![]() 3月17日、築地の病院で検査を受ける母に付き添う。 数ヶ月前までは母が10代の頃勤めていた喫茶店に顔を出し、 ついでに職&住処を探すのが目的だったが、 上京意欲が失せた為、路線変更した。 意気地なし、もあるけど、どこに移動しても未来を感じられない。 2007年問題(団塊の世代がごっそり退職する年)、 頻発する地震・津波、 憲法上の戦争容認を促す日本の諸外国触発政策、 いたずら目的の少年少女を誘拐・殺害、などなど。 こんな不穏な世の中で私に出来るのは親孝行くらい。 仕事には奉仕出来ないから。 私は本当に、生活に繋がる労力を持っていない。 自尊心高過ぎで。< 母は30年前と比較して、一喜一憂している。 元々、都会的なものに感激しない私は 「そんなに興奮する?」と不思議。 築地から銀座へ歩く間、江戸情緒を感じてワクワクするけど、 粋(いき)から程遠い風景も混じっていて、浸れない。 頻繁に切り換えるモードに感覚は麻痺する。 ような気がする。 電車賃をケチりたいのに、母は早くも「疲れた」と言う。 スリットのないタイトスカートで歩幅が制限され、 小股でチョコチョコ歩くからだ。 銀座線で渋谷へ。 鳥肌さんが掲載されている雑誌を探して本屋を巡る。 母に「どこかの喫茶店で時間潰してて」と言っても聞かない。 だってお金がないから(泣)。 若者の街には(無料で)座れる場所がない。 パルコで『タナカヒロシのすべて』他、映画チラシを入手、 その後タワレコとHMVに行く。探し物の内、半分以上がない。 買ったのはYOSHII LOVINSON『WHITE ROOM』と 小島麻由美『me and my monkey on the moon』だけ。 私の放浪に付き合った母が足の限界を訴える。 靴屋で適当なものを購入。 その後、休憩しようとそば屋に入る。 しかし東京の味はものすごく不安だ。 母はおかめうどん、 私は京風卵とじうどんとちくわの磯部揚げを注文する。 案の定、母の方はつゆが真っ黒。 京風は塩気が強いからと関東風にしたそうだが、 食べている内に「頭痛くなって来た」と言う。 やはり高くて不味い東京。 失敗。 ヨレヨレで帰りの電車。座れば即寝。 母の勤める会社の社長にお土産を渡そうと、一路。 飼い殺し状態(指が腫れ上がり、辞職を請うも、引き止められた)でも、 約束を果たそうとする母は真面目過ぎる。 途中、むか〜し吾郎ちゃん(SMAP)がテレビ番組で紹介した シトロエンのお店があって驚愕。ダブルシェブロンがこんな所に。 …表向き陽気でも、なんだかストレス溜まってそう。 母がずっと行きたがっていたお好み焼き屋『道とん堀』に 「うどんリベンジ!行こう!」とヤケクソ気味に誘う。 所持金とメニューをにらめっこしつつ、注文。 テクなしのくせに広島焼き。泣きそうになる。 「作ってくれるお店じゃないんだね…」、女王様のふたり。 おなかパンパンで帰宅。 「お金は使わないと巡らない」などとヘタな自慰に走りつつ、 翌日も「八宝菜食べたい」と言う母に付き合ってしまい、 貧乏神と握手してしまった。 買ったCDはどちらも微妙。 吉井さんの方はイエロー・モンキーと印象が近くなっていた。 けど、「CALL ME」から「欲望」への流れが笑いを誘って、 これはこれでいいかと思う。 小島さんの方は浪人生のような私の部屋に恐ろしく不似合いで(笑)、 おサレ人種と一線を隔したい性格上、聴いててソワソワしてしまう。 20代前半以下の恋愛模様に馴染みがないのも楽しめない要因? 音楽は嫌いじゃないし、PV面白そうだったから、 DVDに期待しようかな。 訪問者様、いちいち‘母’とか‘私’とか、 「誰が」の説明が多くてすみません。 難しいです、文章。そして 『ARTIFACT 人工事実』内「うざがられる自分語り」と、 分析されてしまった私の無能ぶりをどうかお許し下さい(笑) 自分語りから脱した人はプロのライターになれますよ、きっと。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
|