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ネットで飛行機+ホテルのパックを予約。
スキップなる搭乗方法
(チケの代わりにバーコードを自分で印刷)に戸惑う。
なぜなら私のプリンタはインク切れかけ。
とっとと電器屋に行けばいいものを、行かない。
「きっと読み取り機優秀」。
近所の電器屋よりも大規模の空港を頼みとする。
5月11日、果たして無事に熊本空港着。
ご当地キャラが出口から遠い所でお出迎え。


しっかり阿蘇山噴火中。
御輿型はもしかして、担いだのかな。

バスで交通センターへ。
車内に流れる観光ガイド的アナウンスが変に舌足らず。
スザンヌちゃんだった。
熊本の観光大使なのかな?
到着。


なぜ「おてもやん」?発祥の地?
地元の人間でないとわからない名称。
近くのビルで晩ごはんを食べてからホテルへ。
(着いたのは夜だけど撮ったのは昼。暗くて文字が写せなかった)

12日。
母の熱烈なる希望により、
上通りで祖父へのお土産も兼ねて蜂楽饅頭を購入。
見た目は今川焼。
関東地方では買えない白あんがお目当てなのだ。

正しくは熊本県宣伝部長のスザンヌちゃんであった。

詫:肖像権侵害怖い。判別出来ない距離で済ませました。

祖父に連絡する為、公衆電話を探す。なかなか見当たらない。
デパート脇のタクシー乗り場近くにあった。
母が話している間、観光案内板をボンヤリと。



「ハイヨ」は敬語に当たる語尾だろうか。
頭に西部劇が浮かぶ。
「ハイヨー シルバー!」。

白馬ではないタクシーに乗り込む。
母の実家は中心地から離れた所にあるので、
必ず「並建方面に行って下さい」とお願いしてから、
細かく指示して行くカタチになるのだが、
今回のドライバーさんは普段、
空港と市内周辺を走っているらしく、並建もヤバそう。
地図を開いて確認している様子を見て、
直接住所を伝えた方がいいんじゃないかと母にコソコソ言ってみる。
なぜコソコソ言うのか。
それは私が口を開くと
「どこから来んしゃったとですか?」の展開になるから。
お愛想の一つとはいえ、なんかドキッとする。
そんな異邦人の提案(住所言う)を簡単に無視した母は
指示が遅れて1本、道を間違えさせ、
不案内のお詫びを兼ねた「細かいお金はいいですよ」のオマケを
「いいですよ、ありますから」で無にした。
到着。

祖父は母と私を見るなり、
「○ちゃん(=母)はまた太うなったか。
 さわだちゃんは痩せて品の良うなった。帰らんとおれ!」。
(訳:○ちゃんはまた太ったか。
   さわだちゃんは痩せて品が良くなった。
   埼玉に帰らないで熊本にずっといなさい)
見た目チェックの厳しさは相変わらずだが、
さすがモテの祖父。女心を刺激する。
「帰らないでずっといろ」なんて言葉、冗談でも照れる。

14時頃、叔父が迎えに来た。
祖母のいる施設は山の奥にあるので、連れて行ってもらうのだ。
あれ、乗って来た車、どこかで見覚えがある…?
プリウスだ!
平沢ファンとしてテンション上がる。緑色じゃないのが惜しい。
シルバー!(ハイヨー)←銀色だった
母によると、昔から叔父は金銭感覚がしっかりしており、
ローンや借金はもってのほか。
「利息分を払えるのだから、
 借金する人間は実質金持ちだ」の考え方。
今回のプリウスはエコカー減税に乗っかって購入。
燃費の良さと静かなエンジン音にホクホクである。
その流れで高速道路をロクに走れない軽自動車
(速度によっては車体が揺れて危ない)の
通行料を半額にした政策を「バカが」の一言で両断していた。

実は母は、小さい頃から折り合いが悪かった祖母ではなく、
可愛がってくれた祖父に会いたくて帰郷したのだが、
祖父は祖母に会う機会が出来た事の方を喜んでいるようだ。
夫婦愛。しかし祖母の方は会ってすぐに
何度も「帰んなはー」(訳:帰って下さい)。
祖父は少し怒りを込めて
「一分でも長く会いたいと思って来とる。そう言うな!」。
状況はシビアなんだけど、こうもハッキリ言う旦那様って珍しい。
密かに感動。

祖父の渡すお茶菓子をボロボロこぼしながら食べ続ける祖母。
母も私も祖母の記憶から消えているけれど、こちらは覚えている。
老人の3年は早い。

帰り道、「蜂来饅頭」なる看板を目にした。
黒・白あんが入っている蜂楽饅頭とは違い、
クリームチーズなど洋風のあんが入っているようだ。
そこで母に「蜂来饅頭ってあるけど、何が違うの?」と聞いたら、
横から叔父が「何が違うって…」と呆れたようにつぶやいた。
名前が違う、そんなのはわかってる。
見た目の似ている商品が多いから
特許や商標登録の有無とか、そこら辺を知りたかった。
でもそんな説明めんどくさいし、母に答えられるものでもない。
反省しつつも、天然発言に受け取られて不愉快。

晩ごはんにとスーパーでお弁当を買う
(祖父は足が悪く、飲食店に入るのは厳しいと判断)。
家に戻った後、母に頼んだお寿司を食べずに
自分の為にと買った母分のお弁当を食べてしまった祖父は
ボケている訳ではなく、小さい頃から母のおかずや
楽しみにとっておいたお菓子などを横取りして来た。
人のものが良く見えるのか、
母のガッカリした顔を見るのが好きなのか、わからない。
しかし、母が中学卒業してすぐ家を出た気持ちは理解出来る。

食事を終え、母に「死んだ後はどうするかい?」と聞く祖父と叔父。
すっかり祖父自身の事かと思っていたら、母自身の話だった。
母は娘(=私)が看取る事になっていると回答。
それでは納得行かないようで、女の独り身は良くない、
付き合ってる人がいないなら父との復縁を、と迫る二人。
更に、ついでっぽく「さわだちゃんも婿とらにゃ」と話を振られた。
そこで「無理。家柄が良くないと」と答えたら
叔父が「家柄が良くないとって…」。
『蜂来饅頭』の件同様、再び呆れたようにつぶやいた。
恐らく、相手に良い家柄を望んでいると受け取ったのだろう。
こちらの条件が悪い(年増、ワガママ、潔癖症、
受け継ぐ家業無い、財産持ちでも無い)から
婿の来てが無いという意味で「無理」と答えたのだが。
天然で気位が高いって、ヤな性格じゃん。
それが私だと思いたくないな。
当たってるからな。

叔父にホテルまで送ってもらう。
「(祖父母の)年も年だから」と、毎年来るように言われてしまった。
母と私は了解したものの、気が重い。
部屋に戻ってホッと一息。

11日は大浴場でサッパリした。
素っ裸で体重計乗って体脂肪測ったら18.3%。驚愕した。
このプヨプヨは何?
12日は部屋でシャワー。
独りになれる時間が無く、気が抜けるのはお風呂くらい。
睡眠も上手く取れなかった。二日とも、母のイビキが大きくて。
睡眠導入剤のせいだろうか。
次回は耳栓持って行く。

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