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2013年10月19日(土)大宮ソニックシティ 大ホール

年に一度はジュリーのツアーに行く母に付き添い、参上。
駅ナカ充実の構内から改札出て少し歩いた先に駅弁フェア。
母は薬のために何か食べなくてはいけない、のを理由に
開演まで30分を切っているというのに、
痛車の並ぶオタクイベントでコスプレイヤーが行き交う道の端で
食欲全開で釜飯の包みを広げて食べ出した。
釜飯と2次元。

1F29列14番。衣装や顔芸チェックの為にオペラグラスを調整。
その準備に答えてくれたか、
一曲目「あなたに今夜はワインをふりかけ」!
しかしながら、いつも顔芸入る♪仮面をぬいで~ 
の所は普通であった。残念。
のっけから総立ちで二曲目は?
「Rock 黄 Wind」(阪神タイガース応援歌ロックver.)。
参ったね、野球ファンでも無いのに歌えてしまうよ。


「カサブランカ・ダンディ」でネクタイをゆるめ、
「勝手にしやがれ」でジャケットを羽織り、
「お前にチェックイン」では袖を通し(たかな?)、
「サムライ」で再び羽織り直す。
曲によって着こなしを変えるジュリー。素敵だ。
ヒゲ生やしてたからすっかり好々爺かと思えば、
歌声の艶っぽさからアラン・ドロンの雰囲気。
『サムライ』(映画)だねえ。

東日本大震災と、その際に発生した原発事故で受けた衝撃は
今も響き続け、被災地の方々に向けた祈りは
新作『pray』へと形を変えて発表された。
立て続けに演奏された収録曲は、
アレンジに違いはあっても統一感がある。真摯な歌。
そこから明けての「greenboy」は
荒れた大地に緑を呼び戻すかのように優しく力強く。
以降、「若者よ」「ROCK'N ROLL MARCH」「A・C・B」と、
徐々にテンポが上がり、頂点の「愛まで待てない」から
お祭りのように楽しい「TOKIO」へと続き、
繊細な「君をのせて」で締める。

歌いたい歌だけを並べない、
エンタメ精神も宿したセットリスト。
「なぜお客さんが沢山来てくれるのかわからない」と
沢田さんは仰る。
それだけ楽しめるステージを作ってるという事では。
「あと何年観られるか」みたいな動機でも、
それでも足を運ばない人は少なくないだろうから。

MCは東京ドームから現在の簡単な活動履歴や
ザ・タイガース完全再結成までの裏話など、大量。
沢田さんのお話は結構な鋭さがあり、中でも
加橋かつみさんとのエピソードは、
もはや悪口になってやしないかという程の毒が盛られてて、
ちょっと心配になった。京都人の流儀なのかしら?

鉄人バンドの演奏に少し変化が?とボンヤリ思ってた所、
ネットで感想文を読む中、
「まるでロックではなくパンク」とのものあり。
ちょっと角が立ってた感じはそれか!

今回は「あなたへの愛」が響いた。

『沢田研二/あなたへの愛』
生で聴きたい曲はまだまだ沢山ある。

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