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このライブは平沢さんが
年始にツイート(恥)した予言のひとつ。
20世紀+BOX『HALDYN DOME』と
劇場版『ベルセルク』の主題曲発売に合わせて、
とは明言されなかったけど、それは選曲で察しがつく。

『PHONON2555』
2012年6月6日(水)ゆうぽうとホール 1F10列9番
ゲスト:荒木康弘(ティンパニ)、PEVO1号(ギター)

開演20分ほど前に到着。
入ってすぐの場所に映画『ベルセルク』関係から
血の色を思わせる花が贈られていた。
ついでに「Aria」買おうと近寄った物販は長蛇の列、大盛況。
というか、設置が下手だな、こりゃ。
並ぶ前に商品と価格をチェック出来るようにしてくれれば、
美しくスムーズなお買い物導線作っただろうものを。
グッズとリリース作品を一緒にしているのもいただけない。
一応、遠めから見た所、
『2555』のTシャツやバッヂが用意されていた。
でも最後尾が見えないほど
2Fの奥まで並んでいる人数からみるに、明らかに足りない。
初日で売り切ってしまいそうな勢いには早々に降参し
(吟味する気も起こらない)、アイテム激減で
混雑が緩和されそうな明日にでも買えればと、席に向かった。

FCチケット受付システムが変わり、抽選制となった。
3日間のうち、初日が最も近い席。下手(しもて)。
S席があるそうで、実質14~15列目くらいか。
天気予報では台風が迫っているとのこと。
激しい気温差について行けず風邪を引いてしまい、
少しは和らいだものの、まだ咳き込む。
せっかくのノンタラも、
ホールでは立って踊れ無さそうだし、大人しく観ることにした。

少々ノイジーな電子音楽系BGMの流れる会場。
ステージには下手にティンパニ4台(?数え方がわかりません)が
横一列に並び、上手に見慣れぬタルボと
腹部にモニター画面が入っているギター様の楽器
(1号さんのツイートによりますと、後者のThe Misa Kitaraは
ヴォルキス・プロラデューク氏=平沢さん所有のもの
だそうです)、センターの主役エリアには
レーザーハープ(上方と前方)、ノートブック、
ICE-9、PHOTON、ミキサーなど。
ほぼ定刻で開演。

set list
1.ハルディン・ホテル
2.舵をとれ
3.サイボーグ
4.デューン
5.作業(愚者の薔薇園)
6.サイレン
7.仕事場はタブー
8.万象の奇夜
9.白虎
10.人体夜行
11.生まれなかった都市
12.華の影<新曲>
13.ルベド(赤化)
14.確率の丘
15.庭師KING
16.Lotus
17.Aria
18.TOWN-0 PHASE-5
encore
1.聖馬蹄形惑星の大詐欺師
2.夢みる機械

どすどす来る出囃子流れる中を登場した方を
平沢さんと間違えて「あれ?縦に伸びた?」とか思ったのは
いつも一人で演奏して来たから。どなた様かしら?
続いて現れた人物はすぐにわかった。
DEVOのライブパフォーマンス時の衣装でお馴染みの
黒のスケータースタイル。PEVO1号さんだ。
もったいぶって平沢さんも登場。
イントロに汽笛が鳴れば「ハルディン」!
連発稲妻に捧げられた曲。
1号さんが舞台後方のテスラコイルを放電させる。
いきなり立たせるね!と高揚するも、
立ち上がったのはパラパラと数人のみ。
前代未聞…。
新しいお客さんが増えたからか。
ハルディン合唱も聞こえない
(これは会場が広いのが理由かも)。
恒例の総立ち&大合唱が消える日が来るとは思わなかった。
会場がZEPP東京とかだったら椅子アリでも違ったか?
でもまぁ、こういう空気に育ったのだろう。
風邪引いてるし、オペラグラスで見たい距離だし、
立って踊るのは無しだ。

うろ覚えMCなど(ほとんど要約。話も前後しています)
・平沢さんの衣装は首周りがゆったりした、
右胸に合わせのある斜めカットが印象的な薄手ジャケットに
細身のパンツ。色は毎度の黒。ゲストのお二人も黒で統一。
・「ハルディン」のコーラス小声部分、
マイクを両手で覆うようにして歌った。初めて見る仕草。
・20世紀発表の曲は恐らくすべて、アレンジが加えられている。
「舵をとれ」はピアノで導入(「仕事はタブー」だったかも?)、
「サイボーグ」はインタラ『Sim City』のVer.と大体同じ、
しかし間奏にテスラコイルのソロ
(放電&発音は1号さん使用のKitaraで操作)が足されていた。
「仕事場はタブー」にて、
平沢さんと1号さんの二人でギターソロ。
ハモってるのに音色に各個性が出ていた。
「デューン」からはアミーガボイスを掘り起こせなかったのか
無くなっていて、少々さびしい感じがした。
・「これから演奏する曲の説明を致します。
私は新(ぷ、と言いかけてやめた)、
新しいアルバムを作っているのですが。
はなのかげ。歌詞もタイトルも、
このままリリースされるとは限りません。
変わるかも知れないし、変わらないかも知れない」。
・「TOWN-0 PHASE-5」の最後、
「イン、ヤ~アア!」と歌いながら袖に向かい、
そのまま歩き去る。
本編終了。

