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高校一年生の頃か?
日本青年館での公演を最後に三柴さんが脱退するとの事で、
帰宅後急いでチケット予約の電話を
新宿のプレイガイドにかけたものの「売り切れです」。
「そうですか…」と答えた私に
「ちょっと待って下さい。(間)今から来られますか?」。
時刻は夕方5時過ぎ。
私が住んでる所から新宿へは約2時間。着く頃には閉店。
親切な申し出を泣く泣く断り、諦めた。
そんなメモリーもあり、
どうしても祝いたかった青年館での30周年。

2012年6月29日(金)日本青年館
サポート:三柴理、長谷川浩二

ボーッと降りる駅を逃して開演10分前到着。
「本日は定刻開演となっております!」のアナウンスに慌てる。
1FQ列8番。下手側。オペラグラス持参も、さほど遠くない。
ステージ上は通常のセット。30周年だからとの特別な感じは無し。
開演前BGMを聴く間も無く、暗転。
出囃子はKISS『God of thunder』。

うろ覚えMCなど
・バカMCを考え続けた30年、今日くらいは観客に盛り上げて欲しいと
 客に課題を与え、コール&レスポンスもウィスパーで行うなど
 下らない空気を作り出す。少しは大人のイメージをと、
 グラスを揺らし「ワインをくゆらせながら」MC。
 「俺を気持ち良くさせる言葉を言ってくれよ!」に
 「才能ありますね!」の声。「才能ありますね、嬉しい(笑)。
 客の声はスルーする事にしているが」とガッチリ拾う。
・結成30周年という事で、メンバーに一番の思い出を話してもらう。
 まずは三柴さん。開口一番「ワガママ言ってすみませんでした!」。
 筋少の活動に体力が追いつかず、辞める他なかったと謝罪。
 脱退前、ライブ後の打ち上げ帰りは内田さんの運転する車に
 大槻さんと3人、同乗していた。気分が悪くなった三柴さんは
 車外に出て吐いたのだが、筋少一番の良心と映っている内田さんは
 その様子をヘッドライトで照らした悪魔。
 汚いものがダメな大槻さんは「やめろぉ~やめろぉ~」と騒ぎ、
 三柴さんは吐いてるから何も言えないしで、散々だった。
 それが筋少での一番の思い出。

 ちょっと脱線。汚い系がダメな大槻さんの話から、
 かつてギターを弾いてくれていたヒロシさんの話へ。
 パンクバンド・奇形児のギタリストだと緊張していた筋少一行。
 ツアー移動中に墓場の横を通ったら突然、
 「墓場ダメなんだよぉ~」。

 続いて長谷川さん。サポートしていただくようになって7年(?)。
 「踊る赤ちゃん人形(「人間ですよ~」と大槻さん訂正)」で
 赤ちゃんの泣き真似をするなど、普通のバンドではありえない事。
 と話す間も大槻さんは「おぎゃあ、おぎゃあ」。
 アルフィーや西川(貴教)さんでも叩いている長谷川さんには、
 赤ちゃんの真似までする大槻さんは「すごい」人物であるよう。

 本城さんは一年ほど抜けていたのみで、ほとんど共に。
 一番の思い出は打ち上げ。
 橘高さんと毎日飲むのが楽しくてしょうがなかった、と。
 今は昔ほど暴れてないとの言葉に、
 「昔もそんなに暴れてなかったよ~」と大槻さんが
 大暴れロッカーとの差をジェスチャーで表現。
 本城さんの暴れ方は若干ソフト。

 内田さんは先程のエピソードに反論。
 確かにヘッドライトで照らしはしたが、
 「エディは吐きながらピースしてたよ」。
 一番の思い出は「滅多に立てない武道館のステージで
 カッコ良くギターソロを決めて、カッコイイ。
 だが、その後に大場久美子の物まねをした」橘高さん。
 (この時「今日はやんねぇからな!」と断るも、
 アンコールで披露して下さった。ええお人や。
 ※『筋少動画』に収録されているそうです)

 「俺はクビにされたからな!」と在籍年数に関し、
 大槻さんにイヤミを言う橘高さん。客席の微妙な空気を察して
 30周年ライブで言う事じゃ無かったと自分で突っ込む。
 それを受けて大槻さんは「自分でボケて自分で突っ込むよね?
 俺の思い出も言っていい?ステージの端で騒いでたらさ、
 太田に後ろから蹴られて落とされたんだよ」。

・夏フェスに出演決定。
 バンド名を「筋肉少女帯の大予言」に変えたが、
 全く話題にならない!
・結成30周年という事で、特別な場所で行うのかスタッフに尋ねるも
 濁されに濁された挙句の日本青年館。
 「千駄ヶ谷から、青山から、中途半端に歩く、
  この場所に来てくれて嬉しいぜ!」
・「エディ最後のライブで、最後に演奏した曲です。孤島の鬼!」。
・「あの時も来てた人いる?あっ、何人かいるね。シーラカンスだね」。
・30周年だからと特別な事は何もしないが、そんな時にはこれと、
 かつて「ウメ星デンカみたい」と言った金ピカ衣装登場。
 楽屋で着方を覚えたというのに、逆に着る大槻さん。
 「後ろで何ゴソゴソしてるのぉ~?あっ、ファスナー上げてるのね」。
 (文句から入るとはネガティブ。スタッフ泣かせてますね?)
・アンコールにて。あまり待たせず現れたのに慌てた客を見て
 「みんな可愛いね。
  突然彼氏が来て慌ててタバコ消す彼女みたい。
  男もゴソゴソしてたのを見付かって
  慌てて机の下に隠すみたいなさ」。
・「茶番だ!」と叫び、大槻さん退場。バラの花束を抱えた内田さん、
 野口五郎風ラブソングを手持ちマイクで歌い出す。

お客さんと握手しながらゆっくりと袖に向かう本城さん。
内田さんと橘高さんも少し残ってお別れしてくれる姿を見ていて、
いつも通りな感じでもありながら、少しは特別感あったのかも。
まさか「夜歩くプラネタリウム人間」が聴けるとはね。
ポセイドーン!

30年続けて来られたパワー。
支える要素が一つでも欠けたら弱まってしまうように思える。
さりげなく太田さんの名前を出して気を遣ってくれてる所も含め、
珍しくバランスの取れた人達なのだろう。
来年はデビュー25周年。夏の予言が楽しみ。

Set List
1.踊るダメ人間
2.サンフランシスコ
3.日本印度化計画
4.家なき子と打点王
5.夜歩くプラネタリウム人間
6.これでいいのだ
7.ワインライダー・フォーエバー
8.レセプター
9.孤島の鬼
10.Guru
11.イワンのばか
12.カーネーション・リインカネーション
13.ロシアンルーレット・マイライフ
14.労働者M
encore
1.新人バンドのテーマ(プラグレス)
2.北極星の二人~内田のラブソング~
3.再殺部隊
4.ツアーファイナル
5.釈迦

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