![]() INTERACTIVE LIVE SHOW 2009『点呼する惑星』 2009年4月18日(土) 江戸川区総合文化センター大ホール 1F8列24番 二日分の反省をする。 ・今日こそは最初の選択で「左」に行かせる! ・特設サイトでの日記は トゥジャリットの回転法を探し出すヒントであり、 会場での選択には関与しない。 ・アンコールの送り出しで RangさんがA-saiさんにツンツンする (お客さんに愛想良く手を振っていると 「早く帰りなさいよ!」とでも言いたげに 腕を引っ張って退場を促す)のは物語と何か関係が? ・二日目のエネルギー漏れによる失敗は テスラコイルの放電と併せての事だろうか。 となると、成功ルートに「夢みる機械」は無しの方向? それはイヤー。 本日は単独参加。 天気も回復してGoodエンディング日和だ。と、思いたい。 入場。 気を遣ったのか、特典ボックスの口が大きめに開けられて 識別可能であったが、手に取ったのは青にてコンプならず。 三色の内で一番キレイだからいいか。 物販は今日も盛況。マフラータオルやキーボディなど、 売り切れ続々。アロマは販売中止? 私はDVD『LIVE BYAKKOYA』、 『PHONON 2550 VISION』を購入。 関わりがあると踏んだ『P-0』は物語と直接関係しないと知って 「じゃあ後で」と観ないまま。 着席。 今日はとんでもない良席。ステージ上の人間の表情も見え、 スクリーンを見上げる角度にも負担の無い位置。 初日参加のSさんから 平沢さんの衣装確認のメールが届いた事もあるし、 なんたって最終日だし、 ガッツリ記憶に刻み付けるべく凝視、楽しむ事にしよう。 開演。 オープニングで映し出される机上の宇宙船と日記帳。 HO!の机?それともこの物語の作者=平沢さんの? この映像の後に「与太話だ」と釘を刺されるので 余計に混乱する。どの虚構に乗ったらいいのだろう。 1.論理空軍(P-MODEL) 2.点呼する惑星 3.人体夜行 4.ENOLA(P-MODEL) 本日満員御礼。 しょっぱな「論理空軍」で揺れる会場。いい感じ♪ ・「人体夜行」にて、ハイムン人達の名前がスクロールされる。 かなりの人数。1000名様はいらした。 ・陰クンジェー発見。「ENOLA」の後にHue!が踊り出、 選択ガジェットが映し出される。 Hue!への歓声も凄い。選択は「左」。良かった…(涙ver.1) 5.王道楽土 ・引き出された記憶は「雇われ王」。 用済みとなり追放されたHue!は当時、理由も無く「怖かった」と語る。 それを受けヒラサワは「本当の王は別にいるもの。 玉座を得ようと、据えられた当人はただ怖いだけ」と答えた。 ・陽クンジェー発見、適合。 ハイムン人達が日記の解読を始める。 6.庭師KING 出た!働きづめの正しき王(笑)。 『WORLD CELL』で観客が情に負けて 「死」を奪ってしまったが為に、 永遠に庭師を続けるハメになったKING。 悲しい結末だった。しかし、今回で初めて知らされた KINGのその後は悲しみを少しだけ薄れさせるものだった。 くぅ~(涙ver.2) ・Hue!が王を務めていた星の民は戦火に追われ命を落したが、 その実、迫る火など存在しなかった。 現在、その星は庭師KINGが治めている。 一介の庭師がなぜ王になれるのかとの問いに、 全ての民のトゥジャリットを破壊したからだと答えたヒラサワ。 今回の「王道楽土」で引き出された記憶に 細かな説明は無かったが、Hue!の「でも火が…」の言葉から 初日、二日目での 「戦火に追われた難民は逃げた先で海に阻まれた」に 繋がりがあるのかと思ったけれど、同じ記憶では無いので、 「いつでもどこでも類似の恐怖が予め用意されている」 という事かもしれない。 ・トゥジャリット回転、AAROMのガードを鉄球が破壊。 7.SIREN(セイレーン) ・Naangfaaによる染色、観客の絶叫により破壊成功。 選択ガジェットが現れる。2回目も「左」へ。 8.Mirror Gate ・引き出された記憶は初日、二日目と同じ。 9.可視海 ・引き出された記憶は初日、二日目と同じだが、 「そんな事だから寄生される」と指摘するヒラサワ。 ・陰陽クンジェー発見。 トゥジャリット回転の前にNaangfaaを呼ぶ。 10.