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映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』公開に合わせ、
『1』がテレビ放映された。
初めて吹き替え版で観たけど、なんだかオバサンぽい話し方。
特にサマンサ。
英語でもそんな感じなのかな?
それはいいとして、
WOWOWでテレビシリーズを一気に観たのだが、
それは主にキャリー(主人公)以外の3人が
魅力的なエピソードを展開させていたからである。
映画版『1』のCMはビッグ(キャリーのお相手)が
結婚式をドタキャンする場面をフィーチャー。
観る気が全く湧かなかった。
というのも、ビッグは大昔の王子様に
現代の優柔不断さを加えた男性像であり、
彼に振り回されるキャリーは
自立しながらもお姫様願望のある女性像だから。
ラストのプロポーズシーンなど、まるで『シンデレラ』。
現代の要素を上手く織り込んではいるが、ファンタジー要素も強い。
メインキャラクターの4人全員が
高額所得のセレブリティである事も然り。
しかし、そんなピラミッド頂上の
小さな三角形を見上げる思いをさせるばかりでなく、
赤っ恥エピソードが連続する所が上手いし、面白い。
憧れの対象という訳でも、
「あるある」と共感出来る訳でもないけれど、楽しめる。
男性にとっては
女性の生態を知るのに良いテキストとなっているらしい。

『SATC』を観た後、必ず話しそうな事といえば、
「4人の内、誰と同じタイプ?」だろう。
私はミランダ+シャーロットで、心の内にサマンサを宿している感じ。
キャリーの要素が無い。
でも主観と客観は違う。本当はキャリーなのかもしれない。
ひとりファッションショーやっちゃうのか。

そういえば、体型が土砂崩れを起こし始め、
すっかり熟女じみて来た昨今、夏を乗り切るべく
ワンピースの下に着るヌードカラーのインドレス(スリップ)を買った。
10500円也。ブランドはワコールが出してる『MC』。
機能美なデザインでお気に入り。
着てみたらば胸がいい具合に下がってて、
ひとりで「エロッ!」と盛り上がった。
桃井かおりさん曰くの‘賢いおっぱい’だ。

誰にでも4人全員の要素が多かれ少なかれ入ってるって事か。
ヒットするはずだわ。

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