、 「何とか仕返しできないものかと」。 アイデアといえば、 駅前のパチンコ屋(朝鮮人経営)の景品交換所にうんこを置く、 律動体操を完璧にマスターして朝鮮総連本部前で披露するなど、 子供じみたもの。 「なんだか考えているだけでぞくぞくするな。 と、向こうからじいさんがやって来る。工作員かと思い、 「ハッ!」とファイティング・ポーズを取る。 するとじいさんも「ハッ!」と身構える。数分にらみ合った後、 「おはようございます。いいお天気ですね」と挨拶され、 「そうですね」と。 ジョギングしていた、ただのじいさんでした」。 連日報道される北朝鮮の狂った国情を次々と暴露し、 「若さというのは素晴らしい。しかし無知ではいけない。 常識というものがあるわけです。 それは北朝鮮人が人食い人種、 朝鮮総連(だっけ?)は人殺し集団、 朝鮮銀行は居直り強盗、 そして朝鮮半島が日本の領土である事です。 こういった事を知らないとまともな大人にはなれない」。 「先日9才の女の子とセックスしまして、 しかしこの子が何も知らない。 フェラチオが満足に出来ないと憤慨しておるのではない。 こればかりは経験がものをいう、仕方ない。 それなりにがんばってくれましたよ。 ここぞとばかりに思いっきり中出し。 恐縮しながらザーメンをふき取りました。 その子に「テポドンはいつ飛んでくると思う?」と訊くと、 「なにそれ?関係あんの?っていうか、毛ぇ薄いよねぇ? ホントはいくつなの?」、 「ハタチだよっ!学校で何を習ってきたんだ。 テポドンも知らないんじゃ会話も弾まないじゃないか」、 「ウザイ。あんた芸人なんでしょ? どうしてそんなにつまんないの?なんかやってよ」、 卒倒した私は「皇居に向かって敬礼!赤旗新聞を配ろう!」 とギャグを連発し、大爆笑を取ったわけです。 日教組の左翼思想が蔓延する学校教育に危機感を感じ、 「素っ裸ではありましたけども、土下座致しまして 「頼む!社民党本部を爆破してくれないか」、 するとその子は「はっ」とした顔をしましてね、 「やっぱハゲてるよねぇ?」、この言葉で一気に嫌気が差し、 そのまま股間に顔をうずめて 暖かいおしっこを飲ませてもらった訳です」。 (ちなみに私はここで吐き気を覚えました) 「ここ数年、 訴えてきた事が現実に起こっています。 大抵の人間がキチガイの戯言と聞き流してきた。 ところがどうですか、みなさん。 「怪しげな船舶がやってきて三日に一度拉致されている」、 「在日系のパチンコ屋で吸い上げられた金が テポドンになります」、全部当たってるんですよ。 3年前の野音『人間爆弾』で言っていた事ですよ。 当日は「ニュース23」が取材に入り、 一部始終をカメラに収めていたにもかかわらず、 重要な部分は全てカット、 セリフを忘れて呆然とダダ滑りしているところのみを放送、 私はしゃべりの下手なインケツ芸人とされ、 一気に仕事が減ったんです。 これは全て赤キャスター、筑紫哲也の仕業です。 TBSと書いて「ちくしの、ぶたが、しきってる」」。 「一昨年の野音『戒厳令』、厳しいライブでした。 一時間半、ドッチラケですよ。どうやって煙に巻いて帰ろうか、 終演間際に思い付きでこう言いました。 「みなさ~ん、私は芸名をミスター・カミカゼと変えて NYの自由の女神に突っ込みま~す。 はぁ~あ、ぎょくさいっ!」 実際は世界貿易センタービルだったわけですけども」。 「初詣でおみくじを引いたら大吉、初夢は大作でした。 忘れないように正月三賀日に書き留めました」。 頭のてっぺんに大きな胡蝶蘭の花を育成した池田大作が 「貧乏人はこっち~、病人もこっち~、 赤旗取ってる人はあっち~、立正佼成会、入ってるの? 絶対地獄~」と人を振り分け集めている。 「ついに私の番になり、「君はこっち~」。 逃げようとすると「君はウチのキャラだから 八方塞でしょ?おつとめするしかないから」。 場面は変わり、 『ファンタジーバスツアー 大作と行く人間革命の旅』 と書かれた幕。 さえない連中で満杯の車内は 混ぜてはいけない化学薬品から発生した毒ガスのよう。 