![]() 高校一年生からの友達は現在、 家庭に仕事に子育てに忙しく、何年も会わずにいる。 メールで知らされるのは 「子供生まれた」といったデカイ出来事のみ。 かろうじてマンガの貸し借りで続いているような、 淡白極まりない付き合い方だが、 素晴らしいのは一度としてカブらない事。 どうなってんだライブラリ。 以下、作者の50音順で。あらすじ省略御免。 今市子『文鳥様と私』 人間世界での倫理を持ち込んで苦悩しているのに首を傾げたが、 鳥類でも近親間の繁殖はよろしくないようだ。 身近に野生を囲う楽しさと難しさ。 羽海野チカ『3月のライオン』 着眼点鋭く、繊細な描写が雪のようにシンと鳴る。 中でもネコが眠ってる時の「プスプス」表現に唸った。 可愛いんだよね、あの寝息。 オノ・ナツメ 『not simple』 映画的。悲しみがより強く伝わる構成。 読後しばらく頭が働かなかった。 『さらい屋 五葉』 『鬼平犯科帳』。 江戸の粋を楽しめていい。 タマちく.『殺し屋さん』 DT並みの下ネタ最高。父の仇女の眩しいイノセンス。 音読を無視した新しいスタイルのダジャレ。 三枚目もやれるGacktさん主演で実写化希望。 テレビの三分枠で一話ずつ。 中村光『聖☆おにいさん』 仲良し女子の共同生活日記。 藤田貴美『SHIMABARA』 天草四郎の伝記をどの程度脚色したのだろう。 神童ながら自立心弱く、政治や戦に暗い。 これはキリストの性格なのか? やまざき貴子『LEGAの13』 装飾にばかり気を引かせていて、核が見えない。 何を中心に物語が動いているのか。 山下和美『寿町美女御殿』 ミドリお婆ちゃんとボロ雑巾のような黒犬に画力の高さを見た。 山田貴博『紅色魔術探偵団』 鳥山明風アングラ+80年代のファッション、と思ったら 初版が'89だった。 なれば、相当にオシャレな感性。 吉田秋生『海街diary2 真昼の月』 重めの事情を抱えた各々が、 それらを乗り越えて行こうとする前向きな姿に生を感じた。 よしながふみ 『大奥』 これほどの性倒錯設定作品が 文化庁メディア芸術祭での受賞を決めるとは。 男性への復讐心が歪んで出て来た話だと考えるのは、 きっと私の偏見だ。 『きのう何食べた?』 「芸能人でもないのに40過ぎた男が青年を維持出来てるのは ゲイかナルシスト」というセリフ(要約)に大納得。 PR ![]() 2009年2月3日(火)新宿ロフトプラスワン ゲスト:みのすけ、山西惇、広岡由里子、緒川たまき、佐藤誓 開演前に流れたBGMはスターリン、ガスタンク、 ムーンライダース、ラフィンノーズなどのパンクやニューウェーブ。 ![]() 2009年1月24日(土)渋谷C.C.Lemonホール サポートメンバー: 柴山和彦・下山淳(Gt.)、GRACE(Dr.)、泰輝(Key.) Set List(某所より拝借) 1.奇跡 2.6番目のユ・ウ・ウ・ツ 3.ダーリング 4.時計-夏が行く 5.ポラロイドGirl 6.生きてたらシアワセ 7.Menopause 8.Rock'n Roll March 9.我が窮状 10.ユア・レディ 11.アリフ・ライラ・ウィ・ライラ 12.世紀の片恋 13.生きてる実感 14.希望 15.ジェラシーが濡れてゆく 16.彼女はデリケート 17.君のキレイのために 18.TOKIO 19.単純な永遠 encore 1.The Vanity Factory 2.ヘイデイヴ 3.約束の地 4.あなたに今夜はワインをふりかけ 2F13列11番。通路横で気が楽。 BGMは無し。ほぼ定刻に開演。 ![]() 『おくりびと』 簡単なあらすじ: クラシック演奏家の夢破れて故郷に戻り、1からのスタート。 早々に仕事を得るも、未知の職業「納棺師」であった。 後のシーンを生かす為か、 納棺師への無理解を表現するセリフがキツかったけれども、 登場人物の感情に入れ込み過ぎず・放し過ぎずの絶妙な距離感、 軽いタッチの笑いが織り込まれる観易さが良かった。 祖父が亡くなった時、納棺師の仕事ぶりを目の前で見た。 この作品ほどアーティスティックではなかったが、 手際の良さが印象に残っている。 旅立ちのお手伝いとして足袋のヒモを結びながら、 「こうして別れを認識して行くんだなあ」と、 お葬式の役割を考えたりした。 ホント生きてる内だ、何事も。 今日と同じように明日が来ると思ってちゃダメだな。 とか反省しながら観たから涙ボロボロ(笑)。 『人のセックスを笑うな』 簡単なあらすじ:同じ美術学校に通う仲良し3人組。 非常勤講師の登場により、そのバランスが発展的に崩れて行く。 若いっていいなあ!(大声) 松山ケンイチくんに萌えるかと思ったら、 蒼井優ちゃんがものすごく可愛くてやられた。 永作博美さん演じる講師のような、 欲に駆られる‘お姉さん’って結構いそう。 ちょっとAVっぽい設定だけど(笑)、 あれほどに振り回されてくれたら可愛くて仕方ないだろうな。 ずっと抱えていた恋の終わりと始まり。 次の一歩を踏み出すなら前進がいい。 松ケン演じた青年の未来は ラストシーンでバイクがああなった事に象徴されている。 笑いそうになったけど、タイトルで止められてるから我慢した。 ![]() ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
|