![]() 時間が出来たら睡眠とお片付けと時間のかかる趣味に使うのです。 中野テルヲさん、お誕生日おめでとうございます! 映画『バートン・フィンク』 も〜、笑う笑う。 「この作家さんは 小市民をクローズアップした台本を書きたいと言いながら 自分の話ばっかりして人の話を聞かないなあ。グチばっかりだし。 この人(=話を聞いてもらえない人)もよく怒らないでいるよ」 とか思ってた前半、ラストシーンで 「Because You Don't Listen!!」て激怒されてた。 長いネタフリだな、おい。(←ネタじゃない、伏線だ) 字幕では「分かっちゃいないんだ!」と訳されてたけど、 たぶん、原語では「お前、人の話聞けよっ!」に違いない。 というか、そう解釈して狂気のラストシーンを笑って迎えた私。 コーエン兄弟の作品はひっでえ犯罪をからめつつユーモアに富む。 振り回される被害者に「なんだよ、被害者ヅラしやがって」と思わせる、 そういう意地悪な所もいい。 『ロング・キス・グッドナイト』 ジーナ・デイビスがすんごいカッコ良くて。 この作品では主婦と殺し屋という、真逆の女性を演じていて、 そりゃあ記憶を無くす前の殺し屋テクニックを駆使して 敵をばったばったと倒すシーンが「ひゃっほー!」な訳さ。 (補足:殺し屋→事故で記憶喪失→主婦→記憶回復) 物語的に御都合な所もあるんだけど、 そういうものとして楽しめる良品。 911を予言するセリフあり。 チラ見の映画 ・『陰陽師2』 ラストもロクに見てない。 荒ぶる神を鎮める、スケールのデカイ話になってたのにびっくり。 マンガか。 重箱の隅を突つけば、深キョンの顔と首の色が違いすぎて興ざめ。 素人撮影の写真じゃないんだから。 あれだけCG使えるなら色味を合わせるくらい屁でもないだろうに。 ぴっちり横分け鼻デカ兄やん(=中井貴一)もイマイチ狂気が足らず。 ・『レッド・ドラゴン』 ラストしか見てない。結構味のある役者さん達が出てるんで、 それなりに仕上がってるんだろうけど、男ばっかりで華がない(笑) これ見た後は『羊たちの沈黙』に行きたくなる。 そういう役割の作品だと思う。 今頃『池袋ウエストゲートパーク』を見ている。 特に窪塚くんの役はカリスマティックでいいよね。 小ネタ満載で楽しい。 PR ![]() ・アジアカップ日本優勝 中国人サポーターの無礼がニュースで取り上げられている。 ああまでして勝ちたい理由があるのだとすれば何だ? 「同じアジア人ならば」なんていう甘い考え方は支持しないけども。 ブーイングとジャッジに負けず、 頑張った日本代表選手&サポーターに万歳。 ・すっぱい八宝菜 八宝菜用の具を炒め、あとは味を付けるだけの段階で 何を思ったか酢豚の素を入れてしまった。 途中で気付いたのに「えいっ」とな。 ・このナイフを使え 母がサンドイッチを作り、あとはカットするだけの段階。 私は自慢のケーキナイフを渡し、 「これで切ればキレイに仕上がるから」。 母は「ふ〜ん」とにこやかに返事したものの、 普通の包丁で切っていた。 「なんで使わないの?せっかく!」と責めれば、 サンドイッチを切る為ではなく、ただの報告と思ったのだと言う。 つまり私の親切&自慢は、小学生が、母親に、 「今日何々ちゃんがね〜、ああで〜こうで〜」と 学校帰りに報告するのと同じレベル。 どうやら私の自慢したい気持ちが勝ってしまったようだ。 ・気の毒! endsの遠藤さんの連載『エンズの心(*)』No.140にて、 話題は少子化問題について。 ‘子孫にとって不適切な環境下なら尚更、 オスは自分の遺伝子を残したいと思い、 メスは産みたくないと思うんじゃないか?’と述べた一節、 わざわざ‘オス=俺じゃない’と断りを入れていた。 きっと遠藤さんの元には 結婚や子供に敏感なファンが押し寄せているのであろう。 本人が動物的欲求を拒否しているとも考えられるが、 いずれにしろ気の毒。 *so-netの音楽枠で隔週連載されていたコラム。 ![]() アメリカはワシントン州のアバディーンは ニルヴァーナのリーダー、カート・コバーンの生地。 こないだ『ベストヒットUSA』で得た情報によると、 その地に‘カート・コバーン公園’が出来るそうだ。 続いて「Smells like teen spirit」のPVが流れ、 「う〜ん、かっこいいなあ」と唸ってたら。 去年の11月末、ライブイベント『HOW LOW?』にて オープニングアクトの田中山。 