乗客のひとりが発した「みんなうんこなんだよ」をきっかけに うんこの投げ合いとなる。 最後尾に座っていた大作氏は頭の胡蝶蘭から ぽこぽことマスクメロンを生み出し、 食べ残した皮を競にかけ5000円(?)で落札させている。 それを見て「とんでもないな」と思いつつも段々、 美味しそうに見えてくる。 思わず手を出すといきなりチンポを出され、 「しごいてみんかい!」。 一通りの奉仕を終え、レイプされた直後の女性のように 呆けていると車内のテレビモニターから 泣きながら大作氏にすがりつく久本雅美の姿が。 乗客はみなもらい泣き、「好感度はこうして上がるのだな」。 気づくとバスは延々と信濃町を回るばかり。 「行き先を知らない」と言う運転手は小室哲哉。 「こいつも行き場を失っておるのだな」。 大作氏に行き先を知らぬまま運転していた事を咎められ土下座、 お詫びとして鈴木あみを紹介するよう言われた 小室氏は空気を読めず、 「だめです。あそこはオヤジがうるさいんです」。 すると「ほなら、お前とこのglobeの…なんたらいう女、 連れて来いや。来な、除名やで」なぜか関西弁の大作氏。 バスはクイックターンを決めて 新宿の紀伊国屋書店のドまん前に横付け。 乗客に『人間革命』を買い占めて来るよう、 バスガイドの片寄斗志子氏が告げる。 大作氏は「貧乏人は万引きしてでも取って来い。 金を払おうが払うまいが、ウチには入ってくる。 取ってきた数でこれからの待遇を決める」などと煽る。 これを聞いた乗客は紀伊国屋へ突進、 本の切れっぱししか手に入れられなかった鳥肌氏に大作氏は 「なにこれ?やる気あんの? 君、ロシアね。樺太支部。平社員決定」。 後、創価学会と関わる学校や施設に乗り付けイヤガラセを敢行。 そうこうする内に正田邸前に到着。 「人間革命の時間がやってまいりました。 祈って下さい。南無…マンセー!!」 バスは正田邸に向かって「お庭の木を切らないで下さい」などと 叫んでいる人間諸共大黒柱に突っ込み、炎上。 しかし怪我人は出ず、「祈ったおかげで助かった。 みなさん、私のおかげです。お金を払いなさい」。 そこへボンデージ姿の土井たか子が現れ、 大作氏をムチでしばき顔面騎乗、脱糞。 喜びに震える大作氏、 「オッケーカモン!レッツゴー、ファックミー!」。 「この夢が何を暗示しているのか、全くわかりません。 私の主観は一切入っておりません」。 「では、ネタに入ろうと思います」と袖からマイクを運び、 演壇の前に出、『健太と私(オオクワガタ編)』を。 「たったひとつの嘘で健太は口を利かなくなり、 妻の夏江とはごぶさた。嘘はいけない!という話です」。 「失敬だなも~、帰るよっ!」と去る。 客電落ちて舞台からセットが片付けられる。 「動物の唄」が流れ、♪コビトッで切れる (元は「カバ」が付く)。 ピンクと青の照明の中、曲は勝新太郎の『サニー』。 ラートで現れる。大車輪。 ただ端から端へゴロゴロと横移動するだけだが、可笑しい。 池田大作氏(らしい。私は本人を見たことがない)の パネルを持って軽やかにステップを踏む。 決め顔がカッコイイ。 そして、手から離れたステッキを操る手品を見せておしまい。 客出し音楽は「ソーラン節」。 他、 ・死を予感してか、 金総書記は喜び組と連日のセックスで種の保存を図っている。 ・日本が北朝鮮の攻撃対象になっている理由のひとつに 数え上げられるのは、強烈なMである金氏は Sである引田天功氏に取り入る為、ミッキーマウスの調達に 息子を使ってディズニーランドに潜入させるなど奉仕した挙句、 無視され続け、それでも付き纏う金氏に いい加減嫌気が差した天功氏、 「あんたダサいのよ。何その上げ底。 チビ・デブ・天パは嫌いなの。引っ込んでなさい」と 一蹴された事。 ・「私のホラ話を次々と実現してしまう北朝鮮のキチガイ。 ある意味私の理想に近づいた男アズナンバー1。 ナンバー2は大神源太です」 ・演壇前に進み出る途中、原稿を落とし 「アッ、アッ」という表情で笑いを取り、 その後両腕を広げるが何もせず。 ・「一人一穴主義です。核シェルター、日本語に訳せば防空壕。 