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全国時局講演会『奉納演説』

2007年12月21日(金)九段会館
待ちに待った本公演。入場前にケイタイで記念写真撮影。



ゴリッとした鋼の扉と、
その奥の夜会を思わせる柔らかな照明が
独特の格調高さを思わせる。
横付けされていたのは街宣車(撮影は23日)。


ダイハツ ミラのウォークスルーバンでございます。

入場。ウキウキと物販チェック。今回はどんな仕込みを?
ハッ、曲げを結ったお相撲さんが売り子をしている。面白い。
相撲は日本の国技。
イチ押しのステッカーセットは会場限定販売。
100万円札目当てに購入。2000円也。
そして2004年版と装丁の変わっていたパンフレットも。
これで買う予定でいたワークシャツは先送り。残念。
しかし3000円(2000円だったかな?)以上購入の特典で
ポスター付いてきたし、
玉砕ブランドのバッグもカッコ良くて、
ちょっと誇らしい(←感覚変)。
他、アパレル方面への力の入れようが激しく、
商品はドカジャン、ツナギ、鯉口シャツなど、
男臭いものばかり。試着可。将来は虎一とのコラボもアリか?
その後は久しぶりに会った近衛兵様と中将以外の話(笑)をし、
開演時間ギリギリに自分の席に着く。

1Fは列6番。
3列目で舞台に近いけれど、ほとんど端っこ。
スクリーン観辛い。

開演前のアナウンスから10分ほど後に暗転。
スクリーンにCG映像が映し出される。
Mr.GYOKUSAIのロゴや
アナクロなコンピュータ画が死ぬほどカッコイイ!
内容は、次々と核爆弾で
敵地を殲滅するシミュレーションなのだが、
これがバカバカしくも清々しい。

スクリーンが上がると、
戦時中流れていただろう曲(不勉強ですみません)をバックに
ステージ後方の大きな国旗の日の丸部分を
スポットライトで赤々と照らし、期待が最高潮に達したその時、
客席上手側扉より、
旗を振りながら新品玉砕スーツを着た中将登場。
数回客席を縦方向に往復し、舞台へ。
その間、スタッフが立て看板やビールケース(アサヒビール)、
マイクスタンドを用意。

舞台に上がった中将、細かくビールケースの位置を整え、
マイクに鼻息を荒くフーフー当てた後、
「朝、目を覚ましますと、
庭先でスズメが交尾をしておりました。発情期ですなあ!」と
超初期のネタ。
終えると、「元気ですかー!」の
猪木マイクパフォーマンスを基にしたネタへ。
今回はそれに加え、
アニマル浜口氏の「気合だー!」をもじった「嫌いだー!」。
何が嫌いかって?
「嫌いだ嫌いだ。
のむひょんの、テフロン加工のような整形顔が、嫌いだー!」、
「嫌いだ嫌いだ。
ライス国務長官の、黒過ぎる大陰唇が、嫌いだー!」。
「おい、おい、おいー!」と一区切り付けると、
スタンドからマイクを外し、ビールケースから降りて話し出す。
本公演で歩きながら話すというのは初かも。
以降、一層断片化。お許しを。

・公演の成功を祈る為に靖国神社へ。
参拝を終え、朝の清んだ空気を思いっきり吸い込むと、
「ん?(鼻をクンクンする)…
この黄砂に混じった、生意気なキムチ臭い匂いは…」。
ここから朝鮮半島方面へ攻撃開始。
・「今日は『ちゃんこダイニング若』について
3時間話します」。
・のび太君が大人になったような福田康夫首相。
役人を絵に描いたような、面白みのない男。
一時間半の台本を作ったが、全くウケない。

・ツアーのお楽しみ。全国の風俗店に出向く。
38件の内、6件ぼったくりに遭う。事務所運営に大打撃。
・戦没者遺骨収集を目的にフィリピンのセブ島へ。
飛行機より降り立ち、すぐに少女買春。
アニータ似の娘と12歳の少女をホテルに呼び、
レズプレイをさせるも、12歳の子がワンワン泣きじゃくり
早々に帰ってしまう。二人分の金を払ったのに、
と不服に思いながら、仕方なくアニータ似の娘と続行。
一緒にシャワーを浴びていると、
浴槽に溜まった足元のお湯が真っ黒。
不潔さに引きつつ、3時間のクンニ。
それが原因したのか、ノドの調子がおかしい。

