![]() 2004年3月14日(日) PRIVY夜会シリーズVol.1『鳥肌実の嗚咽』 ホール・スピリチュアルラウンジ(北海道・札幌) (著&撮影:文鳥鈴女様) 今回のツアー(『個人演説会』)では蔑ろを喰わされた蝦夷、 昨年夏以来の待ちに待ったホワイトデーならぬ 白鳥デーであります。 会場であるホールが入ったビルには 約二ヶ月も前から大看板を掲げられ、 街行く札幌市民を威嚇しておりました。 イベンターの力の入れようがわかるというもの。 あぁ、これが本公演の時にできればもっと動員が(以下自粛) チケットは発売当日に予約を入れるも、 当初は顔見知りの近衛兵の中で 予約番号1番2番の争奪戦が繰り広げられ(笑)。 しかしまもなくして看板にはSold Outの文字が。 キャパ200ですからね。 「当日11時より整理券配布」との スパイZからの情報を得ていた我々、 勇ましく突撃するも「5時からになりました」と。くぬぅ~。 一旦解散して午後3時過ぎに再び会場へ。 そこにいた酔狂一番乗りはやっぱり顔見知りのお方(笑) 裏口階段でうだうだと時間をやり過ごす。 一向にその後並ぶお客さんは来やしない。 私ら暇人なんでしょうか? その後ぽつぽつと並び始め、ようやく整理券配布。 眠気覚ましにカフェインを注入しに出かけ、6時、再び並ぶ。 時計が全然進まねぇ。 開場の7時前には尻尾は何階まで?な列ができ、 スタッフさんからお子様ランチ風情の日の丸の旗が配られる。 しばらくして「もうひとつずつどうぞ~」と、計2本の日の丸。どうしろと。 ファンが酔狂ならばスタッフも酔狂。 ただでさえ狭い通路に警備のおっちゃんが2人も3人も、 張り切っている。 会場入り口には物販コーナー、 「身長も忠実にこだわった」中将等身大パネル、 (公演前の物販コーナー) (ソールドアウト後も存在をアピールするモッズ系猛禽類) その他怪しげなイラストなども飾られ、さながらお祭り気分。 7時半過ぎ、ようやく会場へ。 オールスタンディングのフロア、 先にはフロアと大差ない高さの舞台、 SAPPOROビールケース、背後に日の丸。 BGMはなぜかデヴィッド・ボウイ。 なぎら健壱似の司会者が登場し、 警備員さんへの敬意を表しての拍手などを強要される。 諸注意など終えオフマイクで「今日はこれで終わりです… いつもはラジオの仕事とかやってるんですけど」 愚痴も聞かされる(笑) 喇叭音、号令、『抜刀隊』もスピーカー間近の大爆音で いよいよ中将の登場。にこやか。 ビールケースに昇ると仰け反るほどの至近距離。 これには中将も圧倒され気味の様子。 「これは…座れませんか?」袖のスタッフさんからは×印、 「私の話は立って聞いてると腹が立ってきますからね」 今回はさすがに 「あけましておめでとうございます!」はなく(笑)、 冒頭の挨拶は 「3日で4Kg太りましてねぇ…(4日で3Kgだったかも?) 長渕剛を目指してるんです」。 しっかしこれだけ近いとスーツやネクタイの傷みに目が釘付け、 長年の旅の苦労を物語っておりました。 出だしからいつもに増して股間を気にしている。 さする、まさぐる。「チンポですか?」いいえ、言ってません。 「今日はスタッフからチンポを出すのは厳禁されております」 こ、この距離で出されても辛いな~。 大筋は本公演のネタとほぼ同じ、早口・縮小版といった感じか。 九段で聞いた時とは所々話が前後したりもするんですが、 そのほうがかえって難しいんでないの?との感想を抱く。 会場は「三島イズム」「チューリップ」などのフレーズで沸き、 万歳三唱ではこれでもかと言わんばかりに静まりかえる(笑) 「KENPO」チラシが肉眼で確認できて嬉しい。 「菊水!」の土俵入りポージングで仰け反る最前中央 (志村けんの“ヘンなおじさん”を想像してみてください)。 流し目で周囲を見渡すも絡まれやしないかハラハラ。 一言ネタ、相変わらずウケがよい。 聞く度にお気に入りのポイントが変わるのが面白い。 私のこの日の一番は「バスは便利でございます」。 「ムクムクしっぽ」もね、我々の間では人気が高いのです(笑) 結局この日は客いじり、脱ぎ無しにて終了。 のちほどイベンターさんのお話を伺ったところ脱ぎに関しては 「ぜひ」との要望(笑)を出したそうですが、 さすがにあの距離で中将は身の危険を感じたのかどうか。 グダグダ無し、キリリとした(?)よい夜会でありました。 おお!出待ちの人数がけっこういるじゃないか!、めでたし。 30分と待たずにトレンチ姿にて登場。 「あ、スイマセン。スイマセン…」 やたらと申し訳なさそうにしている。 プレゼント攻撃、サイン責めにも丁寧に対応されておりました。 「ありがとう!!」両手を高らかにフリフリ、 同行のスタッフの方が歩道脇の自転車の列にぶつかり ドミノ倒し、直そうとしてまた逆側へ、 それを「あ~あ」な表情で見守る中将、 とまるでコントのような幕切れとなりました。 〆。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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