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日々選択の連続。
年齢重ねれば、
振り返ってみると大きな分岐点だった、
と思い返すこともあるだろう。
そんな、後々響く選択を描いた作品を観た。


『ゴーン・ガール』
オフィシャルサイト
特殊な環境で育った彼女の
冒頭の一言で後の物語展開が読めてしまったものの、
ちょっとブラックコメディな感じもあり、
退屈せずに観られた。

男性は恐れ、女性はスッキリする作品との感想を読んだが、
最終的になぜ彼を選んだのかを考えると心の闇が見えて
あまりスッキリとはしなかった。
で、「gone」には行方知れず以外に
スラングでの意味もある。
そっちの意味でも解釈出来そう。

『アメイジング・スパイダーマン2』
関連サイト
スパイダーマンの正体を知った人々との関係に
変化が生じるのは無理ないとして、
親密度や好感が高いほどに
強い敵意や恨みへと変わったのは同性だけ。
このことに何らかの意味が?と考えもしたけど、
これからって時にMJが!という切なさでどうでもよくなった。


『凶悪』
R15指定も納得の残酷さ。
ピエールさんもリリーさんも本職じゃないのに、怖い。
残忍な場面を過剰演出せずに映すことで、
彼らにとっては日常茶飯事であると伝わってくる。

頼る先を間違えている人々。
家庭での振る舞いから、主人公の正義感まで薄ら寒く感じる。


『桐島、部活やめるってよ』
私が高校生だった時は、学校には義務的に関わっていただけで、
完全に楽しみを外(テレビの深夜番組、ライブ、映画、芝居)に
持って行っていた為に、「学園もの」はファンタジーに近い。

優等生でもモテでもオタクでもなく、
カーストの外にいた、存在感を消していた人間からは
あまり感じるものは無いが、
特にオタク側に属していた(我慢を強いられていた)人々からは
様々な思いを引き出す作品ではないだろうか。

吹奏楽部の部長さんが練習場所にこだわるシーン、
後にその意味が明かされるのだけど、
何度も遠回しに不快感を伝える女子が生々しい。

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