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『『one-s-one』〜唯一無二のソロアーティストによる競演〜』
2009年11月25日(水)Shibuya SONGLINES
出演:今沢カゲロウ、中野テルヲ

初めて行く場所だからと迷う時間を入れて早めに出たら
スムーズに到着。開場約30分前。
お馴染みの方に声を掛けていただき少し言葉を交わした後、
散歩と称し、時間潰しと生理的欲求を満たすべく、
東急ハンズまで戻る。

高校生の頃によくレコードを買いに来ていた元タワレコの場所に
サイゼリヤが入っているのを見て
ビルの耐用年数を考えたりしながら、再び会場へ。
SONGLINESは二階にある。なんだか年季の入ってそうなビル。

メール予約順の入場。私は8番。
ロフトでの後悔繰り返すまじ今回こそはと、
お目当て聞かれて「両方」。
よく出来ました。

チケ代+ドリンク代を払った後、
すぐに中野さんの新作音源CD-Rを購入。1000円也。
『PILOT RUN Vol.1』には自らデザインしたポストカード、
「照」ステッカー(毛筆っぽい。
そういえば書道家の道もあった方であった)付き。
封までデザインされた凝りように「…家で開けよう」とガマン。

場内は狭い。
テーブル席だが間隔無く、壁際までも椅子が置かれている。
立ち見も出る盛況ぶり。
ロフトでのパフォーマンスで人気出ちゃった?
でも競演の今沢カゲロウさんも期待なのだ。

ステージは部屋(普通のマンションを改造したような会場だから)の角っこ3m範囲、
スピーカーはBOSEが2個という、極めてコンパクト。
一番前に座ってるお客さんとプレイヤーとの間は
1m無かったかもしれない。

今沢カゲロウ
セッティングされた楽器は6弦のエレキベース。
他にはマイクに添ったチューブ、
足元にエフェクターがチラッと見えただけ。
黒T&黒パンツ姿で黒のブリーフケースを持って現れた今沢さんは
黒縁メガネをかけ、顔立ちは田口トモロヲさん寄り。
知性と無法を兼ね備えた雰囲気である。
そこで奏でられた音楽はイベントタイトルにふさわしい、
唯一無二の類。
即興だろうか、時にフレーズを記憶させて重ねながら、
通常ベースから出て来ないハイハットや
三味線(三線かも)などの音を発信させる。
ずっと地で鳴らしてる音は無く、ある意味ベースレス。
MCは芸人さんを超える早口(全然噛まない!)で、
ナナメから攻めて行く論法が面白い。

珍しい演奏スタイルとMCの面白さで
温まったかのように思えた観客だったが、
電解質補給イベントまでの付き合いに終わった。
今沢さんは、××(持ちネタらしいので一応伏字)を
返してくれなかったのは年間250もの公演を行う内、
××が普通に生息する能登半島?とココ東京だけだった、と。
本当だろうか?無意味に××って叫ぶの恥ずかしいぞ。

物販でBASSNINJA Tシャツ、CD、DVDなど購入すると、
購入者の顔からイメージした
昆虫の絵と名前をプレゼントするという特典。
ちょっと誘惑に負けそうになった(笑)。

中野テルヲ
1998年製パワーブックの前にはツマミのある機材。
背後には沢山の箱
(MIDI関係?素人ゆえわかりませぬ)が縦積み。
そしてUTSシリーズ。演奏前、念入りにチェック。

「大事故が起こりました」
「この曲は事故に遭いやすいんですが」など、
なんともハラハラするパフォーマンス。
しかし、過去に比べ回復は早くなってる気がする。
新しい技といえば、器用にも作業過程を口にしながら修復、
演奏中に喋る(内容忘れた。リズムに乗らず普通に話しつつ、
 曲からは外れない不思議)の2つ。
切れたUTSの電球を外しながら演奏してもいた。
これは器用というより気が散ったのかもね。

衣装は赤のタートル(インナー。ロフトでもこれ着てたかも)に
濃茶のボタンダウン、そのシャツをアーミーな薄カーキパンツにイン、
更にそのパンツを黒ワークブーツにイン。

演奏曲は、数・順不同。
新曲×4(?)、Computer Love、Imagine、Run Radio2、
Run Radio3、夏の遺跡、Winter Mute(with今沢カゲロウ)

MC他メモ
・次の曲への準備を逐一話す。「ファイルを展開します」とか。
・新作CD-R完売の御礼と、
 12月にショップメカノで発売するとの告知。
・1月に行われるイベント『Education』出演告知。
 「出演はFLOPPY、中野テルヲ、PEVO…。反応がありませんね。
  FLOPPY(客:おお~&拍手)、中野テルヲ(先に同じ)、
  PEVO(先に同じ)。3バンド出ます。私は1人ですけど」。
・今沢さんとのセッション前、UTSが反応したのを見たお客さんが
 ボソッと「光る」。それに「光るね。隠しておきましょう」と答え、
 センサーにフタ。
・「Computer Love」の♪ランデブーしたいランデブーしたくない 
 の歌い方が強調するような「したくない!」に変わっていた。
 ロフトの時も同様。

ロング・バケーションの「夏の遺跡」を
ケラさんでなく中野さんで聴くのは初めて。お上手でいらっしゃる。
「Winter Mute」は中野さんがきっかけ出しをして、
今沢さんがそれに応えるという形。
中野さんがすんごい楽しそう。
ライブ後はさぞやお互いの
「どうやってんのあれ?」話に花が咲いた事でしょう。

両出演者ともに満足させていただいたが、
なんせ20時は大人の開演時刻。
終演時刻は22時30分前だ。
急いで帰る。

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