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2009年11月8日(日)渋谷C.C.Lemonホール
『どこへでも行ける切手 初期アルバム1st〜8th曲限定ライブSP』
サポートメンバー:三柴理(pf.)、ファンキー末吉(dr.)

Set List(某所より拝借)
1.モーレツア太郎
2.最期の遠足 
3.23の瞳
4.イタコLOVE
5.オレンヂエビス 
6.ソウルコックリさん
7.マタンゴ 
8.詩人オウムの世界 
9.きらめき
10.風車男ルリヲ
11.人生は大車輪 
12.世界の果て 
13.イワンのばか
(休憩:おさる音頭)
14.じーさんはいい塩梅 
15.夜歩く 
16.愛のリビドー
17.スラッシュ 禅問答
18.ノーマンベイツ
19.パブロフの犬
20.踊るダメ人間
encore
1.Go! Go! Go! Hiking Bus 
2.釈迦 
3.どこへでも行ける切手

1F29列8番。一番後ろの席。
持参のオペラグラスで見てみる。うーん。
ホールだとスタンディングの時より動けるから、
自由度の高さに喜んでおこう。
BGMは毎度同じ80年代洋楽。出囃子無し。
三柴さんの登場でスタート。「黎明」だ。美しい。

うろ覚えMC他(敬称略失礼)
・「最期の遠足」で大槻さんが早めに歌い出す。
 が、ドラム以外のメンバーは遅れる。
 誰が正しかったのか?大槻さんはMCで「間違えた、ごめん!」。
・ステージ背景に8枚のアルバムジャケが並ぶ。迫力。
 大槻さんはそれを眺め、
 「バカなジャケットばかりだなー。なんだろう、このバンド」。
・今回のライブはDVD収録されているという事で、ヤラセ要求。
 大槻ケンヂ(以降、大槻):という事は、
  お前ら全員顔が映ってもいいんだな?
  鼻の整形も映るかもしれない…(←時事ネタ)。
  よく知らない曲も、速い曲は首を振ってれば
  盛り上がってるように見えるから
・内田さんによる告知コーナーで唐突に大槻さんが遮る。
 「どうしたんだい、急に」と内田さんに聞かれ、
 異常な盛り上がりで告知なんかより
 「早く曲に行こうっていう態で」の答え。執拗なヤラセ要求。
 たぶん、そういうのも収録するだろう。大槻さんは計算高い。
 そして、
 大槻:いつどこでやろうと、駆けつけてくれるかと問うならば!
 客:問うならば!
 大槻:駆けつけてくれますよねー!?
 客:イエーイ!!!(ホントか?/笑)

・「きらめき」で三柴さんが可愛らしく踊る。
 9月のライブでも踊っていたが、バージョンアップ。
・「風車男ルリヲ」の為、ギターを持って出て来た大槻さん。
 ギターテクを見せ付けてやるとの前フリで
 ド下手な「Smoke on the water」を弾く。
 途中、懐かしの「おっぱいマン」も挟みながら、
 「Highway Star」「天国の階段」を。
 そのボロボロっぷりに橘高さん、膝をつきコケる。
 大槻:(DVD収録すると)
  ジミー・ペイジから巨額の使用料請求されるよね
 橘高文彦(以降、橘高):
  大丈夫だよ、(下手過ぎて)わかんねぇから
・珍しく10分ほど休憩が入る。ただ漫然と待つのかと思ったら、
 「おさる音頭」でお姉様方が、
 時に腰をフリフリして可愛らしく踊ってくれた。
 こういう時にも立ち上がって手拍子し、盛り上げる観客。

・後半はメンバーが横一列に並んでトーク。
 長くなるようで、着席を促される。
・再結成してから2年経つが、メンバー同士で話をする事がない。
 仲が悪い訳ではない。
 大槻:メンバー同士で話をしよう!
  おいちゃんとは、つけ麺の話しかしてないね。
  ウッチーとはマニアックなプロレス団体の話。
  橘高くんは1人で喋ってるよね?
 橘高:そうか?関西人特有の?
 大槻:エディと話をしてると10mくらい遠くから
  「それはさあ!」って入って来る
 橘高:あ、それは自覚あるわ。さみしいんだよ!
・絶望少女達のイベントで共演した声優?の女の子に
 「ミュージシャンの方はタバコ、マリファナ、お酒を
 沢山やられるんですよね?」と聞かれ返答に困っていたら
 再び同じ質問をされた大槻さんは忌々しそうに
 「筋少は真面目に闘っているんだ!」。

