2010年5月16日(日)ゆうぽうとホール 出演:シティボーイズ、中村有志 2F5列17番にて、オペラグラス持参で前のめり観覧。 ステージ両脇に幅の拾いブラインドみたいなスクリーンが設けられ、 公演タイトルを映写。 ステージ上には通常スクリーンと、それを袖近くから見上げる感じで シティボーイズの3人が座る為のソファが用意されている。 後の説明によると、毎年5月のGWに恒例として行われている公演が 脚本未完成との諸事情で不可能、しかし何もしないのもアレなので、 代わりに短編映像作品を観ながらのトークイベントを開催した、 との事。 『マジメくん』監督:福田雄一 内容:川っぺりで飛び石教室を開いた男(きたろう)と その生徒(大竹まこと)への取材ドキュメント。 最後には斉木さん演ずる謎の男が引っ掻き回し、 よくわからないまま終了。 おじさんの侘しさがプンプンだった。 『俺の切腹』監督:沖田修一 あらすじ:謀反(?)を企てた罪により切腹を命じられた武士。 辞世の句を詠もうとするが…。 武士を演じたのが夙川アトムさん。 罪状の割には反骨精神の見えない軸ブレ侍だが、 それがゆえに迎えるラストが情けなくて良かった。 『ダーク オン ダーク』監督:大竹まこと あらすじ無く、内容も無きに等しく、 エロスとタナトスを映像で表現したヌーベルバーグ。 これ↑を恐ろしく下らない素材や演出で作り上げていた。 「全く男はしょうがない」と苦笑しはしたけれど、感心してしまった。 (おまけ)『ドキュメント中村有志』監督:きたろう 内容:奇人として知られる中村さんの日常を記録した映像。 奇人だからって日常まで歪んでいる訳ではないと証明。 各映像ごとに3人がトーク。裏話や大竹さんによるツッコミで笑う。 『俺の切腹』後には夙川さんも登壇。 おまけ映像の後のエンディングトークで 大竹さん監督作品に登場した姿で現れた中村さん。 いわゆる‘象さんパンツ’を直で履いていると知ったきたろうさんが ニヤニヤ、いじって形状を変化させようとして制止された。 こういう、後先考えない感じが 「お前もう死んじゃえよ」と大竹さんに突っ込まれる所以だと思う。 終幕は斉木さんによる「はは〜んさん」で。 おもしろかった。 シティボーイズ PR 忍者ブログ | [PR]
|