・アンコール。珍しく曲タイトルを言ってから演奏。
おかげで読み方を確認出来た。「だいさぎし」ね。
・「夢みる機械」でのギターソロ、
それ用に作ったと思しき足台を使って弾く。
結構バタバタと移動。
・「ゲストを紹介します。
こちらは、元P-MODELです。荒木康弘(さん)です。
そして、PEVO星から来てくれました、PEVO1号です」。
・「ティンパニーは曲によってチューニングを変えるのですが、
通常は演奏者の足元にペダルを置いています。
(手を差し伸べながら)
ご覧のように、外向きに設置しています。
(チューニング担当者を見ながら)
こうして演奏者ではない人間が出て来ます。
よろしいでしょうか?」(確認してすぐに曲へ)
・右手を挙げて「ありがとう」。退場。

エントランスに終了予定時刻が明示されていたのを
真面目に守る人が多いようで、客電ついたらすぐに
アンコールやめて席を立つ人が大多数で驚き。初日だから?
観客のあまりの行儀の良さ(自己抑制の強さ)を心配しつつ、
久しぶりの大爆音と素敵な歌声
(「万象の奇夜」で緊張&沸き立つこころ♪)に圧倒されて
ウットリ。
気を抜いたらスキップ踏む足取りで帰宅。

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凝集する過去 還弦主義8760時間フィナーレ
『東京異次弦空洞』
2011年1月14日(金)SHIBUYA-AX
ゲスト: Neng、Rang

set List(『還弦主義』サイトより転載)
01: アート・ブラインド (Neng & Rang) / 突弦変異
02: DUSToidよ歩行は快適か? / 突弦変異
03: CHEVRON / 突弦変異
04: MOTHER / 変弦自在
05: Another Day / 突弦変異
06: ミサイル / 突弦変異
07: サイレン*Siren* / 変弦自在
08: 金星 / 変弦自在
09: GOES ON GHOST / 突弦変異
10: 夢みる機械 (Neng & Rang) / 変弦自在
11: バンディリア旅行団 / 変弦自在
12: LEAK (Rang) / 突弦変異
13: Solid air / 突弦変異
14: ASHURA CLOCK / 突弦変異
15: 環太平洋擬装網 / 変弦自在
16: トビラ島(パラネシアン・サークル) (Neng)
/ 変弦自在
EN
17: WIRE SELF / 突弦変異
18: ルクトゥン OR DIE (Neng & Rang)
/ アルバム未収録 (2001)

整理番号876。
FC特典のブレスは白地に黒でプリント。
今日も2階席へ、と思っていたけど
番号的にやっぱり満席。
後方で観るべく場所を探すも、同じような身長の方や
カップルが集まっていて視界を得られそうにない。
下手側はしっこ前方に立つ。
開演前BGMはエレクトロ系(初日と同じかは不明)。

開演。後ろからの押しがあり、
割り込んだ男性が視界を遮ってしまったので、避けて前へ。
Rangさんが近い。Nengさんが遠い。
平沢さん、声の調子がいい。

MC他、うろ覚え簡単感想&メモ
・「GOES ON GHOST」の重低音がハンパ無い。
音響システム壊すつもりか。
2階にいた初日では感じなかった
ビリビリ来る振動が気持ちいい♪
・「サイレン」で涙腺ヤバそうな平沢さん。
音を天に上げるようにレーザーを弾く。
・「Solid air」、シャウト1回分おまけしちゃった後、
山台からピョンと両足揃えて降り、ギターソロ。
センターまで出てデストロイ。
久しぶりの回転も見られてキャー!(嬉)
・「トビラ島」、クライマックスで
Nengさんと平沢さんを同時に観られない不満に歯噛み。
パッケージ化希望。
・「ルクトゥン OR DIE」、
右腕をブンブン大きく回しながら弾いている。袖が邪魔なのね。

・MC、ゲスト2名の紹介から。
「Rangさんでーす!Nengさんでーす!
2人は10年以上付き合いのある友人です。
ずっと私のステージに上げたいと思っていたのですが、
Rangさんは去年やっと役を与える事が出来たのですが、
Nengさんにはなかなか思い付かず、
待ちきれずに現役を引退してしまったのですが、
今回、こういう形で出ていただく事が叶いました。
現役を退いてもプーケット・サイモン・キャバレーの周りを
ウロチョロしていますので、プーケットにお越しの際は是非!
SP-2の殿堂『プーケット・サイモン・キャバレー』に
足を運んで下さい」。
この後、2人に退場を促すも、
Rangさんが居座った為、タイ語で指示。
Rangさんは仕方なく「んもう!」な感じで退場、
平沢さんはそんな様子を見て「クセになってます」。
そして、「ここからは私のステージです」。

「『還弦主義8760』で制作した2枚のアルバムに込められた
メッセージを伝えます。使ったものは片付けましょう’。
(客、盛り上がる)…普通の事を言っただけなんですが」
(←ボケ倒し)。

「Twitterが思わぬ反響を呼びまして。
『還弦主義』の方は何かシメをアップロードして
終了(ページは残す)しますが、Twitterはしばらく続けます。
本当はめんどくさくてやりたくないんですが、
スタッフが‘やれ’と言うので」。