ナーシサス次元から来た人 AAROMのガードを壊す前に歌わせて良いのだろうか。不安だ。 11.聖馬蹄形惑星の大詐欺師 ・感情の汚泥のような、最悪の記憶。 ・聖馬蹄形惑星は地球と対になっており、 この星で起こった事は地球でも起こる。 ・詐欺師がHue!のトゥジャリットに馬乗り。 ・クンジェー、不適合。仕方なく次のクンジェーを探す。 選択ガジェットで「右」へ。 12.sign この曲の歌詞は呪文らしい。ドロドロとした映像を見ながら、 これからどちらに転ぶのかとドキドキ。 ・「恐ろしい記憶」以外に細かな説明は無く、 「旅して来た宇宙は全てトゥジャリットの文脈」と、 エンディング間近のセリフの合間に 陰陽のクンジェーが見付かったと知らされる。 ・クンジェー適合。ハイムン人、日記解読開始。 13.Phonon Belt ・先程使われなかったNaangfaaの歌声に惹かれて来た。 ヒラサワ、「いい考えがある」とPhononをエネルギー変換し、 Hue!の宇宙船にチャージ。 オーバーチャージに付き、放出。 14.夢みる機械 今回座っている位置からだと 平沢さんの体から稲妻が発せられてるように見えて面白い。 ・2回目のチャンスでクンジェー適合に失敗した為、 3回目の今回が成功しても全てのトゥジャリット破壊は叶わず。 しかしヒラサワ、「達人がいれば…」と起死回生を匂わす。 諦めムードの中、トゥジャリット回転。 おや?これまで先っぽの無い階段を避けて転がしていた鉄球、 そのまま落下……「ガシャーン!」。 ナヌー!!!!!真下にAAROM!!!むき出し!!! 更にグルッと回転、もう一つのAAROMのガードも破壊!!! 会場中割れんばかりの歓声、拍手の渦! もうもう興奮しちゃって大変だよ!わーん!(涙ver.3) 15.FGG Naangfaaの歌声に興奮で膨らんだ鼻の穴を小さくさせつつ、 達人の回転法を探し当てたハイムン人に 心の中で感謝の大合掌。すげーすげー。 ・一度に2つのAAROMを破壊する。 そんな事が出来るのかと問うHue!に 「いい考えがあると言っただろう」とヒラサワ。 テスラコイルをビビビ!と大スパーク。 その威力で一時(いちどき)にAAROM×2破壊。 ・トゥジャリットの中心にいた 忌々しげな表情を浮かべた赤ん坊(=幼児Lonia)が露出。 「キィ」と回転、赤ん坊は真下に開いていた大きな奈落に ポロッと落ちて行った。 16.上空初期値 なんという爽快感。 ・ユンカースに乗って雲海を飛ぶ二人。 雲しか見えないが、「それでいい」と答えるヒラサワ。 ・「惑星が無い。見たい」と言うHue!に向けて 「じゃあ見せてやる」とミサイルを撃ち込む。 ミサイルが当たる瞬間、「点呼する惑星」の様子が。 ・「今度は兄のHO!を私がやったように助けろ」とヒラサワ。 まだ「一人では無理」と依存心の強いHue!が目にしたのは 次々と降って来る宇宙船。 ・ブビー!と警告音の後、 メガフォンから「あ~すとろほ~」の点呼。HO!落下。 エンドロールのBGMは前二日と同じ「論理空軍」だが、 映像はタイの街角の風景。 二人のSP-2が訝しげな目を向けた先には アイスクリームを食べながら歩く Tシャツ+チノパン(?)姿のHue!。 途中、警官に足を止められるが、しばらくして逃走 (←この逃げるシーンがインサートされていた)。 特に逮捕される事無く、ハシゴを昇って無事帰宅(※)。 思わぬ所で 「ハシゴの民」@『東京パラネシアン』が現れて驚いた。 そして最後、 「誰か、私のトゥジャリットを壊してくれないか?」と ヒラサワの言葉。 ※後日、FC会員限定BBS『Nurse Cafe』にて明かされました。 あのドアはステージに通じているそうです。 自宅ではありませんでしたm(_ _)m アンコールはRangさんのステージから。 今回はスタッフさんが舞台際に階段を用意し、 客席に演者が下りる予感。 興奮度が段違いの本日、「I Will Survive」の煽り部分に入ると 最前列辺りのお客さんが率先して立ち上がるよう促した。 それでも前の人が立ち上がるまでは座っていた私 (椅子蹴られるの怖い)。 後半はほとんどスタンディング状態となり、 客席通路を盛り上げながら走るRangさんを囲むお客さんは 皆笑顔。 続く「Nurse Cafe」も立ち上がったままのアゲアゲ。 