![]() 早いもんで、新年ですな。 休みに入ると必ず昼夜逆転してしまう私ったらふくろう博士。 支払いは給料の二倍。 何やってんだか。 だって色んな人がボックスセット出すんだもん。 ゲルニカとかYMOとかず〜っと買えずにいるP-MODELとか。 他にもライブ行ったり映画観たり本読んだりなんだりかんだり。 お金を使う趣味ばっかりでいけません。 吉野朔実の作品中、印象に残る言葉がいくつかあるのだけど。 「プレゼントは暴力」 これは相手の意思を無視して受け取らせる強引さを、 暴力と表現してるのかな? 手紙も暴力といえば暴力だよね。 言いたい事を一方的に綴って受け取らせる。 でも受け取る側によって暴力と感じるかは別。 幼児虐待とかね、親は子供の為だと思って殴るし、 子供はそういう親に愛されてると思いたくて 黙って受け入れるしかない。 あぁ、正月早々なんて話すんだ。 『不滅の恋 ベートーヴェン』を観た。 何度観てもいいねぇ、不幸だけど。 音楽家を題材にした映画は数あれど、 ケン・ラッセルが撮ったらどうなるんだろ。 『アタック・ナンバーハーフ』を観た。 この邦題の絶妙な事(笑) 異文化交流で大切なのは、その差異を知る事だと思う。 で、この作品ではそういったとこをサラリと教えてくれてて、 すごく親切。 悪役にしても何にしても、けして過剰な成敗をしたりしないし (アメリカ映画だったら何人死んでる事か)、やさしい。 前時代的な人間を葬り去る場面は痛快だった。 セクハラおやじ、コケただけで気絶(笑) 足ひっかけた役員もゲイだったりして、なんつう微笑ましい情景。 家族との絆とか、ゲイ同士の繋がりとか、強くていい感じ。 タイはそういうお国なんだろうね(そうなの?)。 PR ![]() もう何やったか覚えてないんだけど、 ほとんど鳥肌さんに費やした年だったと思う。 思い余って熊本公演まで参戦してしまったし。 近衛兵(=ファン)の皆さんには過剰なほどの親切を受けて、 いかに私が何も持っていないかを思い知らされたりして、ガッカリ。 いやいや、ガッカリじゃないよ(笑)、ガックリ。 平沢ファン同士では全くなかった種類の付き合いが新鮮で 面白かった。 ミーハーになりきれない自分にも気づいたりして。 で、平沢さんの活動が大人しかったせいか、 他の電子系音楽に触れるチャンスが増えて、これも楽しかった。 ソフトバレエは復活しちゃうしね。 ライブとかイベントとか、積極的に出かけたのも 自分的にはすごくプラス。 ひとりで出かけると寂しいと思われがちだけど、 ひとりはひとりの楽しみ方があるし、気楽で良かった。 友達といるとグチの餌食にしちゃうから可哀相だしね。 仕事場では全く外に出ない、ひきこもりの人間に思われてて、 「海外に行けば見聞が広がる」とかアドバイスもらうんだけど、 「だったら旅費くれよ」ってね、思う。 アドバイスだけなら誰でもできるっつうの。 特に10歳以上の年長者はダテに年食ってるわけじゃないから、 私よりはるかに見通しが明るいわけさ。 だから色々と目に付くんだろうけど、ほっといて欲しい。 学ぶべきものは自発的に身につけていきたい。 人生のマニュアルなんか見せられたら、生きていく気が失せちゃう。 何が起こるかわからないから面白いんじゃないの? なわけで、来年も無謀にやってこうと思う。 ![]() WOWOWで『リリィ・シュシュのすべて』を観た。 こりゃあ痛々しい話だねぇ。 映像の美しさとの対比を狙ったのかなぁ? どんな残酷な現実が展開されても、 空はこんなに抜けるように青い、とかさ。 仮想現実としてのネットも含め、非現実的。 いじめの問題、身近な人はこんな風に美しい映像を望むだろうか。 ますます空しくなりそうだ。 衝撃を与える為にエスカレートさせたような残酷さが 見て取れるような。 内向的な人間てどうしても自己憐憫で、 外の世界(他者も含め)から理解されないと思い込んでるけど、 実際外に出そうとしないのだから、 理解してもらう可能性が極めて低くなるってのは当たり前。 不器用でも、表現してくれなくちゃわからない。 例えばネットで発露しても、現実会ったら全く話せなくなるとか、 逆に期待外れで「もう二度と会いたくない」とか、 そういう恐れが壁を用意させるような、当たり障りのない白々しい関係。 この作品ではその壁が逆の方向に働いた感じがする。 人権無視、思いやりゼロ、他者など自分を貶める存在でしかない。 心の底では全く逆の関係を望んでいるというのにね。 