・曲に関する話。
イタコLOVE---テレビ番組で東北のイタコ特集があり、
   マリリン・モンローを降霊。それを見ながら
   「これをラブソングにしたら…」と思って作った。
マタンゴ---これには色んなバージョンがあって、
   元々は今みたいに速くなかった。
   ポジパン(=ポジティブ・パンク)のバージョンもあった。
イワンのばか---山中湖の合宿で橘高さんが弾いたフレーズを聞いて
   「それイイね」と大槻さんが反応、10分くらいで出来た。
   橘高:原作読んだ事ないんだろ?
    リズムがロシアっぽいってだけで。
    シベリア鉄道はロシア走ってないらしいよ
風車男ルリヲ---同じく合宿所で。
   大槻さんがベースで作ったフレーズだけ置いて昼寝。
   目覚めた時には橘高さんにより超高速に仕上がっていた。
23の瞳---『ニュース23』キャスターの前田さん(?)が
   筋少を好きで、「23の瞳」という名のコーナーを担当、
   本人に確認。今回選曲したのは
   大槻:中年、おじさん、オヤジとなったメンバーの
    プレイが熟してて、いいグルーブが出てたので採用しました

モーレツア太郎---デビュー前はライブでこの曲を演奏する前に
   お客さんの胸をもんで
   大槻:「何か言う事があるだろ?モーレツ?モーレツ?
    モーレツア太郎!」と言って曲に入ってた。
    よくあんな事やってたよ。若さだよな。
    対バンにそんなのいたら帰ってるよ
オレンヂエビス---大槻:「オレンヂペニス」と中指を突き立てて
    歌っていた曲だが、今じゃとても出来ない
人生は大車輪---大槻:この頃の俺は頭がおかしくてさ、
    今でもちょっとおかしいけど、エイズが流行ってて
    (話題になり始めた、というニュアンス)、
    真剣にエイズにかかったと思い込んでて、
    「そうだ、生き急ごう!」って作った曲
         
・再びヤラセ要求。後半3曲目が終わったら
 スタンディング・オベーションして欲しいとの事。
 何の曲でやるのかと思ったら「愛のリビドー」。
 確かにそんな喝采の似合う曲だが、同時にバカ最高潮。
 いい映像になりそうだとワクワクでエンディングを待っていたけれど、
 橘高さんによる最後のソロ前に立ってしまう客多数。
 楽しみにし過ぎ!(笑)

・アンコール時に本編で遮られてしまった12月のライブ告知を
 改めて、内田さんから。
 それから年末にフェス出演が決まったとお知らせ。
 大槻:カウントダウン、ジャピャーン!またユニコーンと一緒

・衣装。
 大槻さんは横文字の特攻服、サーカス団の時の衣装、
 後半はモスグリーンのチャイナ服。
 橘高さんはメタル(初期、中期の3パターン)。
 内田さんは普段通りで、後半はガーゼかニットの
 パンキッシュな赤いトップス。
 本城さんは筋少Tシャツにスリムパンツ(アンコール時)。
 三柴さんは前半を白の賛美歌隊風で、
 後半をよくわからない柄のシャツに白パンツ。

ものすごく楽しめたライブ。だけど、耳鳴りもすごい。
いつも以上の爆音で、残響も回っちゃって大変。
マトモに聴こえた曲は大人しく座って聴いた「夜歩く」くらい?
コール&レスポンスもままならなかった。
でもラストの「どこへでも行ける切手」は圧巻。
高音がキツイのか、「スラッシュ禅問答」などで
時折オクターブ下げて歌ってしまう大槻さん。
この曲でそれをやられたら…と心配していた
♪アコーディオンを弾いて!の絶叫を
きっちり落さず歌ってくれた!感動!
凍えるような美しい世界に震えた。
DVDが楽しみ♪
(演奏ボロボロだろうけど)

筋肉少女帯

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