![]() ・ドラマ『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』 放送が遅れた為に追悼の意味が薄れてしまったが、 樹木希林さんがポスターに向かって「ジュリィ〜〜」と悶えるのは 『寺内貫太郎一家』。これと似たシーンが出たのは 演出家の久世光彦さんへのオマージュだろうか? かといってコメディ要素は少ない。 洋ちゃんはやっぱり舞台演技のまま。 柳沢慎吾の男前バージョンこと、 佐藤隆太くんのナチュラルぶりを見習って欲しい。 仕上がりは普通。 ・映画『ギミー・ヘブン』(2006年) 監督:松浦徹 出演:江口洋介、宮崎あおい、安藤政信、鳥肌実 もうね、開始5分くらいで犯人わかっちゃったもん。 わからせた上で謎めいた少女を楽しむ作品という感じ。 男前俳優揃えてるから 女性にも楽しめるよう企画したとは思うんだけど、 終わらせ方が少女に幻想抱いてるロリな感覚で、なんかも〜、ね〜。 でも観る価値がないとは云わない。 だって鳥肌中将出演だから!(笑) ・映画『ランド・オブ・プレンティ』(2004年 米・独) 監督:ヴィム・ヴェンダース 出演:ミシェル・ウィリアムズ、ジョン・ディール 911事件後、アラブ人を不当に差別する アメリカ住民の代表者として 彼は存在する。 ベトナム帰還兵があのような正義感を抱く理由。 これを考えていると、アメリカのアイデンティティにまで届くように思う。 愛する者の死を悼む気持ちは国や人種、民族など関係ない。 こんな当たり前のことを忘れてしまう人間の弱さと来たら。 ヴェンダース作品は音楽も素晴らしく効果的に使われる。 ♪little light in land of plenty shine on a truth someday (歌詞知りません。聞き取り違いご容赦をm(_ _)m) 男女ふたりで歌われるこの曲から、 人間のあるべき姿や願いを感じ取った。 ・映画『ヒトラー 〜最期の12日間〜』(2004年独) 監督:オリヴァー・ヒルシュビーゲル 出演:ブルーノ・ガンツ 始めの20分見逃し。 余計な感傷なく、淡々と公私の乖離が描かれて行く。 事実以外にドイツ制作とか、生き証人が少なくなってるとか、 真面目に考えるべき要素たっぷりなんだけど、 ヒトラーが裏切り者を口汚く罵る所で鳥肌さん思い出しちゃった。 そんな観方で不謹慎と真面目を行ったり来たり。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
|