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INTERACTIVE LIVE SHOW 『WORLD CELL』
10月21日(水)中野サンプラザホール 1F20列2番

助手:福間創

set list
1.TOWN-0 PHASE-5 2.救済の技法 3.Caravan 4.庭師KING
5.BERSERK ~forces~ 6.GHOST BRIDGE
7.ナーシサス次元から来た人 8.MOTHER 9.万象の奇夜
10.MOON TIME 11橋大工 12.WORLD CELL
13.TOWN-0 PHASE-5
encore Kingdom

ステージ上はよりシンプルに、
小道具もバルーントリガーくらい。
物語に入れ込み過ぎたか、選択場面のBGMはカッコイイ♪
けど演奏曲減少、伴ってCG映像の増加で紗幕が上がらず、
生のヒラサワを拝む時間少なし…。

世界の運行スクリプトを備える庭師KINGを突然襲った心停止。
この処置選択に‘声援ショック’と‘放置’が用意されたが、
東京も大阪も、KINGを死なせない為に声援ショックを選んだ。
それが人情。
だけども、新時代(PHASE-6)に続いたのは放置だった。
暗に「死のない男」を思い出させる。うぅん。
結局KINGを休みなく働かせ、
堂々巡りの世界を築く事になってしまった。
すんごいショック。

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INTERACTIVE LIVE SHOW Vol.5
『SIREN -架空のソプラノ-』
9月4日(水)メルパルクホール 1F14列9番
9月5日(木)〃 1F14列15番

Guest chorus:Miss N、Miss aeh

SE:計算上のKun Mae

set list (9/4)
1.電光浴 2.On Line Malaysia 3.Nurse Cafe
4.Gemini 5.Holy Delay 6.サイボーグ(Thai ver.)
7.SIM CITY(Thai ver.) 8.LOVE SONG 9.Siam Lights
10.Kingdom 11.asok(Thai song) 12.セイレーン
13.サイレン 14.Archetype Engine 15.Day Scanner
16.Mermaid Song
enore:Lotus、ハルディン・ホテル

set list (9/5)
1.電光浴 2.On Line Malaysia 3.Nurse Cafe
4.Gemini 5.Holy Delay 6.Lotus 7.Caravan
8.Siam Lights 9.LOVE SONG 10.スノーブラインド
11.asok(Thai song)12.セイレーン 13.サイレン
14.環太平洋擬装網 15.Day Scanner 16.Mermaid Song
encore:サイボーグ(Thai ver.)、
ハルディン・ホテル(Thai ver.)

舞台に用意された楽器はキーボード、ギター、
ミブリ(身体動作をスイッチにして操るインターフェイス)、
チューブラへルツ。
他、ゲストのお立ち台や、
優雅にグラストロン(眼鏡型のモニター)で
遊ぶ姿を見せる為のイスなど。

コンテキスト・ケイジなる檻の中で歌うヒラサワ。
ライティングは暗く、ディープでシリアスな雰囲気。
しかし一日目はマシントラブルをカバーする
繋ぎのトークで和んだり。

大きな課題は緑の神経網。
舞台から綠のレーザー光線を客席に向けて放ち、
それを客が鏡で受け、またその光線を
他の鏡に向けて繋いで行くという、
成功すればとても美しいイベントだが、
いかんせん目に悪い光線だけに、直視せずに繋ぐのは至難の技。
一日目失敗、二日目も、客席からは
光線をポイントに届けたように見えたがシステム側は感知せず。
惜しくも失敗に至った所を成功した事にして、
物語の収束へと向かった。

今回一番の見せ場↑がグダグダで終わったせいではないけれど、
ゲストの二人が歌う「asok」(実際の歌い手は女性。
タイのオカマショーは口パクが定石/*)、
場をさらう圧倒的なパフォーマンスだった。
ん~、スバラシイ。

*FC会員限定BBSにて、原曲情報を求めるファンの投稿に
平沢さんが答えたものによると、湾岸戦争時、
平和を訴える企画アルバムに収録されたものだそう。
自費制作という事もあり入手不可能。

