![]() どっちも「漢(おとこ)」って字が入るのね。 前回の『きめてやる今夜』感想文で使用に迷った漢字がある。 「代」と「台」だ。 (↓加瀬さんのMCより) >3人とも60(歳)台。来年は70台に入っちゃう人がいるから(略) 一応、広辞苑で調べた。 どちらも「年齢や数値など、おおよその範囲を示す語」 といった意味を持っているので問題無さそうだが、 一般的には「代」かと思う。 しかし個人的に、「代」には‘継承’を一番にイメージする為、 違和感がある。「○代」と来たら、将軍家跡取りや歌舞伎役者の 襲名制が頭にポンと浮かぶのだ。 それに、「代」には上向きの物理的イメージが無い。 「台」は上にモノを乗せられるが、「代」には乗らない。 乗るとすればやはり、継承者としての技術だったり、 誇り(血統)だったりの精神性の強いモノのような感じがする。 年齢は物理上の時間を使って数えるモノだからして、 質量がある…かどうかはわからないけど(笑)、 より重ねるイメージを持てるのは「台」かな?と。 競技では「○メートル台」「○秒台」、 上位入賞者は表彰「台」に上がる。 そして、年月を区切る「年代」「世代」。 …どっちを使ったらいいのだ。 と悩み、結局、還暦を迎えた方々の持つ‘重み’を決め手にした。 アレコレ考えず「代」でいい気はするんだけども。 *** 感想文に登場させなかったが、『きめてやる今夜』へは母と行った。 行きの電車内にて。 ボックス席に並んで座り、「将来は熊本住むか」といった、 真面目なんだか現実逃避なんだか、 ちょっとよくわからない話をして和んでいた。 そこへ、結婚式帰りらしい、 酒臭い男性が私の向かいの席に座った。 (ここで婦女子の多くは嫌な予感に身を固くする事でしょう) 私達は特に気にせず、どうでもいい話を延々。 と、ヒザに虫の這うような感触。 見ると、眠っていた向かいの男が指でサワワ〜。 びっくりして座席から尻が5センチ浮いた。 男は手を合わせて詫びを入れ、 網棚(網は無いか。今は何と呼ぶ?)からジャケットを下ろし、 両腕で抱え込んで再び寝に入った。 これは「もう触りません」のアピールなのか? 酔うと誰彼構わず手が出るクセでもあるのだろうか。 向かいの席に男性が座っても同じ事をしただろうか。 用心棒欲しい。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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