・福田・小沢一郎の会談について、
どちらが先に申し入れたのかと記者に訊かれた際、
福田氏が「どちらともなく、フィーリングですよ」
と答えた事に対し、
「お前達はセックスでもしたのかよ!?
オヤジ同士でカマを掘り合ったのかよとね!」。
・小沢氏民主党党首辞任騒ぎの件。
「プッツンしたんですよって…。‘
壊し屋’じゃない、‘壊れ屋’じゃないか!」。
・安倍晋三氏の甘ったれぶりを表現する為に
「(うつで入院など)バイト先でイジメに遭った大学生」、
「オナニーは祖母の手ほどき」、
「嫁の乳首はチーカマ状態」と。
チーカマって…(笑)。

・少し遅れて入って来たお客さん2名様に気を散らされ、
「チッ、早く座りなさい!」と一喝。
後に男性客より「そうだ!」の声が飛んだ時には
「ひぃっ」と縮まっていた。やはり女子供には強い。
・軟弱な外交に苛立つ日々。
「すっとぼけ亀頭(かめあたま)の福田と
チリチリパーマのオバハンヤクザの金正日では
見た目からして勝ち目が無い」。

・安倍晋三内閣が短命で終わったのは
靖国神社参拝を怠ったから。
小泉純一郎が5年も首相を務められたのは
コスモパワーたる英霊のご加護ありき。
「口で言うよりも、証拠写真がありますから」と
パネルを持って来る。
一枚目、ピースサインを出している小泉氏。背後から光が。
「これね、合成でも何でもないんですよ?」。
その後、安倍氏の虚ろな目、青ざめた顔などの写真が続き、
「私にも英霊のコスモパワーが」と特攻隊が中将の背後に。
しかし特攻隊は特攻隊でも走り屋の方だった。
・上記のパネルを袖に運ぶなど、
一度引っ込んで戻って来た時の一言にもスキは無し。
「はいっ!という訳で、
浅田真央の処女を奪って参りました」。
「はいっ!という訳で、
福島みずほのブログを大炎上させて参りました」。
「はいっ!という訳で、
瀬戸内寂聴を引っぱたいて参りました」。

・テレビ出演者はジャニーズ(J)、吉本(Y)、創価学会員(S)の、
闇のJYSトライアングルで構成されている。
そんな所に入り込むより、
ケーブルTVの枠を買い取った方がいいと、
「国粋、菊水、玉砕チャンネル『鳥ジャジーラ』の開設です」。
この後、一日の番組構成を語る。
早朝は皇室関係の番組、
朝のラジオ体操は西村眞吾氏指導のもと
右半身だけの天突き体操、続いて『屠殺場!』、
昼はハマコー氏司会の『怒鳴っていいとも!』、
夜は『オレたち朝鮮族』、『全部ヘンだよ中国人』、
夜中は朝まで田原総一郎氏とサシで討論。
最後は画面いっぱいに日の丸と中将の顔が重なって終了。
・「なんであいつは在日の映画ばかり撮るのか」の
井筒和幸監督作品『パッチギ!2』を
筑紫哲也が『NEWS23』で取り上げたのを見て
「また筑紫か!肺がんで死ぬと思ったのに…。
井筒の映画を持ち上げずに、お前のカツラを持ち上げろ」。 

・回転寿司屋に行けば黒人がスシを握り、
牛丼屋に行けば明らかに東南アジア系(?)の娘が
‘稲垣’のネームプレートを付けて接客
(牛丼と間違えて豚丼を持って来た。それを咎めると、
中将の脇の下に唐辛子のビンを挟んで行ったという
意味不明の行動に出た)している。
「東南アジア系丸出しのお前が稲垣な訳ないだろう。
みなさんね、これでいいのか!という話ですよ。
お祭りで神輿を担いでいるのも、
こんもりターバンを巻き上げた男達が、
下半身は褌ユルユルでね、
毛むくじゃらの金玉をチラつかせながら、
ムハンマ~ド ムハンマ~ドって」。

・仕組まれた韓国ブーム。
武道館で4万人動員したリュ・シウォンは
「口半開きの、知恵遅れの、ひまわり学級」。
天井の日の丸を覆って隠したという話に立腹。
そんな男に使わせて、なぜ自分には使わせないのかと
武道館に問い合わせた所、
「あなた、公演中に脱ぐんでしょ?」。
「思想は関係無かった…」。

