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2009年10月28日(水)新宿LOFT
出演:PEVO、シャンプー、中野テルヲ、4-D mode1
BAR SATGE
出演:アニュウリズム、マリア・ハト、小さいテレーズ、喉笛チェインソ

整理番号61。
入場時にお目当てを聞かれて「中野テルヲ」と答えたが、
直後にPEVOにすればよかったと後悔。
しかし全員目当てといえば目当て。
瞬時に「全部」と答えられる人として生きて来たかった。

会場内は前方と後方にお客さんが分かれていた。
LOFTはステージとの段差が少なく、
観える場所を確保するのが難しいのだ。
今回は前方、出演者の上半身しか見えない位置で。
しばらくして場内アナウンスが
物販で中野さんのCDが売り切れたとお知らせ。
そして時折BAR STAGEでのパフォーマンスも
覗いてみて欲しいとの事だが、観客が多く混雑する中
ウロウロしたくないのと観たいバンドばっかりだから。
でもこういう風に少しでも多くのバンドに機会を作ろうとする姿勢が
LOFTの人気を支えているのだろう。
観てるだけの人間からすれば、
頼むから構造変えてくれって感じだが。
観づらい、音悪い、柱邪魔、モニタ小さい(映像も記録用レベル)。
行きたいライブでも会場がLOFTだとテンション下がるナリよ。

PEVO
開演前BGMから狙って来る。
ドイツ系ボディミュージックに安心してたら
トーキングヘッズ「PSYCHO KILLER」を
♪サイコチキンに替え歌したカバーや
DEVO「GIRL U WANT」をプレスリー風にアレンジしたカバーに
脱力させられた。

「アンセム」からスタート。
黒基本のローラースケーター風(Pマーク入りポロ?シャツ、
サポーター、ヘルメット)衣装で敬礼するメンバー。
他、特徴的なものはP型集音器(歌はボコーダー声のみ)、
タルボ(平沢さんのとは違い、銀と白の組み合わせ)、
P-MODEL『Perspective』田井中さん風ドラム、
そして無意味な振り付け。MCもボコーダー使うかと思いきや、
「ワレワレハ ウチュウジンダ」みたいな自力の変声。
1人だけ衣装の違うDJさんに最後、
お揃いのサングラスを渡して全員で「アンセム」。
よくわからない寸劇にも贈られる拍手。
何かとツッコミ入れたくなるステージングに妙な感動を覚えた。

シャンプー
平沢さんが昔プロデュースした、
中野テルヲさんと「3rd」をリメイクした、
以外は全く知らずに来た。
銀色に輝くワンピースが眩しいオリモさん。
「だんだん増えてく感じでやってます」(MC)との言葉通り、
曲を演奏する毎にメンバーが1人、1人と。
PC、キーボード等担当KCさん
+ギター担当PEVO1号さん
+ベース担当ロミーナさん。
清潔で知的、フェティッシュな空気感を漂わせる耽美な世界。
音は変拍子、ノイズ。歌はポエティック。
ちょっと入りにくい世界かと思ったけど、陶酔出来た。
残念ながら位置的に見えなかった「Leg Two」
(義足を使って弦を張った?)は弓でノイズっぽい良い音を出していた。
あ、平沢さんに
「イベントに呼んでいただけて光栄です」と感謝の言葉。

中野テルヲ
短波ラジオな出囃子から「Let's Go Skysensor」へ。
のっけからノリノリな曲で大いに盛り上がるも、マシントラブル。
やり直しに喜ぶ客。
UTSシリーズはフラッシュの位置から
PC+機材の両脇にあった模様
(セッティング時に幕の向こうから光が漏れ見えて少々笑えた)。
操作中の手刀もカッコ良いが、
全編曲に合わせて少し手のフリが入る。
一番の萌えは「Mosters A Go Go」でのウサギ
(頭の上で両手を並べ、片手を「(ウサ)ギ」で折る)。
ウサギ男を見たのは平沢さん以来だ。
衣装はグレーを基調にシャツ+パンツと地味ながら
スカーフ使っちゃってオサレ。そして髪型がなんとも可愛らしい。
フロントを長めに残した、立ててないモヒカンみたいな。
意外に柔らかそうな髪質で、時に直す仕草が繊細だった。
と、そんな所に気が行く自分にハッとした。
これまでストイックなステージングばかりで
あまり中野さんに萌えを感じなかったけれど、
今回はよく喋るし、踊るし、客から飛ぶ声にも対応してるし、
‘角が取れた’感じ?
人気出ちゃうんじゃないの?

うろ覚え演奏曲
1.Let's Go Skysensor
2.Computer Love
3.Imagine
4.3rd(withオリモさん)
5.Run Radio1
6.Monsters A Go Go
7.Another Day(驚異のレゲエアレンジ*)
8.Run Radio2
*「ダブ」って云うらしい。

ゲストのオリモさんに
「ミラーボールみたいな衣装」とツッコミ入れつつ、「3rd」について、
「名曲。歌詞に振り放け見ればというのがありますが、
あれは短歌から取ったんですかと聞いたら違うそうで。
ここで一句。ミラーボールだから鏡玉ですね」と、唐突に。
(↓オリモさんブログより拝借)

かがみ玉
振り放け見れば
弦が鳴る
翳す手のひらに
出でし月かも

少し空(くう)を見ながら詠んでたから、たぶん即興。
オリジナルは「あまのはら~」かな?中学生に戻った気分(笑)。
次のライブ告知をした後、
「さよなら。さよなら」と二度言って去って行った。

4-D mode1
毎度の如く、新曲・新アレンジばかり。
横川さんの青バイオリンが暴れまくっていた印象。
アンコールの「VERY」後には笑顔でミネラルウォーターを
頭からかぶって、客にも浴びせた。
小西さんは「買え!」「返事が無いぞ」など調教モードの喋りあり。
成田さんは…ストイックながら激しいギター。
中盤で「緋色のCrew」、平沢さんがスクリーンに映ったと同時に
笑い声が上がった。なぜ?
小西さんも「平沢進です」と笑みを浮かべながら紹介するし。
還弦主義イベントで使用中のTwitterによると、
撮影場所は高速道路の下らしい。
サイレント・ギター使用。あて弾きだろうが、
真面目にコピーしてそう。お得な見た目。

set list(公式サイトより拝借)
1.Seid bereit!
2.t108k Em(仮)
3.ballade(「歩く夢」)
4.緋色のCrew
5.get down(マンダラ2でやったもののエディット版)
6.ADP(高円寺Highなどでやったバージョン)
encore:VERY

ライブ毎にリリースされる如くのCD-R、
今回は平沢さん参加の「緋色のCrew」と
カッコイイ出囃子「Seid bereit!」を共に収録。
終演後、いそいそと購入。

内心、中野さんや4-Dが
アンビエント系で押して来たらヤだな~と思っていた。
いつも疲れてるから、どんなに良い楽曲でも眠ってしまう。
アッパーな曲が中心で良かった。
LOFTのイベントながら、平沢さんの音楽活動に
少なからず関わりのある方々ばかりで、
ほんのりヒラサワ・P-modelの記念イベントのようにも感じられた。
終わったのは22:40過ぎ。
楽しかった!

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