自分の受けた傷を他人にも与えたい、 または共有したいと望む人を責める気はないけど、 誰かに罰せられるのを待ってるようじゃ いつまで経っても心の平安は訪れないね。 自分の痛みはまず自分で癒そうとするもんだと思ってるし。 何が云いたいかって、冷めちゃったなって事。 もう二度と観ないよ。でもサントラは欲しい。 ![]() 12月26日は『鬼畜寄席』。おおむね楽しかった。 でもちょっと気になった事が。 あのねぇ、客に「次も見たい」と思わせなきゃダメだろう。 一期一会なんだよ、いつだって。 「鳥肌さんのファンばかり」なんて泣き言は聞きたくないぞ。 奪おうという気概、湧かないかな。 しょうがないじゃん、鳥肌さんは男前なだけじゃ満足できなくて、 人の目を引く為には手段を選ばないんだから。 音楽や小道具、客が感じていた不満の具現化、 どれを取っても神経細かい。 グダグダであっても、マイクから離れれば 声を大きくして聞こえるようにするし、 ワガママだとかいわれ放題だけど、 な〜んか細かいとこにプロ意識を感じるんだよね。 これは別に欲目とかじゃなくて。 芸だけで勝負するにしてもウケが悪かったら路線変更すりゃあいい。 そういう柔軟性は必要ないのかなぁ? 笑わせたいならもっと貪欲になってもいいと思うんだけど。 お客の私からすると、あまりに「ウケない」「ウケない」って言われたら 「笑わないこっちが悪いんかい」と腹が立つ。 よくこういうマイナスの言葉を使っちゃう芸人さん(ミュージシャンも)が いるけど、返って暗示かけちゃうんだよ。 「ウケない」と言った途端にその方向へ転がって行くもんなんだから。 出演者の内、誰がマイナスの暗示をかけていたかは秘密。 薄給でも自分勝手のできる仕事場はストレスがかからなくてよい。 頭も使わなくていいから、考え事ができる。 何を考えてるかったら、 オバちゃん達に褒められても嬉しくない理由はなんだろう、とかね。 んで、やっと答えが出た。妬まれてるからだった。 年齢を重ねると羨む事が恥ずかしくなくなるのか、欲が深まるのか、 「そんな事ないですよ〜」と言って欲しいかのような褒め言葉ばかりで こちとらウンザリだ。 同時に、自信を失うような事ばかり言われてるんだろうな〜、と。 そのあたりを考えると気の毒。 大抵の家族って人の傷つく事平気で言う間柄、 ウチでは絶対に有り得ない。 お正月休みは一週間。何かっちゃ寝ようと思う。 ![]() 私が最も苦手とするものは‘社交’なんですけども、 よくもこんなんでネットやってますよね、まったく。 数少ない友達にも「やめたほうがいい」と アドバイスされているくらいです、実は。 メール始めて断絶した友達もいる事だし、きっと向いてません。 それでもしがみついてるのは、 膨大な情報の簡単入手や魅力的な人々との交流など、 おもしろい事の方が多いからで、全くもって享楽的なわけです。 ところが、性格のせいか、問題の多い行動を起しがちで、 これがいけません。 少々のお付き合いのある方々ならわかると思うのですが、 危なっかしいです。 冗談云ってるかと思えば思想犯みたいな事するし。 おかげさまの前科一犯。 ウチは前科者のHPです。R指定にでもしときましょうか。 ネットやくざはお断り。 こないだ仕事場で 「直接注意すると傷つくと思ったから言わなかった」と、 爆笑しながら直で言われました。 そこで私、「どうしよう、この人バカだ」と思いまして、 もちろん反論しました。 プライドの高さじゃ誰にも負けません。 相手は社長の嫁さんですけど、関係ありません。 「それ、言っちゃったら台無しですよ」と言ったところ、 理解できなかったのか、あるいは何でも言い合えるのが 最上の関係だとでも思っているのか、キョトンとしてました。 前にも「みんな(同じ仕事場の人達)には (私に)話しかけるように言ってあるから」と、 人見知りに拍車をかける間違った思いやりに、 めたくそヤな気持ちになりました。 親切な人ばかりだと好感を持っていたのに、 強いられてたんじゃ気の毒だよ。 もちろん、考え方が違うだけで本人は親切のつもりだと、 頭ではわかるんですけど、どこか褒めて欲しいというか、 感謝されたい下心というか、そういうのが見えて気持ち悪いです。 ま、私が他人に無関心なのがいけないんでしょうけどね。 仕事してる時は仕事のことだけ考えていたいってのは、 ワガママなのかなぁ? ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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