![]() 『GEN Chang Night Vol.1〜from the solo works〜』 2010年2月27日(土)CLUB CITTA' 出演:ELE(ギター&ボーカル:奥村大、ベース:石川具幸、 トランペット:平田直樹、トロンボーン&ピアノ:増井朗人、 ドラム&パーカッション:杉野寿之、土方幸徳、 マニピュレータ:松本大英) Guest:MAGUMI(ボーカル&トランペット)、 杉本恭一(ギター&ボーカル)、元ちとせ(ボーカル) 開場時間に到着。天気は小雨。 会場の壁に貼られた公演ポスターをケイタイで撮るお客さん。 整理番号126。 列に並び、傘を持ったり持たなかったりのお客さんの背中から 星の無い空を見上げる。 今年も現ちゃんの曲を大きな音で、 生で聴ける機会を迎えられて嬉しい。 入り口近くのカウンターでドリンクを受け取り、物販をチラ見。 今回はグッズ無しのようだ。 ロッカーに荷物を預け、フロア後方に立つ。 BGMはレピッシュ。 ライブはELEをメインにゲストが参加して行くカタチ。 ボーカルは現ちゃんのトラックとギターの奥村さんが担当。 以下は某所より拝借。 SetList 1.始まりの空 2.宇宙犬ライカ 3.かごめ 4.大陸ラーメン 5.WORLD 6.お祭り 7.ファウル 8.北京の蝶 9.野球少年 10.ワダツミの木 11.さくらさくら 12.恐竜の描き方 13.コリアンドル 14.もう逢えない人に 15.ラルゴ 16.夕焼けロック 17.いっそのこと! 18.28才 19.僕の思いは目的もなく月に刺さる 20.キコエルカイ encore 1.怪鳥ロック 2.Atlas 3.Happy Birthday トランペットのソロからスタート。 本人いなくてもメロディだけで姿が浮かぶ。 続いての「宇宙犬ライカ」。 エゴを嫌う性格が見え隠れする現ちゃん作品、 この曲は犬好きとしても共感出来る。生で聴けた喜び。 3曲目「かごめ」で早くも恭一さん登場。 緊張漂う空気をMCで和ませる。 ゲストがメインを差し置いての第一声は許されるのか? と気遣いつつ、「今日は‘その他’が出たり入ったり」と、 これからのお楽しみを匂わせ、 大好きだという「大陸ラーメン」の二曲で退場。 奥村さんの歌い方は現ちゃんを思わせる。 自身のバンドwash?でも同様なのだろうか。 そう思いながら聴き進む。 「北京の蝶」はダメって訳じゃないけど、 現ちゃんで聴きたかったかな。 MAGUMIさん登場。「ワダツミの木」と「さくらさくら」歌唱。 軽く挨拶した後、「現ちゃんが愛した歌姫!」と 元ちとせさんを呼び込む。 親切にマイクスタンドをセンターに置いてあげるも、 元ちとせ(以降、元): 出してもらったけど、使わない(と、後ろに下げる) MAGUMI:出すのが趣味だから (と、ニヤニヤしながらベルトに手を) 元:出さなくていいです!(笑) こんな流れで「恐竜の描き方」「コリアンドル」。 前回の野音と同じ(*)。 次回は「ワダツミ」と「カッシーニ」を聴きたいと贅沢にも思う。 *昨年の野音は「ワダツミの木」と「羊のドリー」でした。 失礼しました。 「ラルゴ」の歌詞に泣かされそうになり、 シンミリした所で恭一さんが再登場。 ELEを褒め称えた後、「夕焼けロック」へ。♪まっかっかーさー 次は不意を衝かれた「いっそのこと!」。 ソロ活動を始めたばかりの頃、テレビ番組で演奏した際、 MAGUMIさんと恭一さんが飛び入りした場面を思い出した。 懐かしい! ライブでも聴いた事が無くて、『百物語』の雰囲気的にも 演奏される機会は巡って来ないかも?と 残念に思っていただけあって、嬉しい! 「ふんじゃえ、ふんじゃえ」の盛り上がりを継ぎ、 更に盛り上げたのが「28才」。 イントロのギターとドラムに「ギャー!」の嵐。 トランペット持って出て来たMAGUMIさんに 跳ねて応えるお客さん達。 「燃えろ燃えろもっと燃えろ」の大合唱は物騒だが(笑)、 むちゃむちゃ楽しい。 二人が退場し、奥村さんが緊張感いっぱいで 今年もメモリアルライブが開催出来た事への感謝などMC。 集っているみんなの気持ちを思えば、 緊張してしまうのは無理もない。 慎重に言葉を選びながら語る様子に好感。 それもピークに達して糸が切れたか、 「現ちゃんのダーン!という曲を」の紹介で 「僕の思いは目的もなく月に刺さる」と「キコエルカイ」を。 現ちゃんの世界に言葉を失いつつ、拍手でアンコール。 「怪鳥ロック」の翼に乗って世界を眺めた後、 MAGUMIさんの歌う「Atlas」へ。 世界は広い。 もうすぐ現ちゃんの誕生日という事も含め、 最後は出演者全員そろっての「HAPPY BIRTHDAY」。 MAGUMIさんの「今日も現ちゃんが来てると思います。 ‘俺のキーボードが無い!’とか。 みんな、それぞれの現ちゃんがいます。 お前らの現ちゃんによろしくな!」には ジーンとさせられたけれど、実はこんなズッコケMCもあった。 うろ覚え御免。 メンバー紹介にて。 トランペットの平田さんに。 MAGUMI(以降、M):オープニングのトランペットソロ、 間違えてくれたらラクになった。緊張しなかった? 俺だったら絶対間違えてた 増井朗人:(思い上がるなとばかりの表情で)お前には任せないよ ドラムとパーカスの二人。名前だけでなく、 M:振り返らないとどっちが叩いてるかもわからない ベースの石川さん。安定感を褒める。 M:TATSUに言ってやりたい。(客に)拍手するな、来てるんだから マニピュレータの松本さんは M:レピッシュのデビュー前からの付き合いで、 デモテープを作ってもらった。 縁側の力持ち!(←マジ間違え) この「縁側の力持ち」は翌日も尾を引くのであった。 前回あった「現」印の背景無く、あの柔らかなライティングも無い。 経費削減?と思わないでもないが、 出演者や選曲からすれば シンプルなステージが合うのかもしれない。 全体の雰囲気など思い返すとライブハウスという場も考えてか、 これまでより激しめ。 終演後には必ず「あの曲も聴きたい」と欲が湧いて来る。 また来年、開催される事を願う。 上田現 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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