![]() 何でも「決めてぇ〜」と頼る母に問うた。 私:お母さんは私よりいくつ年上だっけ? 母:21 私:…それ受精から数えたの? 母:そう 年齢差による状況判断力を自覚して欲しかったが失敗。 数え方を変えた所で差は縮まらないけれど、 そこを指摘するより、そこまでしてサバを読みたい理由を考えた。 少しでも若くにして産んだ事にしたい母には 「若い内に産んだ子は賢い」との思い込みがある。 親の細胞が若いからだそうだが、 医学的根拠は認められないだろう。 母は両親が30代後半の時に生まれた子で、 20代の時に生まれた二人の優秀な兄に比べられて育った。 根拠はこれだ。悲しい。 「若い内に産んだ子は賢い」。 この思い込みにより、母は自分よりも私の方が賢いと思っている。 加えて感情先行で突っ走る性格ゆえに、無駄なほど慎重な私に 大小関わらず、決断を迫られる場面では選択を放棄し、 委ねてしまう。 しかしこれは少し前までの話。 その選択放棄に拍車をかけたのは私だと気付き、 軌道修正したからだ。 母は自分で自分を追い込む所がある。 誤った選択と知りながら、その道を進む。 不幸こそが自分にふさわしいかのように。 そこで「このままではイカン」と、延々と諭した。 その結果は選択放棄。自信を失わせたのだ。 反省し、再び延々と諭した。 親の不幸を喜ぶ子がいるか?自分を犠牲にするな、 私を相談相手として頼れ、と。 何事も面倒くさがって微動だにしない私からすれば、 恐れを知らず突っ走って、それでも生きて来れてる母の方が上だ。 ※親の不幸を喜ぶ子はいるかもしれないが、 それは怨恨の類ではなかろうか。 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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