![]() Piper#8『THE LEFT STUFF』 2010年4月18日(日)本多劇場 作・演出:後藤ひろひと 出演:Piper(川下大洋、後藤ひろひと、山内圭哉、竹下宏太郎、 腹筋善之助)、相武紗季、岡田義徳、川田広樹(ガレッジセール) 簡単なあらすじ: 海底に眠る次世代エネルギー調査を行う為、 7人(男性6人、女性1人)の候補者が選出される。 監視の下、閉鎖的空間で共同生活を強いられる7日間を経て、 1名のみ採用。 チラシには「かつてない観客参加型コメディとなるだろう」とある。 開演前、エネルギー調査計画賛同への意思表明として、 ステージに用意された紙面にサインするよう求められた。 対象エネルギーの質や調査計画を立てた組織の体質などの 前情報もないままにサインする訳には行かない(←真面目)。 ノリ良く列に並ぶ観客を見ながら 「あやしい…。これがオチに使われそう」。 もっともらしい理由を付けて、 あらかじめ実験台として適切な人間を選んで利用する組織側と その候補者という構図。 候補者それぞれ個人の欲に動かされる事はあっても 定員1名の枠に入ろうとする裏切りは無かった (あったかもしれないけど忘れた)。 観客参加型(=インタラクティブ)には結末に向かって 収束させるイベントなりを用意しないと破綻する弱点がある。 この破綻を回避するには‘選択に意味を持たせない’以外は難しい。 さて、私は何が云いたい? オチのある作品だから黙っとくけどさ。 『仮面ライダー』みたいな、 ヒーローが闘いを始める前段階みたいだった。プロローグ。 ランダムに選んだはずが場慣れした上に 常連らしい発言をしたお客さんに仕込み疑惑持ったり、 相武紗季ちゃんファンが多いらしく選択が偏ったり、 各役者さんのウリを作る場面に冷めたりして、眠くなっちゃった。 それに加え、芝居に無関係なとこで集中力が欠けた。 咳き込みそうになってアメ出したら 前の席の人に1/3くらい振り向かれてヘコんだから (ゴホゴホする方が迷惑だと思ったから。 その対策も許してくれないのね/泣)。 一切笑えなかったとか、そういう事では無いんだけど、 推測が当たると評価を下げてしまう。申し訳ない。 例えお約束でも楽しもうとする積極的姿勢が必要。 しかし観客参加型だと知ったのはチケ購入後であった。 Piper PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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