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コロナ禍で外出を制限される中、
ストレスを逃がす為にもと
無料配信された『鬼滅の刃』。
第一話目だけ観て、
時間のある時にまたと先送りしている間に
フジテレビでの一挙放送が始まり、しっかり楽しんだ。

ネット上をふらつく合間、
漏れ聞くほどに評判が高かった。
観てみて驚いたのは丁寧な作り。
特に炭治郎の水の呼吸を
浮世絵で描かれる波のように表現したこと。
刀を抜くSEが入るCMの前&明けのカットも
同じものが無く(たぶん)、
制作陣の妥協無しの作り込みを感じた。

大正の頃の物語というのも良い。
現在よりも格段にお洒落だった時代だ。
そして神道の影響が強い世界観。
全て無で片付けてしまう諦観の仏教よりも、
断然生き生きとしている。

キャラクターの名付けも良い。
難読だけども、
どういった人物かを表しているので
頭に入りやすい。

構造に目新しさは無いかもしれない。
でも情状酌量がウケる昨今、
打ち消し合う火と水を内包する炭治郎の存在により、
成功は約束されたようなもの。
世界を斜めに見るクールさは
もうすっかりダサいのだ。

そしてこの劇場版に至るのだが(前置き長い)、
映画館で見るのは難しかったので
先日のフジテレビ放送で観た。
これまた先に評判を漏れ知っており、
大体の流れも、
煉獄さんがやられてしまうことも知らされてて、
その上で泣くのは難しく、
「ちょっとCG然としたとこ多くないか?」とか思いながら、
さすがにあのラストシーンにはホロリとさせられたけれども、
「心を燃やしてね、うんうん。これから先の物語も楽しみ」
とか穏やかな気持ちでいたら、
「炎」流れる中の煉獄さんにグワーッと泣けてしまった。

母に褒められた時の煉獄さん、炭治郎と同じ笑顔なんだね。

明日(10日)の夜、放送開始。


アニメ「鬼滅の刃」プロモーションリール 2021

***

ふざけちゃってるけど、やわらかな声が良い。


LiSA『炎』-MUSiC CLiP- 再現して歌ってみた!

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