深く掘れば掘るほど安全です」と、スコップ、懐中電灯、 そして気休めにとルービックキューブ (スペースシャトルにも使った耐熱タイル使用)を付け、 10万円のところを大幅に値引き、99800円で販売。 ・「んん、ちょっと喉が」と水差しからコップを外し、飲む。 残った水をチョロチョロと元の水差しに戻す。 ・ことり事務所をおおとり株式会社にする予定が、 借金2000万を突破。スタッフとの会議の結果、 「私が再びアルバイトに出る事になりました」。 ・機関銃を取り出しカタカタと鳴らして威嚇。 等々。 (初夢話の中、CMで『人間革命』のナレーションを担当する 片寄斗志子の名が上がります。 TBSラジオを聞いてると頻出。 相変わらず細かいチェックだ、鳥肌実) ![]() 2002年12月26日(木)武蔵野芸能劇場 『第19回記念腐れとんかつ祭り 鬼畜寄席 NO NEW YORK』 眠い。貧乏も極まっては、お仕事を休むなんてとてもとても。 寝不足と疲労をひきずりつつ、 開場10分前に会場のある三鷹に到着。 会場下ロビーでは『魂のアソコ』監督のジーコ内山さんが 忙しなくチラシを配っていた(*1)。 「今度どこかでお会いしたらご挨拶」と思っていた私、 果敢にアタック。 一応確認の為に「ジーコさんですか?」と声をかけたらば、 すかさず「違います」と返され(笑)、 「失礼しました」と去るのがお約束のような気がしたのだけど 止めてもらえなかったら寂しいし、 「いやいや、私は素人だ」と思い直して普通にご挨拶。 「じゃ」と去ろうとすると、目の前に手が差し出され、 頭に「???」が浮かぶ。 握手を求められていると気づくまで約2秒。 どうやら今日は頭の回転が鈍いようだ(いつもだよ)。 嬌声が上がって「何?」と顔を上げたが、 聞こえたのはカートの音だけ。 チッ!鳥肌さんの入りを見逃した。 開場を待つ列に加わり、まんじりともせずに待つ。 約20分ほどの遅れ。入場。前から四列目の席に座る。 BGMに「戦場のメリークリスマス」が流れ、 なんともきな臭い寄席。 (今回はほとんど覚えていません。 総じて北朝鮮関連のものが多かったように思います。 以下、細かな言い回しなど不正確です。ご了承下さい) <亀古のぶお> 金髪のカツラに大きなピンクのバスタオルを巻いて、 でも白塗り。 風俗嬢らしい。 でも白塗り。 「アタシ?マチルダ」。 シャワールームが空くまでお客さんを前に 独り言のようなサービストークを続ける。 <坂本頼光> 普段は活弁をやっているそうだが、 主催の居島さんから強制されて‘ものまねショー’を。 時代は昭和。真似る対象が淡谷のり子や大屋政子だったりする。 「似てる」というより、「わかる」感じ。 <猫ひろし> ブリーフに海水パンツ(?)を重ねただけの姿で登場。 脈絡のない一言、行動を繰り返す。 バタバタという音が間断なく響き、とにかく落ち着きがない。 一度舞台を去り、勝手にアンコール。 <ペイパービュウ(三平×2&見た目が邦彦)> 三平×2:あの三人の後はやりにくいよ。 アンコールしたヤツもいるしよぉ。 今日は鳥肌さんの客ばっかりだし。お前挨拶に行ったんだろ? 見た目が邦彦:「よろしくお願いします」って言ったら 「どうも」って。 三平×2:鳥肌さんはお前みたいなヤツが一番嫌いなんだよ。 見た目が邦彦さんはその名の通り、 三田村邦彦に似ている。 違うのは頭蓋骨を打楽器にしているところか。 叩かれるたびに口を開けていい‘鳴り’を披露。 ツッコミの三平×2さんのプレイに酔いしれる。 <ヘブリスギョン岩月> しょっぱなから滑って先行き不安。 道具屋(大工)がフリーマーケットに参加する噺をするが、 途中の雑学(大工や商売に関する用語。 「ぬき」や「しょんべん」など)に感心してしまって、笑えず。 <山田広野>(site) 息を切らして登場。 30分前に出来たばかりのフィルムを使うという。 しかし機材トラブル。 しゃべりで繋げるのは気が進まない様子、 しかし深みのある話に「ほほう」と応援したくなる。 「第二の故郷、福岡で公演したんですけども、 アンケートに「下ネタはやめて欲しい」と 激しい文面で訴えられまして、 次の公演では下ネタのないフィルムで通したんですね。 