メンバーの田中さんが弾いていたのはK・コバーン使用のギターだと X教授さんに教えていただいたのを思い出した。 くっそ〜、そんな小ネタ仕込んでたのか。その場で気付きたかった。 今頃悔しい(笑) オークションに出品されたK・コバーンのギター http://www.route66guitars.com/ ![]() 去る5月14日、新宿ロフトプラスワンにて 『妄想代理人DVD発売記念トークライブ』が行われ、 その模様が『Rooftop6月号』に掲載された。 内容はタイトル通りのものなので割愛するとして、 サントラを担当した平沢さんの痛快発言をクローズアップ。 「どうも私からイメージを引き出そうとしているような気が…」 この発言は依頼順が 監督からおおまかに発注→平沢さん作曲→出来上がり だった為、音楽を聴いて絵を変える可能性もある事から、 チクリと針を刺したと推測される。あくまで推測。ホントはどうだか。 監督の今敏さんは『妄想…』以前の作品にも平沢さんを匂わせる背景 (電車の中吊りに曲タイトル忍ばせたり)を使うなど、熱心なファン。 で、同じく平沢ファンの私からすると、「え〜、ただの真似じゃ〜ん」。 平沢さんの視点や言葉のチョイスを‘盗んでいる’と感じるのは ひとえに自虐的、露悪的、救いのない、 視聴者を突き放す物語が特長(だと私は思っている)の 今さんの作品が嫌いだから。 好みだったら「さすが平沢ファン!」なんつって調子良く褒めてたろう。 そんなもんよ、視聴者なんて。 「真似だ」と嫌うものあれば、 「敬意だ」とにこやかに楽しめるものがある。 これは好き嫌いの問題だろうけど、 平沢さんを好きな人達ってドロドロばかり表に出し過ぎじゃない? 私が平沢さんの音楽以外に一番好きな理由である所の 笑いはどうした、笑いは。 ![]() 7月29日(木)LIQUID ROOM ebisu ENDS 遠藤遼一(Vo.)、石垣愛(G.)、chirolyn(B.)、 JAH-RAH(Dr.)、白石元久(Key.) ゲスト:中島オバヲ(Per.) set list 1.UZU 2.市場 3.蜘蛛と星 4.BARMY 5.街よさらば 6.シャララ 7.すべてに等しく吹きつける風のように 8.上昇 9.炎天 10.FREE FALL 11.ASIAN BABY 12.DIVE 13.自由なこころ 14.PASSENGERS 15.百花繚乱 encore 1.saezuri 2.ひまわり 新宿にあったリキッドルームが恵比寿にお引越し。 電車が人身事故で20分遅れた上に少し迷ってしまい、 開演数分前に到着。 フロアは既に満杯、薄暗い中「この辺りでいいか」と 後方の通路に立つ。 BGMはケミカル・ブラザーズな、生きのいい曲が続く。 ワクワク♪ 暗転、トライブビートがカッコイイ出囃子でメンバー登場。 いい加減に立った場所がセンターど真ん前でテンションアップ。 衣装は黒の帽子に白のジャケット、ラメの入った濃紺のパンツ。 相変わらず、軽快かつ思慮深い、ユニークな雰囲気を漂わせている。 2年近くもブランクのあるライブゆえに、 音楽性の変化が気になっていた。 数ヶ月前、ソフトバレエの再結成を経て電子音系に傾いたと FC会報で読み、「もしかしたら…来るかも?」とほんのり期待していた。 ったら、来た!来たよ、ツボに! (たぶん)新曲でスタートし、懐かしい「DIVE」「蜘蛛と星」「上昇」 「シャララ」などにも新しいアレンジを加え、 ラストの「ひまわり」は複雑な前半から体力勝負の後半という、 魅力的な構成。 中でも「すべてに等しく吹きつける風のように」は圧巻。 ハードロックとニューウェーブ、さらに土着的なリズムが融合し、 遠藤さんの熱い哲学を表現していた。 アンコールは昨年CMで使われた「saezuri」。 「CMに出させていただいたんですけど、その曲をやります。ピッ」 ‘ピッ’とは、そのCMでやったアクション。 フィルムキャンディー『COOL SHOCK』は 親指でスライドさせて取り出すのだ。 しかしこれだけで笑い取るもんなあ。相当にクールなイメージ。 ハ〜、素敵だった♪ しばらくポーッとするだろう日々に乾杯(笑) ライブタイトルの「アポリア」とは‘克服し得ない矛盾’の意。 何語だろう? ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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