![]() HIRASAWA ERROR ENGINE 『平沢3幕3時間』 9月23日(金)日比谷野外大音楽堂 1FB1列9番 改訂の発表後、新規P-MODELのメンバーが揃わず、 苦肉の策と噂されたライブ。 実験、Hi-res(ソロ)、バンド形式の三様。 MCに加藤賢崇さんを迎え、とても贅沢な公演。 オープニング・アクト:4-D members are 小西健司(Vo.、syn.)、三島和樹(Dr.) set list extract/all なかなか拝めない4-D。 小西さんがキーボートやパワーグローブを操作して 静かにストイックに演奏する中、三島さんが登場。 めちゃめちゃカッコイイドラムを披露してサッサと退場。 小西さんはそのまま残り、平沢さんが登場して第一幕の始まり。 第一幕 members are 平沢進(Vo.、G.)、小西健司(syn.) set list 1.石の庭 2.FGG 3.スノーブラインド フリップ&イーノな大人の世界。 静かにジワジワと、音の波を広げる。 環境だかアンビエントだかミニマルだか。 野外に合う気持ちのいいディレイ。 第二幕 set list 1.フローズン・ビーチ 2.ソーラ・レイ 3.風の分身 4.力の唄 5.カムイ・ミンタラ 6.死のない男 7.金星 8.静かの海 9.スノーブラインド 10.広場で 11.LOVE SONG 12.AURORA ヴァンゲリスの曲「天国と地獄」をバックに、 平沢さんが重たいチューブラ・ヘルツを運んで来る。 駆け寄るスタッフを制止して自力で引っ張るほど、 ‘ひとり’にこだわっている様子。 新譜『AURORA』に合わせてか、 まだ9月だというのに黒のロングコート着用。 まるで宮澤賢治だ。 MCでは、 愛用していたタルボの製造元・東海楽器がつぶれた為、 フェルナンデス社に 偽造タルボ‘PHOTON’を作ってもらったとか、 ‘好きなものがことごとくこの世から滅びる ’不吉なジンクス(笑/他にはシトロエンDS21)を語った。 第三幕 members are 平沢進(Vo.、G.)、TAKA(Key.)、高橋BOB(B.)、上領亘(Dr.) Guest:横川理彦(青Violin)、本地陽子(赤Violin)、 梅津和時(Sax)、戸川純(Chorus) set list 1.舵を取れ 2.嵐の海 3.夢見る機械 4.スケルトンコースト公園 5.バンディリア旅行団 6.ヴァーチュアル・ラビット 7.ハルディン・ホテル 8.世界タービン 9.カウボーイとインディアン 10.仕事場はタブー 11.山頂晴れて 12.QUIT encore ロケット TECH お待ちかねのゲスト満載、お祭り騒ぎ。 「夢見る機械」では助手に指示を出す博士のように 凜々しく歌唱。「ハルディン・ホテル」で 大きな帽子に大きな蝶ネクタイ、燕尾服を着た梅津さん登場。 その姿を見て平沢さんは笑いをこらえつつ、 「この人と一緒に行きますか?」などとアドリブをかました。 演奏終えて「まさか、こんなに変わり果てた姿になるとは(笑) 思いませんで、頭が長くなったというか」。 この後「世界タービン」から参加の、 ピンクで統一された衣装の戸川さんには 「今日はロリロリで」と珍しくニコニコ。 最後の「QUIT」は平沢さんが歌唱パートを終えて退場した後、 「夢見る機械」の歌(というより歌詞音読)を重ね、 ♪苦難の助手よ、私に続きたまえ でピッタシ終了。 かっこいい~(惚)。 こんな去り方されちゃったら 長丁場に耐えた平沢さんをお客がすんなり帰すはずない。 アンコールアンコール! 参加ミュージシャン全員での「ロケット」テクノバージョンで ワーッと打ち上がって終了。 ウハ~、お腹いっぱい♪ PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
|