「本日は多くの方に足をお運びいただきまして。
ありがとうございました」。

「今日、初めて私のコンサートに来た方には入門編として
(以降忘却&略)このようなステージになりました。
私はマイナーです。
こんな大勢の人の前に立たされて、憤慨しています。
二度とこういう事の無いように。
ごきげんよう」。
サッと踵を返し、上手の袖へ。
大きな歓声に振り向くと忌々しげに 
「帰りなさい」。

初日で得た注意点を克服(?)しての楽日だからか、
リラックスしてたように感じた。
「今日で解放される!」って喜びかもしれないけど。

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凝集する過去 還弦主義8760時間フィナーレ
『東京異次弦空洞』


肝心のイベントタイトルがトんだ。

2011年1月13日(木)SHIBUYA-AX
ゲスト: Neng、Rang

set list(『還弦主義』サイトより転載)
01: アート・ブラインド (Neng & Rang) / 突弦変異
02: DUSToidよ歩行は快適か? / 突弦変異
03: ミサイル / 突弦変異
04: Solid air / 突弦変異
05: 環太平洋擬装網 / 変弦自在
06: CHEVRON / 突弦変異
07: サイレン*Siren* / 変弦自在
08: GOES ON GHOST / 突弦変異
09: 金星 / 変弦自在
10: 夢みる機械 (Neng & Rang) / 変弦自在
11: バンディリア旅行団 / 変弦自在
12: LEAK (Rang) / 突弦変異
13: ASHURA CLOCK / 突弦変異
14: MOTHER / 変弦自在
15: Another Day / 突弦変異
16: トビラ島(パラネシアン・サークル) (Neng) / 変弦自在
EN
17: WIRE SELF / 突弦変異
18: ルクトゥン OR DIE (Neng & Rang)
/ アルバム未収録 (2001)

整理番号571。
開場時間を少し過ぎて到着。
FC会員チケ購入特典は静電気対策のシリコンブレス。
黒地に『東京異次弦空洞』と日付けをプリント。
冬は人体がテスラコイル化して放電しまくりなので有難い。
もったいなくて使わないけど。

風邪による咳で迷惑をかけたくないのと、
一緒に歌うバカに遭遇する確率を落とす為に
2階席へと足早に。
幸い、空席があった。下手側。
バッグとコートを置いて1階の物販に急ぐ。
ドリンクコインを水に換え、
新作をジロジロとチェックする。
えっ、マント?羽織もんを出すとは珍しい。
恐らく今日のライブに関係するアイテムだろう。
値段も安い(4200円くらい)。
と、見本をよく見れば値段相応の素材。
まぁね、そうでしょうね。
「コンサートの記念にどうぞ」だな。
他はスタンディングライブに便利なボディバッグ、ピンバッヂ。
暴力音響技師・鎮西さんのアロマもあった。
私は1月開催ならではのポスターカレンダーを購入、2階に戻る。

ステージはセンター前方に
ピンスポットが当てられているのみで、何もない。
とあるインタビューで
開演前から驚いてもらうと答えていたのはコレの事だね。
開演前BGMはエレクトロ系音楽のようだが、よく聞こえない。
予定時刻を少し過ぎてスタート。

開始早々ゲストが現れる。
物販で見た黒マント(同じ品かは不明)に
赤い帽子(※)を被った、人形のような、
機械のような動きの人物が舞台の左右に2名。
兵士にも役人にも見える。
各人運び出した箱状のモノが何かはわからないが、
大きな釘抜き付き金槌を金属音に合わせ、
その上部を打っている。
2人に続き、平沢さんが自力で山台(と呼ぶらしい。
可動式ミニステージみたいな)を引っ張って来た。
そこにはサイレント・チェロが用意されており、
無駄のない動きで演奏を始めた。

1曲目「アート・ブラインド」。
普段のエレキなどと違い、
弓を使って弾くのは感覚的にどんな変化があるのだろう。
衣装は毎度の黒づくめ。
サマになるよう、丈の長いジャケット(コート?)を着用。
その姿、まがい物チェリストのソロコンサートのようでもあり、
赤と黒のカラーリングが
ロシア・アバンギャルドのようでもあり、
『音楽産業廃棄物』の雰囲気もあり。
などと感じた頃には次のステージが用意されていた。

下手にクラシックギター、真ん中にレーザー・ハープ、
ノートPC、PHOTON、ミキサー、上手にICE-9(ギター)。
ホントに弦楽器しかない。
※後にTwitterで
「あの帽子の意味は杭の頭」とゲストに説明した、との事。

アレンジはアルバム『突弦変異』、『変弦自在』と全く同じ。
間に合う範囲で生歌・生演奏。
初日で緊張しているのか、歌声が硬い感じがする。
人前に出ているからじゃなくて、トラブル発生への心構えで。
「サイレン」でレーザー・ハープの発射元(?)を
しっかり握った以外は特に不具合は出なかった様子だが。
そもそも、私のいた場所からは角度的に光線が見えていない。
しきりに目に見えぬ何かを
掴んだり弾いたり摘んだりしている本日の平沢さんである。