すると今度は 「下ネタがないじゃないか」と不満を訴えられまして、 お客さんに合わせてちゃいい公演はできないな、と」。 もうね、拍手喝采ですよ、心の中で。 お客なんか勝手なんだから、合わせちゃダメです、ホント。 清々しい活弁と人柄にブラボー。 <元気いいぞう> ギターを抱え、弾き語る。歌声は南こうせつに似ている。 木曜深夜、テレビ朝日が放送している洋画劇場は 本当に下らない作品ばかりをチョイスする。 その憤りを歌った曲が良かった。 「チーチ&チョン」シリーズとか 「裸の銃を持つ男」シリーズはまだしも、 この日は 『人質奪還 ペルー日本大使館公邸占拠127日』だもの。 映画化されてる事さえ知らなかったさ。 ちなみに1998年のアメリカ作品。 <アロエ太郎> ほう、今日は本名で出演だね(本名じゃないですよ、たぶん)。 と、マドンナの「ライク・ア・ヴァージン」が鳴り響く。 ベージュのスーツを着、 見えない糸でステッキを操りながら登場。 乱暴な手品だなぁ(笑) 忌々しそうに裾にステッキを投げ、音楽を止める。 ビールケースに立つと、なぜか笑い声が。 「まだ笑うような事言ってないじゃないか!」と一喝。 ・「え~、エセ右翼と言われ続けておりますが、 本物の右翼です」と真顔で嘘をつく。 雑誌『ダカーポ』の右翼特集に取り上げられるが 蔑ろにされて憤慨、編集部に怒鳴り込むも、 反撃に遭い玉砕(やっぱり/笑)、頚椎挫傷。 首をさすっているが、よく生きてるねぇ。 ・「すみません、五分ほどお時間を下さい」と ビールケースを降り、裾から山田広野さんを連れてくる。 なにやら文句があるらしい。 わざわざ小さいビールケースにふたり向かい合わせに乗り、 胸倉掴んで「なんなんだよ、アレは! すっかり白けちゃったじゃないか。 お金を払って見に来ているお客さんに失礼なんだよ!」 と叱り飛ばした後、 小声で「すいません、はい」と退場を促す。 去っていく山田さんに拍手を送る客(笑) ・いきなり「チンポですか?」と、 まだ始まって10分も経たないのに。 脱いだブリーフを最前の客に預け(迷惑!)、 下半身露出の状態でしばらく続けていたが結局、 靴下以外全部脱ぐ。 ・「ナイト・オン・ファイアー」が流れている間、 踊るでもなくウロウロとした後、ストップのサイン。 何がしたかったのか? ・クリスマスは川崎だかどっかの駅前で 18歳の娘を殴って蹴って交尾を果たし、 来月はベルリンへナチスの軍服を買い付けに行く月収65万の男は 新商品の開発に余念がなく、しかし 「今日が仕事納めなんですけど、こんなはずじゃなかった…」。 ・スタバで2chをチェック。 「腐れとんかつの辻本清美も片付いた今、 次のターゲットは管理者のひろゆきです。粉砕致します! しかしどのメディアからも無視されている自分を 取り上げてくれている」と複雑な心境を吐露。 ・「皆さんの表情がくもってきました」 ネタをやろうとする度に中断し、苦笑苦笑の繰り返し。 渾身の一言「飼っていたシャム猫が、 犬であったことが判明致しました」が見事に滑る。 預けていたブリーフを返してもらって 「こんなはずじゃなかった」とひとりごち、 「失敬だな、帰るよっ!」で退場。 <米粒写経(居島一平&サンキュータツオ)> 矢継ぎ早の悪口。 「なぜこの人は上下紫色の服を来てるんだろう…?」などと ネタ以外のとこが気になってしまうほど、 あまりに早くてついていけない。 ネタ自体は勉強になる感じ。悪口ばっかりだけど。 <殿方充> ずっと下を向いての噺。相撲取りの悲しみをつらつらと語るが、 いくら表現が大人でも笑いどころが幼稚園児レベルでは、 どうにもこうにも。 前回が面白かっただけに残念。 終演は22時過ぎ。アンケートを提出して階下のロビーへ。 ネットでお世話になっている方々とご対面を果たす。 帰宅途上、 「今日は疲れたけどいろんな芸人さん見れて楽しかった」と、 舞台の人間には届かなかった(らしい。なにしろ 「ウケない」と不安を口にされた事、数回)感想を胸に、 鳥肌さんのグダグダは計算上のものかと考えていた。 