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2009年9月21日(月)赤坂BLITZ
『レアナンバー大解放!再発記念限定初期曲の2夜
 1st→4th「仏陀」「シスベリ」「猫テ」「サーカス」より』
サポートメンバー:三柴理(pf.)、ファンキー末吉(dr.)

Set List(某所より拝借)
1.モーレツア太郎
2.最期の遠足
3.23の瞳
4.マタンゴ
5.キノコパワー
6.夜歩く
7.イタコLOVE
8.ビッキー・ホリディの歌
9.詩人オウムの世界
10.パノラマ島へ帰る
11.ペテン師、新月の夜に死す!
12.オレンヂエビス
13.これでいいのだ
14.また会えたらいいね
15.釈迦
16.孤島の鬼
encore
1.星の夜のボート
2.Go! Go !Go! Hiking Bus
3.ノーマンベイツ
4.サンフランシスコ

最・初期曲の日で、サポートに三柴さん。
という事は。
という事は!
そんな期待に胸をふくらませ参上。
整理番号A1129と「どんだけ?」な数字ながら、
なんとか表情の見える距離。ライブハウスは良いね。
BGMは毎度の80年代洋楽。
予想した出囃子はピンクフロイドの「吹けよ風 呼べよ嵐」。
流れなかった。チッ。

しかし当時をなぞる気が全く無い訳ではないようで、
大槻さんと橘高さんは初武道館の時の衣装、
内田さんはオーバーオール(デザインは今風)だった。
本城さんはスーツで、
インナーに「PISTOLS」と入ったTシャツを着用し、
三柴さんはそのスジの人のようなスーツと、
明らかに過去を振り返った衣装ではなかったけれど
何となくわかるというか、変わってないだけというか。

三柴さんが大活躍するであろう今回は
意外に「高木ブー伝説」が無かった他は
聴きたかった曲ばかりで泣きそうになった。
超!レアな「パノラマ島へ帰る」「夜歩く」
「ペテン師…」「孤島の鬼」に震え、
「キノコパワー」での三柴さんと橘高さんの凄絶なバトルに呆然とし、
「ビッキー」から「オウム」への流れは今回のコンセプトで無ければ
実行されないような構成で、終始キャーキャー言いっ放し(心で)。
ただ、語り部分を省略されてしまったのにはガックリした。
年か、年なのか大槻さん!?

うろ覚えMCほぼ箇条書き
・今年は数箇所の夏フェスに参加。どこでもアウェー。
 筋少を知らない人達にも楽しんでもらおうと
 面白いMC考え過ぎて、じんましん出た。
 「今日は俺達だけだよね?(しみじみと)ホームはいいなあ」。
・フェスで浮くのは橘高のせいではないか?
 外国人アーティストに俺達はどんな風に見られてたのか。
 大槻ケンヂ(以降、大槻):
  アース・ウィンド&ファイヤーみたいに思われてるかな?
 橘高文彦:ビレッジ・ピープルだよ
 大槻:そうだ!ビレッジ・ピープルだ!
・フェスのエレベーターでブッカーTと乗り合わせてビクビクした。
・もうMCしない。ニュー・オーダーみたいに。
 ニュー・オーダーがMCしない人達なのか知らないけど。
 雰囲気で言っただけ。

・フェスの感想をネットで検索して読むも、MCの事ばかり。
 ステージでマイクスタンドを担ぐパフォーマンスに意味は無く、
 カッコイイかな?と思っただけだったのだが、あるブログで
 「‘あれは中西学のアルゼンチン・バックブリーカーへの
 リスペクトじゃないか?’と書かれていて、
 ネットすげえ!ブログすごい!って思ったよ」。
・フェス『音魂』の後、打ち上げに参加。
 (大槻さん、メンバーに「行った?」と聞くも、
 「行かなかったよ。お前は行かないって言ってたじゃん!」
 と気分屋な所を突っ込まれる)
 カラオケでフラワー・カンパニーズの前川さんと
 ポリシックスのフミちゃんによる「カナダからの手紙」デュエットに
 触発され、布施明の「君はバラより美しい」を歌った。
 内田雄一郎(以降、内田):あれは難しい歌なんだよ
 本城聡章:内田の十八番
 大槻:そうなの?知らなかった。
  俺と内田のどっちが布施明に近いか対決しようぜ。
  ジャッジはお客さんでさ

