享楽頑迷帳（弐）高円寺フェス2013オーケンのスーパーのほほん学校高円寺編

2013年10月26日（土）座・高円寺２
D列4番

ロフトプラスワンでの「のほほん」は面白かったけど
ギュウギュウ詰め＆2時間以上の棒立ちは厳しくて、
こちらに3度目の参上。

スクリーンには水戸華之介さんの記念イベントの映像。
続いて筋少がDDTのゲストで演奏した映像。
「日本印度化計画」の後に「タチムカウ」。
メンバーの間を割ってレスラー達が気合十分で現れるのだが、
ひとり、金ダライを持って仁王立ちしている。
脱力。
いや、彼らは真剣なのだ。
私の「タライ→頭上から降って来るドリフコント」という
連想がいけない。
こうしてイベント参加時の映像を観られるのはありがたい。
明けてはNegicco「アイドルばかり聴かないで」MV。

開演前BGMに80年代アイドルの曲を集めたCDを流していた回も
あったから、そういう流れでの選曲かと考えていたところ、
この曲のみで、筋少の「そして人生は続く」へ。

サラッと登場した大槻さんは、譜面台の歌詞（？）を見ながら
Aメロあたりまで真面目に歌っていたが、
徐々に口パクへと変え、しまいにはマイクを大きく離した状態で
熱唱顔を作り、笑いを取っていた。
後の説明では、「そして…」のカラオケが無くて、
仕方なくそのまま流して歌ってみたけれど耐え切れず
口パクに変えたとのこと。
歌い終えるとグダグダ感を持て余したか、
すぐにゲストの水戸さんと和嶋慎治さんを呼び込む。
和嶋さんは一輪車で現れたが、全然乗れてなかった。

簡単メモ（時系列ではありません。一部敬称略失礼）
・映画『ヌイグルマーZ』出演の武田梨奈さん、
を呼び込むと見せかけてニューロティカのあっちゃん。
今日はすぐ近くのライブハウスでライブ。
本番前に来て下さったのに、大槻さんと水戸さんに
「なんで同じ日に当てて来るんだ」と責められる。
・あっちゃんボーカルで「香菜」を歌わせるも、
「なんでちゃんと歌うの？ピッチ外すのが面白いのに」と、
また責められる。水戸さんからは
「普通にヘタなおじさんが歌っただけじゃん」。ひどい。
・今度は本当に武田さん登場。
可愛らしい姿でバキバキのアクション披露。
そこへおずおずと、あっちゃん進み出る。
ネタを潰したお詫びにと、お尻を蹴って欲しいようだ。
慌てて大槻さんと水戸さんが止めるけどポーズのみ（？）、
差し出されたお尻に遠慮なくミドルキックが入った。
武田さんの感想は「意外に固い」。

・和嶋さんコーナー。
中原中也の師匠、高橋新吉の「ダダイスト新吉の詩」を
読みながらギターを弾く。
音読しやすいように弾いてる感じはしなかった。
私の少ない音楽知識からするとロバート・フリップ風。
・一輪車で登場の理由。筋少との対バンで、
そのエンタテイメント性に感激し、何か一つ加えたくなったから。

・おもしろ映像のコーナー。
高円寺テイストを感じられるとして、太陽新党（？）の政見放送を。
エイズ撲滅ソング（イヤイヤ音頭）の奇天烈さは
誰もが知っているのじゃないかと、選出の弱さを反省する大槻さん。
しかし、ステージ上ふくめ、知ってる人はほとんどおらず、
そのスタンダードが問われる結果に。
・1986年、『11PM』出演時の映像。
「イタコLOVE」で猛烈に元気なエディ。
ブレイクパートでは後にエディとThe金鶴を組むタボさんが
ブレイクダンスしながら出て来て会場揺れる（笑いで）。
若いからムチャクチャはしゃぐ、といった話から
昨今のTwitterを利用した迷惑行為騒動へとシフト。
「あんなのは珍しくない」と言い合うが、
行動そのものはそうでも、高速で拡散出来る点は大違い。
しかしホント、この頃のドラムかっこいいな。
筋少聴くきっかけはみのすけさんと三柴さんのピアノだった。
これ観て好きになったのだよなあ。
※『11PM』のではありません。

『昔の筋肉少女帯ライブ１』
（あれ？「孤島の鬼」あった気が…）

・大槻さんの「ピッチなんか知らない」音楽素人トーク。
高い音の時はどうするのかの問いに「裏声出すもん」。
そしてレコーディング時の歌詞問題へ。
追い詰められて書くか否か。
水戸さんは全て作ってからスタジオへ行くという。
過去、ロンドンで録音の機会に、実感してから書こうと思って
何も準備せずに臨んだら楽し過ぎて全然作れず、
大いに焦ったのを教訓に、とのこと。
大槻さんと和嶋さんは追われないとダメ派。

・ゆるキャラ登場。ナン子ちゃん、十和田にんにん＆ねばっち。
「日本印度化計画」と「踊るダメ人間」を一緒に。
体の前でバッテン作るとアントニオ猪木になるねばっち（山芋）。
「新しいポーズの誕生だ、イベントで使って！」と盛り上がる。

合間合間に演奏。上記の他は「あのさあ」「オンリー・ユー」
「氷の世界」など。
最後は席を立つよう促されての「ダメ人間」。
でも演奏がアコースティックで大人しめだから
遠慮がちのジャンプしか出来なくて申し訳ない感じ。

今回も顔が痛くなるほど笑わせてもらった。
またの開催が楽しみ。

大槻さん、または筋少のライブに行った時など、
リリースやライブのお知らせをまとめて載せている
チラシが配られて大変ありがたい。
今回は出演番組のステッカーも付いて来た。