なぜなら‘アロエ太郎’で出演した今回、 一度も‘鳥肌実’を口にしなかったから(おそらく)。 …こうして色々考えさせてくれるから飽きないんだろうなぁ。 今年はこの公演が見納め。来年はどうなってる事やら。 *1 文中、ジーコ内山さんとのエピソードがありますが、 後日、別人である事が判明致しました。 ジョン・レノンさん(*2)でした。 この一件は鳥肌さん主演の『魂のアソコ』は故人、 それも高名な音楽家が チラシ配りをするほどの名作である証明といえましょう。 *2 後にジョン・ノレンと改名なさっていました。 つまり、そういう事です。 ![]() 2002年9月14日(土)個人演説会『我が闘争』熊本市民会館 「地方公演はどんな按配か」、 「九州では‘先生’と慕われているらしい」、 「なのに殴られもした」などのいい加減な魅力と、 母の実家がある熊本なら安く上がるし連休だ、 といった色気により、参戦。 この軽率さが祟ったか、 日を追う毎に精神を圧迫する事態(私事)に見舞われ、 何度も「このチケット、売ってしまおうか」と思っていた。 しかし、「遠征は二度とするまい」と気持ちを整理、 渡・熊本。 無事到着するも、試練は終わらず。 ひとりで来りゃ良かった…。 体調は季節の変わり目特有の ‘あとちょっとで風邪引く’状態が延々と続き、 精神はうつ状態。帰りたい。 支えるは目的「公演を観る」のみ。 その後は抜け殻でいい。 まったく、なんだよ、この天気の良さは。 こんな暗黒(笑)を抱えながらの鑑賞だった。 私の席は1階1列33番。近過ぎる。 舞台上方には『鳥肌実 全国個人演説会 「我が闘争」』、 中央に国旗、金屏風、向かって右方に大きな大きな生け花。 ひまわりが可愛い。前方には赤い演壇。 長く伸びたマイクスタンド。 本を読みながら待つ。 開演が近づいたか、そこはかとなくポマードが香る。 すごい威力だ。 暗転。 大音量の『貧乏不遇欲情空腹』。 空襲警報は、あったっけ?(減衰の記憶力) 旧玉砕スーツに白手袋、 右のひとさし指には大きなパールの指輪。 足早に演壇に立ち、数回の咳払いの後、 「樺太にキタキツネを見に行くと出たまま…」と ‘エキノコックス’ネタで始まる。 (以降、相変わらずのうろん&順不同。御了承下さい) ・「おはようございます! 世界的演説家、鳥肌実でございます」。 丁寧に深く、上手下手にお辞儀。 ・スピーチ。 「アンタねぇ!…結婚して下さい。お引き取り下さい」 スラスラリとこなす。 ・「数ヶ月前の事ですが」とW杯ネタ。 「道頓堀で全身黒の特攻服を着たガタイのいい男が 韓国人サポーターを川にポンポン投げ込んでおった。 私はすかさず名刺を渡そうとしたのですが、やめました」 「夏江と健太はフーリガンと化しておりました。 健太は家の中のものを壊しまくって、‘お前のせいだ!’」 夏江には「非国民!」と罵られ、父親の威厳はゼロ。 他、「フラットイレブンで全軍突撃、 ゴールは靖国神社の大鳥居。 キーパーがいなくても英霊が守ります。 1点も入らないシステムとなっております」 睨みを効かせるユニフォーム 「尻には唐獅子牡丹の刺繍をビッシャリと」。 ・徳田虎男とロシアンパブにてロシア人ホステスにイヤガラセ。 ・今日は満席ですけどね。4800人。 他の場所ではやればやるほど客が減る。 ・明日こちらでは朝鮮人を皆殺しにする祭りがあるそうで。 一日(帰るのを)延期して見に行こうかな、と。 ・鼻をクンクン、クンクンさせる。 「今日は創価学会員の匂いがします」とニヤリ。 ・祝電をいつもの黒革バッグから取り出す。 偶然を装ってピストルをまろび出させ、ニヤリとアピール。 ・「ネタの方に入りたいと思います」と、髪を流れ星に。 「ハゲてきたんだよ。ハゲたらハゲたで」とネタにする様子。 ・ビジュアル系でございます。 ・♪べサメ~べサメム~チョ~ と歌いながらムーンウォーク。 向きを変えればマイクも持ち替える。細かい。 ♪どんなに~雨が降っても~ で、ショボショボの終了。 「ミュージックシーンにも進出して行きたいなと」。 ・コスモのパワーが集まって参りました。 ハァ~~!(夏江に挿入する時の声と同じだ/笑) マッチョ!マッチョ! ・「昨日は41度の熱でね、両腕に点滴、 座薬を3つほどアヌスにブチ込んで」とお尻を突き出す。 いい角度だ。 ・先日HIVの検査をしたのですが、結果は陽性でした。 ・用意したネタは以上なんですが、あと1時間30分あります。 頭の中は真っ白です。腹の中は真っ黒です。 ・自家用霊柩車の話。「即金現金の130万」。 「陸運局のお偉いさんが出て来て役人の態度が急変。私も急変」 「自宅の前にはヤクザのベンツ、 ベントレーが停車しております。 この霊柩車で睨みを効かせております」 ・ことり事務所主催でこじんまりとしたレイブパーテーを。 クスリはこちらで用意します。 ・10年前、インドへ行こうと思い立ち、 ボンベイの空港に降り立ってすぐ、 「ここは私の来るところじゃないな」と、 1時間30分で帰国致しました。人生観が変わりました。 インド人は臭い! ・『朝まで生テレビ』に電話で三日に一度、 出演交渉をしています。司会の田原総一郎は 「鳥肌ぁ?あいつダメ、使えない」。 そこで私は『しゃべり場』に出てね、 あの生意気なクソガキ共に、議論なんてしませんよ、 「死ね!お国の為に」こう言って頭をひっぱたいてやります。 ・玉砕け ああ玉砕け 玉砕け 「しばし、お待ち下さい」…。何か考えている様子。 が、何も浮かばなかったか、 再び「しばし、お待ち下さい」と袖に消える。 暗転の中、さだまさしの『防人の詩』が流れる。 数分後、竹槍と零戦を背負った例の扮装で登場。 真っ赤な照明。 まずは竹槍を持ち、背中の竹をカンカンいわせながら振り回す。 前方の客を突いたり、まるで訓練のよう。 袖のスタッフに竹槍を渡し、刀を受け取る。 鞘から外し型を決めるが、肩のヒモが気になったらしく、 スタッフに結び直してもらう。 再び刀を使ったパフォーマンス。生け花をバサバサ。 枝を手に取り、切れ味を見る。 刀をスタッフに渡し、演壇へ。 「長年飼っていたシャム猫が、犬だった事が判明しました。 ありがとうございました!」であっさり終了。拍手。 「今日は尻だったな」、納得しながら席を立つ。 会場を出れば「霊柩車あるよ~」の声。売ってんのか。 ちょっくらちょいと見てみっか。 お~、ご立派! ぬ、出待ちの人数がハンパじゃない。 50人はいたんじゃないか? ‘出待ち’という初の状況にアタフタしている上に、 観賞後でテンションが落ちない。 たぶん、目がイッちゃってる。 こんなのは私だけじゃなかったようで、 客観的に皆さん、アブナイ(笑) 携帯のカメラで霊柩車前で記念写真を撮ったり、 中を覗いたり、湯気が出そうな熱気だ。 「なんか違うよなぁ」などと思いながら、待つ。 数分後、ネット上でお世話になっている方に会い、 お話し相手になってもらっていると、 途中、迎えの車が来たのでお別れのご挨拶。 車のドアを開けたら、 「出て来るまで待ってらっしゃい」と伯父に諭され、 再び群れに戻り、待つ。…ホントは待つの嫌いなんだよ(怒) しばらくして歓声が上がる。出てきた、らしい。 う~、全然見えない(泣)周りのデカイ男共に 「中将を抱き上げてくれ!」と心で願うも空しく、 霊柩車は勢いよく発進。かと思ったら、ぼっさり信号待ち。 瞬く間にファンからの握手攻め。 既にテンションガタ落ちの私は見守るのみ。 情熱的だな~、皆さん。 夜景に映える霊柩車、 チラと見た運転席の中将はニヤリと笑みを浮かべていた。 お疲れ様でした。私が。 ![]() 2002年10月14日(月・祝) 『卒倒ライブ 第19弾』渋谷La.mama 今回の公演タイトル、公式サイトでは 『太陽日の丸人間爆弾 第弐』となっており、 ひとり芝居と演説、どっちなんだ?と 疑問に思っていたら両方だった(笑) そういったわけで(?)二部構成。 まずは第一部。「廃人教師」。 (記憶だけを頼りにしてるので、不正確な記述です。 ご了承下さい) 時刻は15分押しの19時45分。 出囃子『貧乏不遇欲情空腹』の後、 キンコンカンコンとチャイムが鳴る。 