トゥジャリット壊せて本当に良かったぁ~(涙ver.4) 笑顔を抑えながらのトークは…(うろ覚え御免) ・「え~、一応、今日は最終日で、 DVDにするんだから成功ルートを辿って欲しいと。 一日目、二日目と(最初の選択で)右を選んだので、 右を潰して行きたいのかと思いました。 今日は左が選ばれて内心ホッとしました」 (という事は、はなっから左にしか成功の道は無かった?) ・ゲスト達のビザが遅れたのは 「彼女達がSP-2であるからではなく、 あるスタッフがヘマをやらかしたから(※)」。 ・「Rangとは15年の付き合いで、 ずっとステージに呼びたかったんですが、 ふさわしい場面を作れず(笑)、 今回、Hue!という役を作りまして、 やっと連れて来る事が出来ました」 ・ゲスト紹介にて呼び込まれ、 上手袖から立ち位置であった下手側へと ゆったり手を振りながら歩くA-saiさんに 「人のステージを我が物顔で歩く…」と、 日本語わからないと思ってイジワルを(笑)。 「亜種音TVなどで本当のキャラを知っている方々は わかると思いますが、A-saiは今回、上手く化けてくれました」 ・A-saiさんにツンツンするRangさんに 「ここはサイモンじゃないんだから」とツッコミ。 ・「彼女(Fiatさん)は 私が書いた『SP-2』の表紙を飾ってくれています」 ・出たがりコーディネーターのJohさん、 今日は黒のコートを羽織って登場。 前日の白はヒラサワ的にNG? 「我々は普段、英語・タイ語・日本語・中国語で コミュニケーションを取っているのですが、 物語の細かい描写などを完璧に伝えるのは 彼女の力無くしては不可能でした」 ・「せっかくのアンコールだが曲の演奏は技術的に無理」 と告げると、客はお約束の「えー!」。 それに対し、久しぶりに「えーじゃない」と答えた平沢さん。 かなりの上機嫌だ。 ※後日『三行log』にて、 タイのビザ申請代行業者によるミスと説明。 大きな拍手でゲスト達を先に送り出し、 最後に平沢さんに更に大きな拍手でお別れ。 成功ルートを辿ったとはいえ、 降って来た宇宙船の数が雨のように大量で(笑)。 「点呼する惑星」からの脱出を阻んでいたトゥジャリットは 破壊したはずだけれど、それでも「兄を助けろ」と言うからに はまだ問題が残されているのだろうか? 最後のセリフからすると 個々人にトゥジャリットが存在すると解釈出来る。 点呼されて落ちた時に弟のHue!に気付かなかったという事は…。 メモ ・平沢さんの衣装はシャツに背中をレース(紐)で締める ビスチェ風のベスト(?)を重ね、 ゆったりめのパンツを合わせていた。色はもちろん全身黒。 クラシカルなデザインを選んだのは 古典音楽を電子楽器で演奏したW・カーロスを意識? ・三日目は収録を考慮に入れてか、照明に気合が入っていた。 ・エンドロールで毎度ツボを知ったCGを作って下さる 大和久勝さんの他、岩下達朗さんの名前を見つけた。 4-D mode1のステージへのゲスト参加の際、アンコールで 「CALL HIRASAWA」使って笑いを取ったVJさんだ。 ・2回目くらいの絶叫の後、 客席のあちこちから咳き込み、咳払い発生。 慣れない事するから(笑)。 ・音量はずっと爆音。毎度の工事現場サウンド。 低音の目立つバランスが心地よかった。 ボーカルの音量も大。 歌声が聴こえ辛かった『PHONON 2551』での不満解消。 今後もバカみたいにツマミを上げていただきたい。 ・結局PHOTONは「夢みる機械」のソロパートでのみ使用。 しかも前に出てキック&パンチのデストロイ。 ICE-9一本にしなかったのは、荒く弾くと チューニングが狂ってしまうからかしら? ありがとうPHOTON。 今回はBADを迎えてもヘコまずにいられた、 インタラ歴代一位の楽しい作品だった。 生々しく倫理観や時事に触れない物語も良いもんだ。 帰宅後、FCチケ購入特典でいただいた ロケット型ボールペンを見る度、ニヤッ。 プリントされた 「Rescue Hi! HO! Hue! H>&Me」の意味を噛み締めつつ、 お遊びなスピンオフ作品制作を期待。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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