MC他、うろ覚え簡単感想&メモ
・2曲目からの衣装は、合わせを右側に持って行き
2本のベルトで締めるジャケット&細身のパンツ。
ゲスト2名は黒のシンプルな細身スーツ。
・「金星」をクラシックギターで演奏。
歌詞カンペ無し(驚)。ナイロン弦なので少々音量弱し。
・「夢みる機械」、前奏に
『点呼する惑星』風アレンジのピアノを長めにプラス。
その雰囲気は無声映画の伴奏。
映画『時計仕掛けのオレンジ』も想起。SF。
前奏中、ゲスト1が上手側に箱状の台を用意。
そこにゲスト2を連れて来、赤いボタンを前に置く。
すると、眠っているのか気絶しているのか、
前のめりに倒れて勝手に押してしまう
(兵士や役人のように人格を奪われた存在としての役ならば、
この状態は正に‘夢見る機械’)。
ボタンが押される度にテスラコイルがビリビリと放電。
オリジナルでのギターソロ部分はグラビトンで。
ゲスト1が車輪をグルングルン回し、
ゲスト2がパットを高速連打。それをジッと見つめる平沢さん。

・「LEAK」、前奏(フレーズを抜き出して
新しく作ったインストと云える)でゲスト1のダンスコーナー。
派手に光るメガネをかけてヴォーギングびしばし。
腰もグイグイ。
♪I'm your うぅうぅ~うの「うぅ~…」のサンプリングに合わせて
投げキッスするゲスト1は超絶可愛い。
踊らせる為に上げられたテンポから、じんわりと本編へ。
この踊れる「LEAK」、配信して欲しいな。
・「トビラ島」。
「金星」同様、クラシックギターの弾き語りでスタート。
歌詞カンペ無し(驚2)。
長い間奏部分では、後方のステージでゲスト2が
左手に直径12cmほどの鏡玉を持ちながら
タイの伝統舞踊を披露。衣装も本格的。
しばらくして暗がりの中、
スタッフがスタンドマイクをセンター前方に用意。まさか。
あのクライマックスは歌うのみで楽器演奏は無いはず…
と、ゲスト2に見惚れながら、
その「まさか」が実現されて腰が抜けた。
間奏前でいったん引っ込んでいた平沢さん、
再度袖からすたすたと、
しっかりスタンドを握って「まーわーる!」。
チェロの時と同様、
サマになるよう丈の長いコート(ジャケ?)を着用。
ギミック無しの二枚目路線。恐ろしく珍しい。
丸腰で歌うのって、ヒラサワ史上初?
開演前のピンスポはこの伏線だったのかも。

・「ルクトゥン OR DIE」、さすがに歌詞カンペ有り。
アレンジに変化無し。
我が物のようにステージで踊りまくるゲスト1は
ゲスト2がチラッと現れると不快そうに
「あっち行って!引っ込んで!」みたいなジェスチャーで
追い出す。なぜ?「仏陀よ、遅いよ」?
・アンコール後、MC。まずはゲスト紹介。
「Rang(ゲスト1)です。Neng(ゲスト2)さんです。
Nengさんは既に現役を降りているのですが、
来てもらいました」。
Rangさんはインタラ『点呼する惑星』で役を与えられたが、
Nengさんには思い付かず、
今回でやっと呼ぶ事が出来たそうで、
「スッキリしました」。
「昨年より進行して来た『還弦主義8760
(「はち、なな、ろく、まる」と発音。戦時中か)』は
2枚のアルバムを年内に制作し、終了する予定でしたが、
Twitterが思わぬ反応を得まして、
しばらくの間、続けようかと。
(イベントは)今日でフィナーレです。Twitterは続きます。
公演はこれでおわりです。(客:えー!)えーじゃない」。
(客の声援を受けながら上手側の袖に引っ込む寸前、
ちょいと振り返って)
「とっとと帰りなさい」。

2階からの観覧は拍手する時以外すべてオペラグラス越し。
全体像を掴めず残念。
ゲストの2人、Rangさんはすぐにわかったけど、
Nengさんは想定の域を超えてた。
気付いた時は『PHANTOM NOTES』で明かされた
2人のエピソードを思い出して胸がざわついた。

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『PHONON 2553』
2010年2月26日(金)リキッドルーム 整理番号407

小雨降る中、リキッドに到着。待合の2F、かなりの混雑。
物販の列と入場者の列と番号順の列とがゴッチャになり、
カオス状態である。
スタッフは奥に進むよう指示を出すが、列に並べとは言わない。
きっちり開場時間に現れる
約1000人のクソ真面目集団が目に入らぬか?
毎回ヒラサワライブ初日は仕切りの悪さが目立つ。
慣例となるのはカンベンだ。
と、お小言オババに変身した後、
ロッカーに荷物を預けられず、
グッズも見られずのストレスを抱え、フロアへ。

上手側仕切り近く、モヒカン青年の後ろに立つ。
てっぺんで髪を結んでおり、微妙に視界を遮る。
左隣は女性だが、その隣りが背の高い男性で、
恐らく自分の場所を守るべく岩のようになるだろう
(果たしてそのようになった。前に出るでもなく、
体を斜めにするでもないので、
私がその人の視界に入らないよう、身をかがめて
覗き見るしかなかった。起きたままで寝違える感じ)。
「今日しか観られないのに…」と
悔しく思わざるを得ない環境だが、
私だってコート持ったままの、ちょっとデカめの人間だ。
平等の名の下、競争心を煽らぬよう開演を待つ。