颯爽と現われたはいいが、なんだ、その格好は。 明かにサイズの小さい、袖も裾も七分丈の赤ジャージ。 眉を太く描き、オヤジなメガネをかけ、 ヘアスタイルはいつもの9:1分けだが、 後頭部に二本の触覚を立てており、 軟弱な体育教師といったところ。 (当日は体育の日。こんなとこにもかけての演目だろうか。 中将の芸は細かい) 教室に入るも、号令がない。 「号令だよ、号令!朝の挨拶じゃないか! もういい、俺がやる!起立、礼、おはようございます!」 元気よく挨拶するも、返事はない。 「なんでみんな言わないんだよ!」。 出席を取っても返事はない。 「アダム!アダム!いないのか?いるじゃないか! なんで返事しないんだよ。いつもお前が出端を挫くから 出席が取れないんじゃないか。交換留学生のクセに…。 ギリシャに帰れ!」 「ん?窓が開いてないじゃないか。 朝の爽やかな空気を満喫できないじゃないか。開いてる? 全部閉まってるじゃないか。どこを見てるんだ、 何がおかしい!」と、股間に目をやるとファスナー全開。 照れながら「なかなかうまい事を言うじゃないか」と ファスナーを上げ、ない(笑)。 窓を開けなかった生徒にキツイ高校(名前失念)に推薦、 または原発に就職させると脅しをかけた後、授業開始。 「教科書、Bの(?)ページ、太平洋戦争のところを開いて! はい、黙祷!目を開けるな、黙祷! 目を閉じたまま聞け。昨日、職員室に私宛てに 意味不明の親子丼が10人前届いた。笑うな!」 先生方と手分けして食べたが、代金は全て自分持ち。 家に帰ろうとゴッド稲妻(自転車)にまたがろうとすれば ペダルとサドルが奪われている。 仕方なく子供料金でバスに乗って帰る。 果たして家は炎上。 「おそらく同一犯、そいつは大変心の貧しい奴という事だ。 何がおかしい、笑うな! お前は今すぐ体操服に着替えろ! 校庭10周、皇居に向かって敬礼100回! なんだよ、その顔は!」 グイッと胸倉を掴まれ、 「我慢を学ぶいい機会だ」と諭すもぶっとばされて一限終了。 休み時間にトレーニング。 BGMはなぜか「レッツ・ダンス」。 シャドーボクシングの後、なわとびで二重飛び。 三回以上できません。 二限はホームルーム。 体育祭に向けてフォークダンスの猛特訓を続けてきたが、 問題発生。 「仮にS君としよう。彼が言うには 女子全員に手をつないで踊るのを拒否されてるらしい。 神をも恐れぬ行為だ。 おい、坂本!お前の話をしてるんだぞ! なんで下向いて本なんか読んでるんだ! そんな本(タイトル失念)読んでるから嫌われるんだ。 没収!後で職員室に取りに来い。 代わりに『ファーブル昆虫記』をやろう」 結局、嫌われている理由は「臭いから」。 その後無理矢理坂本君の差別問題を解決して、 以下略(申し訳ない)。 オチの曖昧なまま、 「着替えてきます。5分ほど、お待ち下さい。 トイレ休憩という事で」と、退場。 時刻は20時10分。第二部開始。 旧玉砕スーツで登場。 この後が大変(笑)いつも以上に脈絡なく、 ネタは中断を重ね、マトモだったのは「スピーチ」くらい。 力いっぱいの「死ね!お國のために」、 「帰ります、我に」など、 個人的に好きな言葉が聞けて嬉しかったが、 いうなれば総集編のような内容(フォローしてます)で、 情報量の多さに卒倒。記憶力はますます低下。 とても時系列は無理なので、以下はメモ程度にしか。 ・第一声が「え~、チンコ」(不吉な予感です/笑)。 「右翼左翼ヤクザ怖い」。 1発目のネタは忘れました。「小泉首相が北朝鮮へ」かも。 「キム・ジョンイルのヤニ濃いキャラに対抗するには…」 ・「初めてやります」と「自己紹介」を。 何度か聞いてますが…。 ・「聞いてる?フットマイクの調子がね…。 機材のせいにしました」 ・「東京には8月の野音から9月10月と、帰ってません。 明日は筑豊の方へ行きます。全国を回りました。公演168回。 やればやるほど動員が減るんです」。 ・ホテトルとデリヘルの違いを説明。 呼んだはいいがチェンジを繰り返し、とうとう朝に。悶々。 ・W杯ネタ。健太がフーリガンと化し、 夏江に「この非国民!」