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2012年10月6日(土)大宮ソニックシティ 大ホール
サポート:鉄人バンド


会場ロビーに飾られていた、
『HEY!HEY!HEY!』と『魁!音楽番付』の花。
奥はNACK5。

反原発の意志を掲げた団体(名称未確認)を横目に、
物販でDVD『武道館コンサート/ジュリーマニア』を購入。
ビデオで持ってるけど、
故障したデッキを放置プレイにしていて観られない。
「早く帰って観よう!いやいや、これから生歌聴くし」と
幸せな一人ボケ&ツッコミで機嫌よく座席へ。

2F5列4番。
両端にせり出している、バルコニーのような席には
最前列のお客様は危険だから立たないようにとの注意書き。
ただでさえ2階席にご不満の母は最前列でもないのに
「立ったら何か言われるのか」と、緊張と不安を抱いている。

東日本大震災と、それによって発生した原発事故を受け
制作された新譜『3月8日の雲』を中心に据えたセットリストは
人気曲もレア曲も散りばめられており、ガチガチな印象無し。

一曲目の「SPLEEN~6月の風にゆれて」。
目立つストリングス(バイオリン)は泰輝さんがキーボードで。
コンサートのタイトル『カガヤケイノチ』から、
震災や反原発に触れるとしても
ポジティブな姿勢で行くのかと思ったが、
歌詞の「今では何もかも失くした 失くした 失くした」に
ただ事ではない空気を感じた。
このまま重苦しい状況を反映する楽曲が続くのか?
しかし次の「そのキスが欲しい」でその心配は消えた。

ご来場の皆様へ天候からめたご挨拶。
この日は晴れのち雨の予報。沢田さんは
「(会場に着いた頃は)日差しがパッキンコ」と表現、
笑いを取っていた。パッキンコ。

「被災地の、すべての方に歌います」と、
新譜の4曲を収録順に演奏。そして休憩。
かつては沢田さんの衣装チェンジの間に
鉄人バンドのインストが聴けていた。
今回は客電も明るくなって完全に「休憩」。
曲の作り出した世界観を変えるためなのか、
体力的なものなのか、両方か、謎。

久々に聴いた「サーモスタットな夏」。
パーッと盛り上がる。も、
ついエコ意識から選んだのかな?と考える。

「明日は晴れる」で本編締め。
やはり震災を意識してるのか。
アンコールの「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」まだしも、
「ス・ト・リ・ッ・パ・ー」もか?
歌の力強さに感じ入る中、
沢田さんの震災に関する取り組みが真剣なだけに、
選曲に意味や思いが込められているのではと
関連性も探しながら観ていた。
MCでは次のツアータイトルを野球にからめて付けるなどといった
仕事話題のみで、特に主義・思想につながるようなもの無し。
聴衆への押し付け無し。
だから、歌だけを楽しんでも良かったのだろう。
そう思える内容で少し安心した。

母は結局、着席したまま観覧。気弱だ。

***

MC中、
ご本人から何度も老人虐待だと禁止令が出ているにも関わらず、
「がんばれ~」の声。沢田さん無反応。
隣席の方が「なんでそれ言うの!?」と怒っていた。
もし知った上での事なら、
沢田さんの耳に自分の声を入れるためには手段を選ばない
エゴの塊な人物ではないだろうか。
まともなコミュニケーション法ではない。
私は「どうか無視して下さいますように」と願っていた。

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