ステージチェック。
上手側より、ネックに青色LEDを仕込んだICE-9、ミキサー、
レーザーハープ2台、少し高く作ったステージに
モズライト、そしてPHOTON。
レーザーハープは正面と頭上に設置。合計12本。
腕を上げて弾(はじ)く様子は相変わらず
‘おもろカッコイイ’を実践。
BGMはフュージョンみたいなジャズみたいな。
個人的には高揚させられず。

set list(『還弦主義』サイトより転載)
01: Solid air (還弦主義ver.)
/ Perspective (1982, P-MODEL)
02: 聖馬蹄形惑星の大詐欺師 / 点呼する惑星 (2009)
03: CODE-COSTARICA / 白虎野 (2006)
04: 山頂晴れて / ヴァーチュアル・ラビット (1991)
05: BERSERK - Forces 1.5 (PHONON2553 ver.)
/ SOLAR RAY (2001)
06: 人体夜行 / 点呼する惑星 (2009)
07: RIDE THE BLUE LIMBO / BLUE LIMBO (2003)
08: MOON TIME / 救済の技法 (1998)
09: 星を知る者 / アルバム未収録 (2001)
10: 点呼する惑星 / 点呼する惑星 (2009)
11: 可視海 / 点呼する惑星 (2009)
12: 力の唄 / AURORA (1994)
13: Phonon Belt / 点呼する惑星 (2009)
14: 王道楽土 / 点呼する惑星 (2009)
15: ルクトゥン OR DIE(PHONON2553 ver.)
/ アルバム未収録 (2001)
16: Another Day (還弦主義ver.)
/ ONE PATTERN (1986, P-MODEL)
17: Mirror Gate / 点呼する惑星 (2009)
18: 賢者のプロペラ 3 / SOLAR RAY (2001)
EN
19: Astro-Ho!帰還 / 点呼する惑星 (2009)
20: 上空初期値 / 点呼する惑星 (2009)

開演20分ほど遅れる。
暗転して出囃子が鳴ると、ご新規さんが増えたのか、
これまでにないような盛り上がりを見せる観客。
名前を呼ぶにも遠慮がちな「ひらさわさぁ~ん」だったのが、
いきなり「ヒラサワー!」。
なんという怖いもの知らず。怒られても知らないぞ
(あるスジの情報では翌日あたりで
「呼び捨てにされても出て来ました」とか仰ったそうな。
言わんこっちゃない)。
なんか拳上げてる人もチラホラ。ロックのライブみたい。
新鮮でいいかもね。
今後は馬の(骨)調教師ヒラサワか?

衣装は黒。軍服風ダブルのジャケットで、
裾がアシンメトリのデザイン。足元はブーツイン。

低音の効いた出囃子からノンストップで
「そりっでぇやー!」と居合抜きシャウトで
「ソリッド・エアー」に突入。
Pだとココで波打つ客、なんだが、
アレンジが落ち着いた感じだからか、そうはならず。
ソロはPHOTON使用。
次いで「聖馬蹄形…」へ。あんなに目立つギターフレーズを
生で弾かない潔さ。中盤のソロはモズライトで。
サンプリングのコーラス(♪ああ~ハイッああ~イヤッ)を
口パクしてるのが何だか嬉しい。私もやる。
以降、簡単感想&メモ。

・「山頂晴れて」。
サビ前に両腕で頭上のレーザーハープを弾く。
どどどー!とティンパニの音。
最後のサビにて、昨今では珍しく(?)高い方で歌唱。美声♪
・「BERSERK」。自動作曲ソフトを使用した曲で
「舵を取れ」クリソツ、という安易な印象を
今回のアレンジで払拭。
かなり鋼派に仕上がってて、重低音も増してゾクゾクした。
・「MOON TIME」。なんとなく意外な選曲。
ギターソロをレーザーハープで。
・「星を知る者」。
ゲームソフトへの提供&MP3のみの販売では
惜しいと思っていた、大好きな曲。
これを還弦候補に上げるとは思ってなくて、
しかも生で聴けて、喜びでフルフルに震えた。
ノイズ混じりなのも良い。昇天。
・「点呼する惑星」。レーザーハープ弾きまくり。
うざったそうな歌い方も素敵。
・「可視海」。ソロパートはモズライトをボトルネック奏法で。

・「力の唄」。何年ぶりのライブ演奏だろう?
事前にアイヌの声を編集したとかTwitterで発言していたが、
「カムイ・ミンタラ」しか頭に浮かばなかった。
あれは儀式で殺された熊が
神様の元に行く時の声(唄)だったかな?
雰囲気を宇宙空間から有機的世界へと変換するに十分な迫力。
・「王道楽土」。
ICE-9でソロ演奏。たった数小節に盛り上がる客。
・「ルクトゥン OR DIE」。
モズライト弾きっぱなし。歌詞を見ないで歌う。
この二点を珍しいと感じさせる、珍しいパフォーマー。
普通ってなに?
・「Another Day」。生で聴くのは初。
あまりオリジナルから離れていない印象。
「合言葉は消去可能」は音量が小さくて聞こえなかった。
PAバランスが良くなかったのかも。
・「Mirror Gate」。♪誰ぞやと 部分を全身で聴きに行く。
好き好き大好き(by戸川純)。
・「賢者のプロペラ3」。この曲か記憶は定かでないけども、
指二本でレーザーを‘ちょちょちょっ’と弾いたのが面白かった。
ソロはICE-9で。