と罵られる下りを披露。 ・「ひとり芝居をね、『オンエアバトル』でやろうと思って 練習したんですけど、全然頭に入らない(笑) アルツハイマー入っております。テレビ進出はあきらめました」 ・「映画を撮ってます。『腐った豚の骨』。 年末に公開が決まっております」。 ・「43歳になりました」。 ・「頭(ひとり芝居)は忘れて下さい」。 ・「今日と云う日を非常に後悔しております」。 ・「みなさん、今日は帰れませんよ」。 ・「佐野元春に作曲を依頼しています。 カラオケボックスで歌の練習をしています」。 ・「『BUBKA』の連載は終わらせていただきました。 来月からは『裏BUBKA』で…」。 ・「『BURST』はご覧になりましたか? あの勲章はひとつ300万から400万するもので、 身につけているもの全て合わせると1200万ほどになります。 戦争オタクですからね。へへッ(笑)」 ・「あの、W杯ネタを聞いたことのある方、 手を上げていただけます?あっ、ほとんどの方が…。 時間を稼げるのでね、えへっ(笑) じゃあ、パールハーバーの方は…。あっ、これも…。 コアな方ばかり集まってるんですね。 私芸歴18年ですけど、ネタふたつしかないんですよ。 みなさん、大人になって、聞いて下さい」と、 「パールハーバー」ネタへ。 結局しばらく後、W杯ネタもやったのだけど、最後までやれず。 ・「大神源太。ね。あのヤニ濃いキャラ。 本物にはかないません。私なんか商売でやってるわけですから」 ・「廃人(芸人?)ではなく病人です。 外から鍵のかかる病室にいました」 ・「ここにいるみなさんとはファミリーですから」。 (←「甘えさせて欲しい」と言っている) ・「新しいグッズが出ます。 これ(玉砕スーツ)と同じ、パジャマです。5800円です」。 ・「先月結婚、入籍しました。先日離婚しました」。 ・「すみません、本当にすみません。 土下座を…するわけにはいかない」。 ・切羽詰った時はコレ。全裸です。 あぁ、とうとう脱ぐ時が…(嘆) 久しぶりに見たけどなんだか‘実印’みたい。 捺したらどんな文字が刻まれてるのか。と、ヘンな連想。 「勃起させるには集中力が…。 すみません、乳首触ってもらえます?」。 どんなにいじっても変化なし。 ・「6キロくらい太ったんですよ。64キロです。 なんか、人に太った太ったって言われてね…」 ・全裸のまま 「今朝目を覚ましますと、全身山吹色でございました…」 ・「え~と、みなさん東京の方ばかりですよね? ツアー中いろんなとこ行ったんですけど一番困ったのはねぇ、 岐阜。霊柩車でホテルに向かってたらヤンキーに煽られました。 ケンカになってね。勝ちました」。 ・「ブリーフだけ履かせて下さい」。 ・「いつもはこんな事しないんですよ」とお客に質問を乞う。 北朝鮮、マレーの虎、東郷神社。 お客を選ぶ時の「今すごい目で睨まれました」が可笑しかった。 全裸(ブリーフはあり)で近づくからでは?(笑) ・「最初から最後まで素でした」。 ・「長年飼っていたシャム猫が、 犬だった事が判明致しました」。 ・「この着替えるのがね、恥ずかしい」 とスラックスだけ履いて、そそくさと服を抱えて、 帰るのかと思ったら再びビールケースに立つ。 一言発し(忘れた!!)、拍手を断りながら退場。 終了時刻は21時48分。 衣装替えの時間も含めて二時間強。すごい。 これだけ長い時間をかけて巻き返しを図り、 全裸にまでなっちゃった今回、 プレッシャーでもあったのだろうか? カメラのフラッシュに動じず演技を続けた中将を 頼もしく見ていたのだけど、徐々に情緒不安定丸出しに。 「失うものはなにもない」、こんなロックスピリッツを 見せてもらったと表現しておきましょうか(笑) ただ、緊張感ある演説を期待していた方には とんでもない裏切りだったと思います。 これは悪口書かれても文句言えないぞ…。 ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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