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『SIM CITY TOUR』
9月6日(水)渋谷公会堂 1F12列6番

Guest:Miss N

set list
1.Recall 2.Archetype Engine 3.kingdom 4.Cyborg
5.Sim City 6.月の影 7.広場で 8.バンディリア旅行団
9.AURORA 10.環太平洋擬装網 11.舵を取れ 12.Colony
13.LOVE SONG 14.Echoes 15.Caravan 16.Lotus
encore ハルディン・ホテル

麗しのタイランドで、性を超越したオカマ達の神性や、
日本が失った共同体意識、AMIGA、シトロエンDS21など、
平沢さんが好むアレやコレが何の脈絡もなく共存している、
正にシム・シティの様相に大きなショックを受け、
その影響下に出来上がったのがこのインタラ。
擬胸弟(ぎきょうだい。杯でも交わしたかのように
絆の強いニューハーフ達を表現)ミス・Nを迎え、
とても荘厳で愛に溢れた仕上りとなった。

物語など、詳しい内容は『音楽産業廃棄物』や
ファンサイトでご確認いただくとして(逃)、
簡単に流れを。

オープニングで新キャラ登場。
ウィッワット・タラサンゴップ(‘平沢進’のタイ語訳)だ。
今後一体何人の平沢さんが現れるのか(笑)。
さて、オープニング。ハシゴの民ヒラサワが勇ましく、
スクリーンに映し出された層をハンマーで次々と叩き壊し、
客との距離を縮めて行く。このシーンに沿った演奏曲
(層を壊す=どんどん「シムシティ」に近付く)が続き、
ついに!カリスマニューハーフ、ミス・N登場!
その厳かな存在感に会場全体が息を呑む。
更にタイ語混じりの「サイボーグ」でテクノだ、SFだ。

健闘のヒラサワを爆死させた
悪役バイナリー・デカルトを退治するキーワード
「カルナーヤターヌア(牛肉食べるな)」をミス・Nが唱え、
仲間のニューハーフ達が
世界各国語の「愛してます」を告げるなど、
安堵と幸せ感に包まれた会場はこの後、
どん底に突き落とされる。
アンコールを求めたファンのせいでバイナリー復活!
全てが台無しという、大変イジワルなオチ。
会場に鳴り響く絶叫「責任を取れ~~~!」に脱力&苦笑。
ファンは再び茨の道を歩む事に。
も~、ヤな感じ(笑)

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I3DAYS '94 INTERACTIVE LIVE 『Adios Jay』
12月13日(火)新宿リキッドルーム 整理番号102

Guest:上領亘(Dr.)、加藤賢崇

set list
1.夢見る機械 2.ハルディン・ホテル 3.AURORA
4.ヴァーチュアル・ラビット 5.スノーブラインド
6.力の唄 7.LOVE SONG 8.広場で
9.フローズン・ビーチ '94 10.世界タービン 11.舵を取れ
12.ロケット 13.トビラ島 14.QUIT
encore ハルディン・ホテル

ジェイって誰?
今回は「アディオス・ジェイ」と名付けられたインタラ。
平沢さんご愛用のコンピュータ、
AMIGAの設計者であるジェイ・マイナー氏が逝去、
追悼ライブなのである。
因果か、この日の為に用意していたAMIGA二台の内
一台が死ぬというアクシデント、開演が遅れる。
舞台裏では筐体を開けて「イチ、ニ、サン」と号令をかけながら
チップやボードを押す‘アミーガ体操’を30分行っていたらしい。

選択場面の新たな試みとして、
ステージからレーザー光線を発射、
それを各自が持ち寄った鏡に反射させ、
再びステージ上のセンサーに当てて選択を完成させる
というものがあった。
しかし、どうしてもセンサーに当てたくなってしまうのか、
平沢さんの思い描いた
‘光が網目状に繋がる’美にはほど遠い出来。
少々肩透かしであった。