・アンコール。
「Astro-Ho!帰還」から「上空初期値」への流れに
インタラ『点呼する惑星』を思い出す。
飛行機の音に合わせ、
後方から照明がフロアとステージを抜けて行く演出がニクイ。

うろ覚えMC(アンコール演奏前)
・(客:お話してー!)お話しましょう。
ただいま、還弦主義イベントが絶賛進行中である事は、
皆さんご存知の通りであります。
過去の曲を弦アレンジしているのですが、
「ルクトゥン OR DIE」だけはどうする事も出来ず、
モズライトでごまかしたという…今日は初日ですが、
これであと二日、乗り切りたいと思います。
・(紹介するように手を差し伸べ)ローディーの松村君です。
彼がいないと私は何も出来ません。
・レーザーハープの光線を目立たせる為に
いつもより多くスモークを焚いております。

初日ながらダメ元で少々粘るも、二度目のご登場ならず、解散。

事情により今回は一日のみの参加だった。
なんとしても聴きたかった「星を知る者」と「ルクトゥン」を
日によって分けるのではないか?と心配していたが、
両方聴けた上、身につまされる歌詞の「LEAK」を
聴かずに済んだのはありがたかった。
ところどころ歌声が拾われなかったり、
重低音に埋もれたりで難ありだったとはいえ、
幾度かシャウト聴けたし、大きな不満は無し。
何より、大きな音で聴けるってのは嬉しい。

入場時いただいたFC特典のバッヂは、
なんだかわからない代物。
帰ってからmixiなどの日記を巡って「平」と判明
(二日目「沢」、三日目「進」)。
それでもそうは見えない。
一番わかりにくいデザインて所に
プレミア感でも抱いておこうか。

※うしさんに画像を貸していただきました。感謝♪



「平」に見えます?

拍手[0回]


INTERACTIVE LIVE SHOW 2009『点呼する惑星』
2009年4月18日(土)
江戸川区総合文化センター大ホール 1F8列24番

二日分の反省をする。
・今日こそは最初の選択で「左」に行かせる!
・特設サイトでの日記は
トゥジャリットの回転法を探し出すヒントであり、
会場での選択には関与しない。
・アンコールの送り出しで
RangさんがA-saiさんにツンツンする
(お客さんに愛想良く手を振っていると
 「早く帰りなさいよ!」とでも言いたげに
腕を引っ張って退場を促す)のは物語と何か関係が?
・二日目のエネルギー漏れによる失敗は
テスラコイルの放電と併せての事だろうか。
となると、成功ルートに「夢みる機械」は無しの方向?
それはイヤー。

本日は単独参加。
天気も回復してGoodエンディング日和だ。と、思いたい。
入場。
気を遣ったのか、特典ボックスの口が大きめに開けられて
識別可能であったが、手に取ったのは青にてコンプならず。
三色の内で一番キレイだからいいか。
物販は今日も盛況。マフラータオルやキーボディなど、
売り切れ続々。アロマは販売中止?
私はDVD『LIVE BYAKKOYA』、
『PHONON 2550 VISION』を購入。
関わりがあると踏んだ『P-0』は物語と直接関係しないと知って
「じゃあ後で」と観ないまま。
着席。
今日はとんでもない良席。ステージ上の人間の表情も見え、
スクリーンを見上げる角度にも負担の無い位置。
初日参加のSさんから
平沢さんの衣装確認のメールが届いた事もあるし、
なんたって最終日だし、
ガッツリ記憶に刻み付けるべく凝視、楽しむ事にしよう。
開演。
オープニングで映し出される机上の宇宙船と日記帳。
HO!の机?それともこの物語の作者=平沢さんの?
この映像の後に「与太話だ」と釘を刺されるので
余計に混乱する。どの虚構に乗ったらいいのだろう。

1.論理空軍(P-MODEL)
2.点呼する惑星
3.人体夜行
4.ENOLA(P-MODEL)

本日満員御礼。
しょっぱな「論理空軍」で揺れる会場。いい感じ♪

・「人体夜行」にて、ハイムン人達の名前がスクロールされる。
かなりの人数。1000名様はいらした。
・陰クンジェー発見。「ENOLA」の後にHue!が踊り出、
選択ガジェットが映し出される。

Hue!への歓声も凄い。選択は「左」。良かった…(涙ver.1)

5.王道楽土

・引き出された記憶は「雇われ王」。
用済みとなり追放されたHue!は当時、理由も無く「怖かった」と語る。
それを受けヒラサワは「本当の王は別にいるもの。
玉座を得ようと、据えられた当人はただ怖いだけ」と答えた。
・陽クンジェー発見、適合。
ハイムン人達が日記の解読を始める。