・メンバー紹介にてエディコール発生。
 大槻さんからの『いいとも!』みたいにパン!パン!パン!と
 拍手で締めたらどうかとの提案に三柴さんは「やんない」。即却下。
・本城さんと『ちい散歩』の話。
 地井さんデザインのバッグが発売されているなど情報交換。
 その流れで50の誕生日を迎えたばかりの本城さんに大槻さんが
 「50の手習いとか言うからさ」と新しい趣味として散歩を勧める。
 このやり取りの後に呼び込まれた橘高さん、
 本城さんと大槻さんで年齢的に「もはや拷問」と
 省略を決めたはずのハッピー・バースデー唱和を客に求める。
 「やるの?どうするの?」な空気の中、
 強制的に橘高さんの伴奏でスタート。
 途中でグダグダになりそうになった所を
 本城さんが指揮でサポートし、最後まで。
 橘高さんに「自分で締めるのかよ!?(笑)」と突っ込まれる。
 
・大槻:筋少には訳のわからない曲が多い。
  「何を言ってるんですか?パードン?」と言いたくなる曲。
   お前達、指揮しろよ!
 と、導入部にクラシック曲を入れるバージョンで「オレンヂエビス」へ。
 三柴さんが意気揚々とエアタクト。
・1stから4thまでのタイトルを観客に言わせる。
 大槻:お前らなあ、『服部』とか『踊る亀ヤプシ』とか言えないのか!
・初期はダークな曲ばかりだが、「ペテン師、新月の夜に死す!」は、
 実は学園ものを狙った曲。
 80年代後半は盗んだバイクで走り出すとか、
 そういった世代に合わせた歌詞が多く、
 この曲にも「夜の校舎」とか「勉強」とか入っている。
 しかしエディによってこんな仕上がりになった。
 いい曲なんだけど、学園ものとは大きな隔たりがある。
・内田さん、ベースを練習した為、家に忘れて少し遅刻。
 大槻:それって猛勉強したせいで寝過ごして
  テスト受けられなかったのと同じじゃないか
 内田:その通りだよ!
・大槻:僕は小学生の頃、おじさんと呼ばれていました。
  今では立派なおじいさん

・再発したはいいが、あまり売れていない。会議でスタッフから
 「リーマン・ブラザーズショックの余波が?」と言われた。
 リーマンショックが筋少のCD売り上げにまで及んでいる。
 「みんながCDを買ってくれたら遠い国、米国のオバマが潤う。
  ロックが世界を変えるというのは、
  こういう事なんじゃないのかー!?」。
・アンコールにて、感謝のお辞儀。
 大槻:押尾さんより深いお辞儀。体やわらかいね、あの人
・大槻:絶望少女達の衣装を使い回したら
  行き過ぎちゃったセンスの人(笑)。ニュー・ウエーブのさ、
  1人でキーボード弾いて歌う一発屋みたい。
  『ベストヒットUSA』で小林克也に
  「今も当時も変わらず」とか紹介されそう。
  玉乗りでもしそうな衣装だよな。
  玉乗りしながら歌えばいいんじゃないの?
・初めてサポートに入って下さったファンキー末吉さんに
 大槻:体力と気力がハンパない。
  俺達(がその年齢で筋少のドラムやったら)死んじゃうよ!
・大槻:初期にもいい曲がいっぱいある。聴きたかった曲もあるだろう。
  …帰ってからCDで聴いて下さい

この曲さえ聴ければ!というくらい好きな「イタコLOVE」。
マイク一本で客を煽れる珍しいギタリスト、
本城さんの持つ華は素晴らしい。
が、今回もまた大槻さんがキーを見失って曲に入れない(笑)。
初の武道館の時、緊張のあまり
「ビッキー」を高いキーで歌い出したのを思い出した。
「イタコ」の場合は導入が独唱だから
間違えてもいいような気がするけど、
そういうのはプロの世界では許されないのかしら。
だったらキーを忘れないでくれって話だけども。
では、また明日。

筋肉少女帯

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