![]() 『借りぐらしのアリエッティ』公開を控え、 日テレが過去の宮崎駿作品を放映。 『ハウルの動く城』を観た。 「ハウル」(叫ぶ)という名からして 大きな声で訴えたい何かがあるのだろうとの構えで。 戦う側ではなく、支える側をメインに描くのは珍しい。 女性を主人公に据えるのは恒例としても、 母性の使い方というか、戦い方が違った。 安心出来る場所を作る・守る為の戦いは男女で異なる。 ヒロインの名が「ソフィー」(哲学)なのも示唆的。 美形の魔法使いを夢を見させてくれるアイドルに置き換えて、 SMAP・木村くんを声優に選んだのだろうか。 私に取ってあのセリフは相当な殺し文句に入るようで、 うっかり盛り上がってしまった (抵抗の無い方は好きな人の声で脳内再生してみて下さい)。 荒地の魔女を担当した美輪明宏先生の 見事な演じ分けに感動しつつも、やっとラストで喋った案山子役 (の変身後。行動も見た目も紳士)、大泉洋ちゃんの声は 完全に太鼓持ちでズッコケた。 「そういえば大々的に宣伝してた割にはヒットしなかったなあ」と、 ちょうどハウル・木村くんで盛り上がってた所にWOWOWで 『I come with the rain』が放映されたので、観た。 猟奇カルト作品だった。 アメリカ(J・ハートネット)、韓国(イ・ビョンホン)、 日本のスターを共演させて、モチーフがアレではウケる訳ない。 陰湿な映像と暴力が続く上、海外ではわからないけど、 日本では宗教の色が強く出た作品は敬遠される気がする。 アジア人に○○(ネタバレ防止にて伏せます)を演じさせるのは 無理があるし。 と考えるのは偏見かしら。 にしても、よくオファーを受けたものだ。 ハリウッド進出って、そんなにありがたい? って云いたくなるくらいの出来。 もー。 ※失礼、フランス映画でした。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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