6.庭師KING

出た!働きづめの正しき王(笑)。
『WORLD CELL』で観客が情に負けて
「死」を奪ってしまったが為に、
永遠に庭師を続けるハメになったKING。
悲しい結末だった。しかし、今回で初めて知らされた
KINGのその後は悲しみを少しだけ薄れさせるものだった。
くぅ~(涙ver.2)

・Hue!が王を務めていた星の民は戦火に追われ命を落したが、
その実、迫る火など存在しなかった。
現在、その星は庭師KINGが治めている。
一介の庭師がなぜ王になれるのかとの問いに、
全ての民のトゥジャリットを破壊したからだと答えたヒラサワ。

今回の「王道楽土」で引き出された記憶に
細かな説明は無かったが、Hue!の「でも火が…」の言葉から
初日、二日目での
「戦火に追われた難民は逃げた先で海に阻まれた」に
繋がりがあるのかと思ったけれど、同じ記憶では無いので、
「いつでもどこでも類似の恐怖が予め用意されている」
という事かもしれない。

・トゥジャリット回転、AAROMのガードを鉄球が破壊。

7.SIREN(セイレーン)

・Naangfaaによる染色、観客の絶叫により破壊成功。
選択ガジェットが現れる。2回目も「左」へ。

8.Mirror Gate

・引き出された記憶は初日、二日目と同じ。

9.可視海

・引き出された記憶は初日、二日目と同じだが、
「そんな事だから寄生される」と指摘するヒラサワ。
・陰陽クンジェー発見。
トゥジャリット回転の前にNaangfaaを呼ぶ。

10.ナーシサス次元から来た人
AAROMのガードを壊す前に歌わせて良いのだろうか。不安だ。

11.聖馬蹄形惑星の大詐欺師

・感情の汚泥のような、最悪の記憶。
・聖馬蹄形惑星は地球と対になっており、
この星で起こった事は地球でも起こる。
・詐欺師がHue!のトゥジャリットに馬乗り。
・クンジェー、不適合。仕方なく次のクンジェーを探す。
選択ガジェットで「右」へ。

12.sign
この曲の歌詞は呪文らしい。ドロドロとした映像を見ながら、
これからどちらに転ぶのかとドキドキ。

・「恐ろしい記憶」以外に細かな説明は無く、
「旅して来た宇宙は全てトゥジャリットの文脈」と、
エンディング間近のセリフの合間に
陰陽のクンジェーが見付かったと知らされる。
・クンジェー適合。ハイムン人、日記解読開始。

13.Phonon Belt

・先程使われなかったNaangfaaの歌声に惹かれて来た。
ヒラサワ、「いい考えがある」とPhononをエネルギー変換し、
Hue!の宇宙船にチャージ。
オーバーチャージに付き、放出。

14.夢みる機械
今回座っている位置からだと
平沢さんの体から稲妻が発せられてるように見えて面白い。

・2回目のチャンスでクンジェー適合に失敗した為、
3回目の今回が成功しても全てのトゥジャリット破壊は叶わず。
しかしヒラサワ、「達人がいれば…」と起死回生を匂わす。

諦めムードの中、トゥジャリット回転。
おや?これまで先っぽの無い階段を避けて転がしていた鉄球、
そのまま落下……「ガシャーン!」。
ナヌー!!!!!真下にAAROM!!!むき出し!!!
更にグルッと回転、もう一つのAAROMのガードも破壊!!!
会場中割れんばかりの歓声、拍手の渦!
もうもう興奮しちゃって大変だよ!わーん!(涙ver.3)

15.FGG
Naangfaaの歌声に興奮で膨らんだ鼻の穴を小さくさせつつ、
達人の回転法を探し当てたハイムン人に
心の中で感謝の大合掌。すげーすげー。

・一度に2つのAAROMを破壊する。
そんな事が出来るのかと問うHue!に
「いい考えがあると言っただろう」とヒラサワ。
テスラコイルをビビビ!と大スパーク。
その威力で一時(いちどき)にAAROM×2破壊。
・トゥジャリットの中心にいた
忌々しげな表情を浮かべた赤ん坊(=幼児Lonia)が露出。
「キィ」と回転、赤ん坊は真下に開いていた大きな奈落に
ポロッと落ちて行った。

16.上空初期値
なんという爽快感。

・ユンカースに乗って雲海を飛ぶ二人。
雲しか見えないが、「それでいい」と答えるヒラサワ。
・「惑星が無い。見たい」と言うHue!に向けて
「じゃあ見せてやる」とミサイルを撃ち込む。
ミサイルが当たる瞬間、「点呼する惑星」の様子が。
・「今度は兄のHO!を私がやったように助けろ」とヒラサワ。
まだ「一人では無理」と依存心の強いHue!が目にしたのは
次々と降って来る宇宙船。
・ブビー!と警告音の後、
メガフォンから「あ~すとろほ~」の点呼。HO!落下。

エンドロールのBGMは前二日と同じ「論理空軍」だが、
映像はタイの街角の風景。
二人のSP-2が訝しげな目を向けた先には
アイスクリームを食べながら歩く
Tシャツ+チノパン(?)姿のHue!。
途中、警官に足を止められるが、しばらくして逃走
(←この逃げるシーンがインサートされていた)。
特に逮捕される事無く、ハシゴを昇って無事帰宅(※)。
思わぬ所で
「ハシゴの民」@『東京パラネシアン』が現れて驚いた。
そして最後、
「誰か、私のトゥジャリットを壊してくれないか?」と
ヒラサワの言葉。
※後日、FC会員限定BBS『Nurse Cafe』にて明かされました。
あのドアはステージに通じているそうです。
自宅ではありませんでしたm(_ _)m