特筆すべきはアンコールで登場の上領さんの極上テクニック。
クリックなしでばっちりオケに合わせられるなんて…
ブラボー!!
平沢さんの「お見事!」に照れた表情を浮かべた上領さん♪

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HIRASAWA ERROR ENGINE 『平沢3幕3時間』
9月23日(金)日比谷野外大音楽堂 1FB1列9番

改訂の発表後、新規P-MODELのメンバーが揃わず、
苦肉の策と噂されたライブ。
実験、Hi-res(ソロ)、バンド形式の三様。
MCに加藤賢崇さんを迎え、とても贅沢な公演。

オープニング・アクト:4-D
members are
小西健司(Vo.、syn.)、三島和樹(Dr.)

set list
extract/all

なかなか拝めない4-D。
小西さんがキーボートやパワーグローブを操作して
静かにストイックに演奏する中、三島さんが登場。
めちゃめちゃカッコイイドラムを披露してサッサと退場。
小西さんはそのまま残り、平沢さんが登場して第一幕の始まり。

第一幕
members are
平沢進(Vo.、G.)、小西健司(syn.)

set list 1.石の庭 2.FGG 3.スノーブラインド

フリップ&イーノな大人の世界。
静かにジワジワと、音の波を広げる。
環境だかアンビエントだかミニマルだか。
野外に合う気持ちのいいディレイ。

第二幕
set list
1.フローズン・ビーチ 2.ソーラ・レイ 3.風の分身
4.力の唄 5.カムイ・ミンタラ 6.死のない男 7.金星
8.静かの海 9.スノーブラインド 10.広場で
11.LOVE SONG 12.AURORA

ヴァンゲリスの曲「天国と地獄」をバックに、
平沢さんが重たいチューブラ・ヘルツを運んで来る。
駆け寄るスタッフを制止して自力で引っ張るほど、
‘ひとり’にこだわっている様子。
新譜『AURORA』に合わせてか、
まだ9月だというのに黒のロングコート着用。
まるで宮澤賢治だ。
MCでは、
愛用していたタルボの製造元・東海楽器がつぶれた為、
フェルナンデス社に
偽造タルボ‘PHOTON’を作ってもらったとか、
‘好きなものがことごとくこの世から滅びる
’不吉なジンクス(笑/他にはシトロエンDS21)を語った。

第三幕
members are
平沢進(Vo.、G.)、TAKA(Key.)、高橋BOB(B.)、上領亘(Dr.)
Guest:横川理彦(青Violin)、本地陽子(赤Violin)、
梅津和時(Sax)、戸川純(Chorus)

set list
1.舵を取れ 2.嵐の海 3.夢見る機械
4.スケルトンコースト公園 5.バンディリア旅行団
6.ヴァーチュアル・ラビット 7.ハルディン・ホテル
8.世界タービン 9.カウボーイとインディアン
10.仕事場はタブー 11.山頂晴れて 12.QUIT
encore ロケット TECH

お待ちかねのゲスト満載、お祭り騒ぎ。
「夢見る機械」では助手に指示を出す博士のように
凜々しく歌唱。「ハルディン・ホテル」で
大きな帽子に大きな蝶ネクタイ、燕尾服を着た梅津さん登場。
その姿を見て平沢さんは笑いをこらえつつ、
「この人と一緒に行きますか?」などとアドリブをかました。
演奏終えて「まさか、こんなに変わり果てた姿になるとは(笑)
思いませんで、頭が長くなったというか」。
この後「世界タービン」から参加の、
ピンクで統一された衣装の戸川さんには
「今日はロリロリで」と珍しくニコニコ。
最後の「QUIT」は平沢さんが歌唱パートを終えて退場した後、
「夢見る機械」の歌(というより歌詞音読)を重ね、
♪苦難の助手よ、私に続きたまえ でピッタシ終了。
かっこいい~(惚)。
こんな去り方されちゃったら
長丁場に耐えた平沢さんをお客がすんなり帰すはずない。
アンコールアンコール!
参加ミュージシャン全員での「ロケット」テクノバージョンで
ワーッと打ち上がって終了。
ウハ~、お腹いっぱい♪

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