・玉砕ブランドの話。オススメはワークシャツ。
背中に零戦の設計図をプリントしたゴリゴリの逸品。
「しかし中国製…。特攻とか必中という文字をねぇ、
工員達はどういう気持ちで刺繍しているのか。
不良品が出ていないかと検品作業が大変なんですよ」。
・日本新党が誕生した時、右翼的見地を大きく期待したが、
字体が丸みを帯びたもので全く日和っていた。
日本人ならばこのように↓ゴリッと楷書で。


12月14日(金)仙台・電力ホールにて(撮影:ミナミ様)

・若者文化への憤り。
中将の服装は極端で、スーツかジャージのどちらか。
原宿で試着せずジーンズを購入、家で履いてみたら
「股上がこれだけ(5cmくらい)しかない。
ヘソまで隠れるグンゼパンツが丸見えでね、
返品に戻った所、ローライズのものしか置いてない。
こんなもの、しゃがんだらそのままウンコ出来ますよ。
ジャージもね、ゴリゴリの国粋ですから、
ミズノのスーパースター以外着ません。
しかしここでもローライズしかない。
ジャージはスポーツの為に着るんじゃないんですか?」。
こういったファッションセンスは
アメリカの黒人文化から来たもの、
平和ボケ日本との事情・背景の違いを十分に説明した後、
浅はかな若者どもを
「アメリカのサウスブロンクスに放り込んでやります」。

去年はオマーンで開催されたエア・手マンの大会で、
今年はエア・クンニの大会で
スイスのレマン湖へ行かねばならないという事で、
「では、帰ります、我に」。一幕終了。

再びスクリーン下りてオープニングと同様のCG映像。
今度は八紘一宇とキティホークの正面対決。戦力差大。
‘敵の戦艦真っ二つ!’で轟沈を決めると、
ホワイトハウス目掛けて
鳥肌零戦一家が「靖国で会おう」の言葉を残し、特攻玉砕。
砕け散った御霊が一つになり、天へ上っていく。
ん~、お見事!

スクリーン上がると、ミラーボール回るスナックで
オヤジがカラオケ熱唱する態で「ベサメムーチョ」。
ピッチピチの薄いベージュのスーツに10cmはあろうかという
高いヒールの白エナメル(?)シューズ。
椅子に座りながら歌っているのだが、
足が床に届かずブラブラ。ちょっと可愛い。
この後、北島三郎「北の漁場」
(ムーンウォークやヴォーギング、一人ウェーブで踊る)、
浜田省吾「MONEY」(札束を取り出し客席にばら撒く)、
カンペを見ながら大江千里「かっこ悪いふられ方」。
途中、意味なくキャノン砲使う。
これで流れ星ヘアだったら完璧。

スクリーンが下り、創価学会テーマパーク『信濃町』駅前で
街宣の様子が映し出される。
道行く人々の反応が薄く、ちょっと「あれ?」な感じだが、
警備員(警官?)の無線使用に笑いが起こる。
続いてトライクで中野(?)から新宿へ流す映像。
走行中はナンパ(失敗)、ママチャリ婦女子に並走、
搭載のカラオケで長渕剛の曲「賽銭箱に~」と歌い出した所で
後ろのタクシーに煽られ慌てて発進する、などなど。

次はふんどし一丁で滝に打たれる修行シーン。
太陽の光を背に日本刀を振る姿が凛々しい。
その後、駐車場で裸踊り。局部は「玉砕」の文字で隠す。
BGMはB'zの「BAD COMMUNICATION」。
歌前にスクリーン上がる。
現れた中将は旧日本軍軍装。抜刀し、すぐに幕。呆気ない。

この後、出待ちへ。

おお、英霊達のコスモパワーが激しい。

黒ジャージに紫のファーで登場、撮影・サイン応対、
「撮影は車の方でお願いしますよ」で移動、
「今日はおぼろげですみませんでした!」の一言を残し、
車に乗り込み静かに発進、
窓に近づく危険な人達にも親切に接し、
歩道から離れた途端にビュン!とスピードアップで
立つ鳥跡を濁さず。

***

12月23日(日)九段会館
席は1Fり列3番。21日と変わらぬ場所。
内容も同じなので、特に書く事なし。
ただ、この日は天皇誕生日だったので、
靖国参拝が本物の右翼にビビッってかなわず、
「公演の成功が危ぶまれる」、
「記念行事でもあるかと日本武道館に赴いたら
THE ALFEEコンサート…」といったアレンジをプラス。
帰りの地下鉄駅構内ではアルフィーと鳥肌実のグッズ、
それぞれを手に歩く人々が混在し、笑えた。

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