アンコールはRangさんのステージから。
今回はスタッフさんが舞台際に階段を用意し、
客席に演者が下りる予感。
興奮度が段違いの本日、「I Will Survive」の煽り部分に入ると
最前列辺りのお客さんが率先して立ち上がるよう促した。
それでも前の人が立ち上がるまでは座っていた私
(椅子蹴られるの怖い)。
後半はほとんどスタンディング状態となり、
客席通路を盛り上げながら走るRangさんを囲むお客さんは
皆笑顔。
続く「Nurse Cafe」も立ち上がったままのアゲアゲ。
トゥジャリット壊せて本当に良かったぁ~(涙ver.4)

笑顔を抑えながらのトークは…(うろ覚え御免)
・「え~、一応、今日は最終日で、
DVDにするんだから成功ルートを辿って欲しいと。
一日目、二日目と(最初の選択で)右を選んだので、
右を潰して行きたいのかと思いました。
今日は左が選ばれて内心ホッとしました」
(という事は、はなっから左にしか成功の道は無かった?)
・ゲスト達のビザが遅れたのは
「彼女達がSP-2であるからではなく、
あるスタッフがヘマをやらかしたから(※)」。
・「Rangとは15年の付き合いで、
ずっとステージに呼びたかったんですが、
ふさわしい場面を作れず(笑)、
今回、Hue!という役を作りまして、
やっと連れて来る事が出来ました」
・ゲスト紹介にて呼び込まれ、
上手袖から立ち位置であった下手側へと
ゆったり手を振りながら歩くA-saiさんに
「人のステージを我が物顔で歩く…」と、
日本語わからないと思ってイジワルを(笑)。
「亜種音TVなどで本当のキャラを知っている方々は
わかると思いますが、A-saiは今回、上手く化けてくれました」
・A-saiさんにツンツンするRangさんに
「ここはサイモンじゃないんだから」とツッコミ。
・「彼女(Fiatさん)は
私が書いた『SP-2』の表紙を飾ってくれています」
・出たがりコーディネーターのJohさん、
今日は黒のコートを羽織って登場。
前日の白はヒラサワ的にNG?
「我々は普段、英語・タイ語・日本語・中国語で
コミュニケーションを取っているのですが、
物語の細かい描写などを完璧に伝えるのは
彼女の力無くしては不可能でした」
・「せっかくのアンコールだが曲の演奏は技術的に無理」
と告げると、客はお約束の「えー!」。
それに対し、久しぶりに「えーじゃない」と答えた平沢さん。
かなりの上機嫌だ。
※後日『三行log』にて、
タイのビザ申請代行業者によるミスと説明。

大きな拍手でゲスト達を先に送り出し、
最後に平沢さんに更に大きな拍手でお別れ。

成功ルートを辿ったとはいえ、
降って来た宇宙船の数が雨のように大量で(笑)。
「点呼する惑星」からの脱出を阻んでいたトゥジャリットは
破壊したはずだけれど、それでも「兄を助けろ」と言うからに
はまだ問題が残されているのだろうか?
最後のセリフからすると
個々人にトゥジャリットが存在すると解釈出来る。
点呼されて落ちた時に弟のHue!に気付かなかったという事は…。

メモ
・平沢さんの衣装はシャツに背中をレース(紐)で締める
ビスチェ風のベスト(?)を重ね、
ゆったりめのパンツを合わせていた。色はもちろん全身黒。
クラシカルなデザインを選んだのは
古典音楽を電子楽器で演奏したW・カーロスを意識?
・三日目は収録を考慮に入れてか、照明に気合が入っていた。
・エンドロールで毎度ツボを知ったCGを作って下さる
大和久勝さんの他、岩下達朗さんの名前を見つけた。
4-D mode1のステージへのゲスト参加の際、アンコールで
「CALL HIRASAWA」使って笑いを取ったVJさんだ。
・2回目くらいの絶叫の後、
客席のあちこちから咳き込み、咳払い発生。
慣れない事するから(笑)。
・音量はずっと爆音。毎度の工事現場サウンド。
低音の目立つバランスが心地よかった。
ボーカルの音量も大。
歌声が聴こえ辛かった『PHONON 2551』での不満解消。
今後もバカみたいにツマミを上げていただきたい。
・結局PHOTONは「夢みる機械」のソロパートでのみ使用。
しかも前に出てキック&パンチのデストロイ。
ICE-9一本にしなかったのは、荒く弾くと
チューニングが狂ってしまうからかしら?
ありがとうPHOTON。

今回はBADを迎えてもヘコまずにいられた、
インタラ歴代一位の楽しい作品だった。
生々しく倫理観や時事に触れない物語も良いもんだ。

帰宅後、FCチケ購入特典でいただいた
ロケット型ボールペンを見る度、ニヤッ。
プリントされた
「Rescue Hi! HO! Hue! H>&Me」の意味を噛み締めつつ、
お遊びなスピンオフ作品制作を期待。

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