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「人の気も知らないで」
と、思ってるのかな?って記事(ラジオ書き起こし)。

『世界は数字で出来ている』
オードリー・若林「評論家きどりばかりのツイッター」

Twitterに限らず、
何も狙ってない誤字脱字に即座に反応する人達って、
どういう心理からなんだろう?
笑いに転化させられればツッコミだけど、
そうでないなら重箱の隅つつく安易な指摘。

親切心から
「そのままにしてるとバカだと思われちゃいますよ?」
ってこと?
指摘を受け訂正する人、大きなお世話だと感じる人、様々。
感想や意見を伝えるよりも、
間違いを指摘する事を選んだのにムカついたのかもしれない。

「芸人なら上手く返してくれるだろう」
「素人の云う事など気にしないだろう」
これって人間性無視した甘え。
とはいえ世界広し。
悪意の応酬を楽しむ人も存在する。

この記事読んでて、別方向ながらも思い出したのが
本谷有希子作・演出『クレイジーハニー』。
こちらはスランプに陥った作家と固定ファンとの話
(詳しくは検索でお願いします)。

創作を生業にしている人間が
やっちゃいけない事の一つといえば、
「ファンの意向に従う」。
スランプが過ぎて、これに手を出してしまう作家は
大概失敗する。
顧客の顔色伺う作品ばかりでは閉鎖的で陳腐になるし、
新しいお客さん呼べない。

自分の軸で立てていれば
何を書けばいいのかわからなくなったりしない。
ファンの抱く虚像に反発したり、八つ当たりする
責任転嫁型の作家は「人の気も知らないで」とばかりに
苦悩を訴えていたが、受け手の知った事ではない。
気に入れば次の作品を楽しみに待つだろうし、
気に入らなければ次は無い。
去り際に悪態をつく顧客もいるだろうが、
それも知った事ではないのだ。
創作物に対しては誰もが自由。正誤の入る隙など不要。

ラストシーンでは無二の親友が
極端なスランプ脱出方法を身を挺して教えてあげていた。
それは身を守る事にはなるかもしれないけど、
創作意欲に繋がるかは疑問だな。

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