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私が生まれた頃にはあったという映画館、
閉鎖されてから20年あまり。
最近やっとミニミニサイズのものが設立された。
ちょっと手作り感覚に引けて入れなかったが
(インタビューされそうでイヤだった)、
観たいと思っていた『ピンポン』を上映、行くぞ、と。
音響の良さも売りなので、そういう点でも格好の演目なのだ。

しかしねぇ、何も雪の降った日に行かなくても。
雪国の人からすれば「まだ玄関見えてるじゃん」てなもんだけど、
関東圏は数センチの積雪で交通麻痺に陥る。
仕事は午前中で打ち切り。
母と約束はしていたけども、こんな雪の中、来ないかもしれな
来た(笑)
翌日は誕生日だし、『ピンポン』は明日で終わりだからと、
無理を押して来てくれた。
電話で問合せをして身支度をする。
靴底が滑らない靴なんかあるのか?
「ツルッパゲの頭を歩いてると思え。滑ったら火傷させるぞ」
と母のありがたいアドバイス。

場内は原作本や『凶気の桜』や各種チラシ、
観賞後に感想を書くノートなどが並べられている。
席は30席あるかどうか。でもすごく気を使った配置で好印象。
ただ、角度が角度なだけに眠ってしまいそうだ。
母は「どうする?ふたりだけだったら」と言いながら
水漏れする防寒サンダルから足を抜き、
前の座席にどっかりと両足を乗せた。口も悪けりゃ行儀も悪い。

さて、本編。
なんたって冒頭のシーンが気持ちいい。
橋の上から飛び降りるシーン。
このネタフリが後にどう生きてくるのか、ワクワク。
って、飛び降りを説得する警官役が松尾スズキさんだ。
こうしてナイスな脇役が次々と登場。
荒川良々さんの「おぅ、頼まれた」、真似したくなる。
お気に入りのARATAは思いっきり私のタイプな役柄だ。
寡黙、細身、色白、反社会的。すーてーきー♪
他はいわゆるメジャー映画の金のかけどころ(=CG)に注目。
「ヒーロー見参!」、小学生の男のコが観る作品かな。おもしろかった。

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