![]() このライブは平沢さんが 年始にツイート(恥)した予言のひとつ。 20世紀+BOX『HALDYN DOME』と 劇場版『ベルセルク』の主題曲発売に合わせて、 とは明言されなかったけど、それは選曲で察しがつく。 『PHONON2555』 2012年6月6日(水)ゆうぽうとホール 1F10列9番 ゲスト:荒木康弘(ティンパニ)、PEVO1号(ギター) 開演20分ほど前に到着。 入ってすぐの場所に映画『ベルセルク』関係から 血の色を思わせる花が贈られていた。 ついでに「Aria」買おうと近寄った物販は長蛇の列、大盛況。 というか、設置が下手だな、こりゃ。 並ぶ前に商品と価格をチェック出来るようにしてくれれば、 美しくスムーズなお買い物導線作っただろうものを。 グッズとリリース作品を一緒にしているのもいただけない。 一応、遠めから見た所、 『2555』のTシャツやバッヂが用意されていた。 でも最後尾が見えないほど 2Fの奥まで並んでいる人数からみるに、明らかに足りない。 初日で売り切ってしまいそうな勢いには早々に降参し (吟味する気も起こらない)、アイテム激減で 混雑が緩和されそうな明日にでも買えればと、席に向かった。 FCチケット受付システムが変わり、抽選制となった。 3日間のうち、初日が最も近い席。下手(しもて)。 S席があるそうで、実質14~15列目くらいか。 天気予報では台風が迫っているとのこと。 激しい気温差について行けず風邪を引いてしまい、 少しは和らいだものの、まだ咳き込む。 せっかくのノンタラも、 ホールでは立って踊れ無さそうだし、大人しく観ることにした。 少々ノイジーな電子音楽系BGMの流れる会場。 ステージには下手にティンパニ4台(?数え方がわかりません)が 横一列に並び、上手に見慣れぬタルボと 腹部にモニター画面が入っているギター様の楽器 (1号さんのツイートによりますと、後者のThe Misa Kitaraは ヴォルキス・プロラデューク氏=平沢さん所有のもの だそうです)、センターの主役エリアには レーザーハープ(上方と前方)、ノートブック、 ICE-9、PHOTON、ミキサーなど。 ほぼ定刻で開演。 set list 1.ハルディン・ホテル 2.舵をとれ 3.サイボーグ 4.デューン 5.作業(愚者の薔薇園) 6.サイレン 7.仕事場はタブー 8.万象の奇夜 9.白虎 10.人体夜行 11.生まれなかった都市 12.華の影<新曲> 13.ルベド(赤化) 14.確率の丘 15.庭師KING 16.Lotus 17.Aria 18.TOWN-0 PHASE-5 encore 1.聖馬蹄形惑星の大詐欺師 2.夢みる機械 どすどす来る出囃子流れる中を登場した方を 平沢さんと間違えて「あれ?縦に伸びた?」とか思ったのは いつも一人で演奏して来たから。どなた様かしら? 続いて現れた人物はすぐにわかった。 DEVOのライブパフォーマンス時の衣装でお馴染みの 黒のスケータースタイル。PEVO1号さんだ。 もったいぶって平沢さんも登場。 イントロに汽笛が鳴れば「ハルディン」! 連発稲妻に捧げられた曲。 1号さんが舞台後方のテスラコイルを放電させる。 いきなり立たせるね!と高揚するも、 立ち上がったのはパラパラと数人のみ。 前代未聞…。 新しいお客さんが増えたからか。 ハルディン合唱も聞こえない (これは会場が広いのが理由かも)。 恒例の総立ち&大合唱が消える日が来るとは思わなかった。 会場がZEPP東京とかだったら椅子アリでも違ったか? でもまぁ、こういう空気に育ったのだろう。 風邪引いてるし、オペラグラスで見たい距離だし、 立って踊るのは無しだ。 うろ覚えMCなど(ほとんど要約。話も前後しています) ・平沢さんの衣装は首周りがゆったりした、 右胸に合わせのある斜めカットが印象的な薄手ジャケットに 細身のパンツ。色は毎度の黒。ゲストのお二人も黒で統一。 ・「ハルディン」のコーラス小声部分、 マイクを両手で覆うようにして歌った。初めて見る仕草。 ・20世紀発表の曲は恐らくすべて、アレンジが加えられている。 「舵をとれ」はピアノで導入(「仕事はタブー」だったかも?)、 「サイボーグ」はインタラ『Sim City』のVer.と大体同じ、 しかし間奏にテスラコイルのソロ (放電&発音は1号さん使用のKitaraで操作)が足されていた。 「仕事場はタブー」にて、 平沢さんと1号さんの二人でギターソロ。 ハモってるのに音色に各個性が出ていた。 「デューン」からはアミーガボイスを掘り起こせなかったのか 無くなっていて、少々さびしい感じがした。 ・「これから演奏する曲の説明を致します。 私は新(ぷ、と言いかけてやめた)、 新しいアルバムを作っているのですが。 はなのかげ。歌詞もタイトルも、 このままリリースされるとは限りません。 変わるかも知れないし、変わらないかも知れない」。 ・「TOWN-0 PHASE-5」の最後、 「イン、ヤ~アア!」と歌いながら袖に向かい、 そのまま歩き去る。 本編終了。 ・アンコール。珍しく曲タイトルを言ってから演奏。 おかげで読み方を確認出来た。「だいさぎし」ね。 ・「夢みる機械」でのギターソロ、 それ用に作ったと思しき足台を使って弾く。 結構バタバタと移動。 ・「ゲストを紹介します。 こちらは、元P-MODELです。荒木康弘(さん)です。 そして、PEVO星から来てくれました、PEVO1号です」。 ・「ティンパニーは曲によってチューニングを変えるのですが、 通常は演奏者の足元にペダルを置いています。 (手を差し伸べながら) ご覧のように、外向きに設置しています。 (チューニング担当者を見ながら) こうして演奏者ではない人間が出て来ます。 よろしいでしょうか?」(確認してすぐに曲へ) ・右手を挙げて「ありがとう」。退場。 エントランスに終了予定時刻が明示されていたのを 真面目に守る人が多いようで、客電ついたらすぐに アンコールやめて席を立つ人が大多数で驚き。初日だから? 観客のあまりの行儀の良さ(自己抑制の強さ)を心配しつつ、 久しぶりの大爆音と素敵な歌声 (「万象の奇夜」で緊張&沸き立つこころ♪)に圧倒されて ウットリ。 気を抜いたらスキップ踏む足取りで帰宅。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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