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2009年10月17日(土)お江戸上野広小路亭
『カルト寄席4』

寄席に伺うのは初。
メール予約だが、受付の方は名簿を用意していない。
こんなにユルイものなのか?
勝手わからず、オドオドしながら階段を上る。
靴を脱ぐよう指示されるも、
入場者多数でスリッパが足らない。
外は軽く雨模様。
靴下で歩き回るのはいいけれど、
受付のユルさから通路メンテナンスが心配。
しかし靴預け所(下足箱も満杯)管理者の丁寧な応対に安心
…出来ない自分の性格が鬱陶しい。

会場入り口から中を覗く。
開場から10分も経ってないのに空席が見当たらない。
「間違えたか?」と一度階下へ。やはり間違ってない。
改めて中に入り、適当な椅子席へ。
近過ぎず遠過ぎず、横軸も中央で良い席ながら、
前の席に男性が座っていて、体を傾けなければ見えない。
どうしても右隣の男性に接近する事になるが、
石鹸の良い香りがするので苦ではない。
まだ夕方なのになぜ石鹸の香りがするかは追究するまい。
するまい。

それからもお客さんは絶えず、
桟敷も隙間無く座っているようで、
とうとう立ち見が出てしまった。
すごいねー。誰の力だろうねー。
と云っても、中将を観る為だけに来たのではない。
出演者がみな、興味深い方ばかりだから。

舞台には高座。大入りで、
その高座両脇にまでお客さんを座らせている。
そういった事情説明など含め、前座の方
(快楽亭ブラウンと名乗ったように聞こえたが、確認出来ず)の
一席からスタート。
医者の使った隠語に知ったフリで応じた僧が
誰にも気付かれないように意味を明かそうと
小僧を使いに出したが、という話。
まだ学生か新人か、声が小さく、言葉もハッキリせず、
オチ(下げ?)もイマイチわからなかった。
いや、わかったけど、弱い。
カッコ良さげなお兄さんだっただけに惜しい。
練習と場を重ねて実力を上げた姿をまたどこかで観たい。

元気イイゾー
ウクレレ弾き語り。
街で見かけたキチガイなどをネタに盛り上がる。
ひっどいけど、楽しい。

大本営八俵
浴衣に軍帽という出で立ち。
政治ネタや女子高生が使う略語のネタなど。
声デカイ。笑い過ぎて顔痛い。

快楽亭ブラック
初見。現行政治を基にシモ方向で笑わせるオリジナルの落語。
かなり作り込んでいる印象。

鳥肌実
同日に長野で演説。
快楽亭ブラックさんの時にスタッフから到着の合図。
なんという過密スケジュール。
久々に見るが、やはり太っている。
年齢的に仕方ないとはいえ、
玉砕スーツをぶかぶかにサイズアップ。
髪も、最近はタモリさんのようにエアリーな感じに仕上げ
何かに抵抗しているようだが、
今回はペッタリ撫で付けられていた(ポマ臭無し)。
これからは中年のアブラっぽさを出して行く方向か?
足元はいつものサラリーマン靴下。
ネタは「エキノコックス」
「ねるとんパーテー」など既存のものが多く、
時事は芸能界の薬物汚染に触れたくらいだけれど、
それでも半々か。

照明が熱かったか、ウケの弱さに焦ったか、すごい汗。
そんな中、一番笑ったのは「頭の中は真っ白です。
腹の中は真っ黒ですけどね。大福みたいな感じでね」。
周囲の反応は薄かったけど、
話の流れも意味も無視した例え方にやられた。

「だまされないぞ、再春館製薬。
ドモホルンリンクルは全て返品してやりました」の具体的内容は
年末の本公演で明かされるのだろうか。期待したい。

終演は9時過ぎ。鳥肌さんはギリギリまで話してくれたようだ。
靴を預けた場所には快楽亭ブラックさんがおり、
来場者に丁寧にお礼を述べていた。
私は恥ずかしくてサッサと帰ってしまったけど、
終始笑ってもらおう楽しんでもらおうと作られた場は
とても居心地良かった。

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