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4/4、本番当日。
早起きして髪をおだんごにするが、毛量が多くて上手く行かない。
9時には会場入り。諦めて家を出る。
楽屋でボーッとしていると、
見かねたMちゃんが「自分だけでは難しいから」と
ピンとジェルをふんだんに使って整えてくれた。
M先生からの指令か、世話役になってくれてありがたい。

メイクをして頂く為、別の部屋に移動。
ファンデーションは自分で塗る。地肌がわからなくなるくらい塗る。
出来上がった生徒さんを見て、「ああなるのか〜」とワクワク。
「お願いします」とメイクさんに付けまつ毛を渡して椅子に座り、
されるがままになる。
「目が大きいのね」と、何だか嬉しそうに感想を漏らしながら
手馴れた感じで仕上げて行くが、
「二重が深いから」とアイライナー失敗
(まばたきしたら下まぶたに移った)。
滅多にしない事のようで、少しヘコんだ様子。
なんだか申し訳ない気持ちに。
みっちり口紅を塗られた口で
「ありがとうございました」と礼を述べ楽屋に戻り、鏡を見た。
笑いたい気持ちを抑え、静かにケイタイで自撮り。

時刻は11時過ぎ。
口紅を落さぬよう、お昼ごはんを食す。

本番前にも稽古(リハーサル)がある。
昨日とは違い、プログラム通りに進行。
衣装と髪飾りを着けて舞台袖まで行くと、
TちゃんとMちゃんが
「きれーい!メイク映えするんだね〜」と褒めてくれた。
心の中で「あ、笑えないんだ」と残念に思う
自分の価値観を確認しながら、素直に褒め言葉を頂戴する。
そんな彼女達はもちろんキレイ。
っていうか、楽屋は美少女の巣窟。

楽屋前の廊下では簡易の撮影スタジオが設けられ、
稽古の合間に写真を撮っていただくようになっており、
私も列に並ぶ。らしいポーズが浮かばず、
カメラマンさんにアイデアをもらい、笑顔を作って、
「は〜い、キレイで〜す」とか言ってもらってる状況、
これが面白くて仕方ない。
恥ずかしさを突き放すには客観的になる以外に手は無いからね。

さすがに疲労がハンパない。
昨日はウロウロしたら迷惑かけるかもしれないと
楽屋に篭っていたが、今日は体力温存の為に
動かない方がいいと、ジッと筒井さんの本を読む事にした。
傍目には単なる地蔵だが。

稽古が終わり、舞台上で集合写真を撮影。
「祈り」の衣装から再び「オープニング」の衣装に着替え、
開演を待つ。

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