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2013年5月4日(土)新宿ロフトプラスワン
出演:大槻ケンヂ、ファンタ、水戸華之介、ナン子ちゃん(登場順)

高円寺フェスで行われる
スーパーのほほん学校との違いはあるのかと、行ってみた。
整理番号204。
詰め込めるだけ詰め込んだ会場内、椅子席は既に埋まっており、
ドリンクを受け取って振り返った場所から動けず、立ち見確定。
そこはステージの正面、幸いであった。

開演前、会場内のモニター画面には古いCM映像が流れている。
高見山のトランザムなど、25周年に合わせてのチョイスか。

大槻さんの弾き語りからスタート。
「今日は25周年の、ひと月前のやさい!」との開会のお言葉を
「野菜?」と聞き間違えてポカーンとしてしまった。
「夜祭」ね。
演奏曲は「生きてあげようかな」「きらめき」など。
「子供じゃないんだ赤ちゃんなんだ」でヨダレ掛けを
装着するお手伝いでファンタさん登場。
初めてお見かけする方だ。その後は
メモを見ながら大槻さんに毒を含んだ質問を投げていた。
スーパーのほほん学校では見られなかった形式。
しばらくして水戸さんも呼び込まれ、
ファンの「勝手」トークやおもしろ映像、
『4半世紀』レコーディングメンバーによるコメント映像等で
盛り上がる。
さらに、『ボリウッド4』応援団長としての任務か、
イメージキャラクター(?)のナン子ちゃんも現れて、
映画『きっと、うまくいく』を宣伝。
狭いステージ上でギュウギュウになりながら、
3人と1体で「日本印度化計画」を歌って華々しく終了。

2時間以上の立ち見でも、楽しくてアッという間。
「生きてあげようかな」が聴けて嬉しかった。

***
もっと詳しい内容は「続き」に分けました。
話の前後不覚と敬称略失礼。





・弾き語り。
衣装は黒スーツ、赤系インナー(Tシャツ)、スニーカー。
「大人な雰囲気で」と、しめやかに始める。
イントロを終えた所で「フリじゃないからな」と一言。
それがフリとなってしまい、散らかった部屋~♪と歌い始めるも、
笑いが起こる。「何やっても笑われる空気」と把握しつつ抵抗し、
落ち着かせて進行。

・「きらめき」で小指が届かないコードがあるんだと
橘高さんに相談したら、「届かない指なんか無い!0か100だ!」
と超高速でお叱りを受けた。

・「子供じゃないんだ赤ちゃんなんだ」。
『おかあさんといっしょ』と『アンパンマン』を見て
泣き方を学んだと、マイクに額をぶつけて「おんぎゃあ!」。
このパターンを繰り返す。激しい顔芸。

・流れ行くファン。筋少→カステラ→氣志團→金爆。
ここからYOSHIKI&小室哲哉のV2の話へ(経緯忘れた)。
ブログやツイッターなどで見られる、
「~すればいいじゃん」「~すればいいのに」といった
ファンの身勝手な意見にはウンザリだと話し出す大槻さん。
(耳が痛い…/笑)

・本の発売でサイン&握手ツアー。
ツアー先で、AKB(?)の神対応に見習いたい、
受験か何かを控えていた男性のことを覚えていたメンバーが
結果を聞くとまだもう少しとの返事に握手しながら
「2人の夢ですね!」、この対応は神だ!という話をしたら、
大阪のサイン会に来てくれた青年が早速ネタを振ってくれた。
(具体的には忘れたが)ツアーを追っていれば叶うかもしれない、
ゆくゆくは幸せな家庭を築きたい、嫁が欲しい的なフリを受け、
「2人の夢だね!」と、大槻さんはキメ顔で手を差し出した。

・水戸さん呼び込み。
先に語っていたファンの「勝手」トークで盛り上がる。
ライブの日程について、希望通りに土日ばかりやってれば
美容師から土日は休めないと苦情が入る。
「知らねえよ!(笑)土日に休めない職業は他にもあるだろうに、
お手紙にそんな事書いて来るのは美容師だけ!
でも美容師さんは、特にインターンの時は大変みたいよ~」
と言う大槻さんに水戸さんが藤井ガチャ彦さんのエピソードを。
バンド活動のために美容師への道をあきらめる事にしたが、
師匠さんが屈強な男。付いて来てくれと言われて行ったら、
萎縮した藤井さんの目配せを受け、戸惑いつつ口から出た言葉は
「藤井くんを僕に下さい!」。なんとかお許しを得たそうな。

勝手なファン。(ミュージシャン)2人いるなら
あの曲「やればいいのに」と軽く言うが、リハが必要なの!
ネットの普及でプロデューサー目線を持つようになるのだろうか。
思い通りにならぬとなれば、陰謀妄想が始まる。
のほほん学校に内田さんが来ないのは
フリーメイソンの!イルミナティの!と。

・もう2days無理。若さを求められるがヘトヘト。

・水戸さんのベスト盤に参加。
「みみず(ミミズ?)」を歌って欲しかったが断られた、
曲を嫌っているのかと、ショックを受けた水戸さん。
正しくはミミズを生理的に受け付けないのが理由。
橘高さんも、ギター以外にボーカルでも参加。
「私のような者が」と恐縮していたが、
水戸:声がいいから問題ない
大槻:西城秀樹みたいな歌

・デビュー当時(25年前)の話。
当時は上手く歌ったらパンクじゃないと非難された。
ロティカのあっちゃんは今でもバラードアレルギー。
今はギターソロなんか無い。技術とか奇抜さでは評価されない。
音色(おんしょく)の方が重要なんでしょ?とファンタさんに確認。
反応の薄さにイラついたのか、
アベノミクスについて説明してみろと迫ると、平然と
ファンタ:出来ませんよ
大槻:これ!30過ぎてても若者だよね!
水戸:こんな事先輩に言ったらボコボコにされたよ!

・ファンタさんをパンタさんと呼び間違えた水戸さん。
そこでファンタさんがパンタさんに
「ファンタとパンタでやろうか」と言われたと話せば
すかさず2人は「俺達より先輩なんだぞ!」と詰め寄った。
若いヤツは不遜だという流れで有松さん(特撮)の話。
生意気な態度だったアーリー。
平然と「出来ないっすね」と言われ、「そ、そうか」と、
刺青入ってるし、強く言えなかったと大槻さん。

・ファンタさん所属の自殺チンパンジー、アー写の話。
フーファイターズも撮るカメラマンと知り合いで、
撮ってもらったという。
筋少はライブ当日のリハ前にパワステの階段、
アンジーもビブレの階段という、簡易な場所での撮影。
インディーズの分際でと憤る2人。
ファンタさんは特にリクエストした訳ではなく、
音源を渡したらイメージが湧いて富士山へ行く事になった
(2人は「だからか!」と、バンド名からピンと来る)のだが、
天候悪く樹海へは入れず、4合目で撮った。
アンジーのアー写を撮ったカメラマン、後に銀行強盗
(ゆうちょ銀行窓口)。包丁1本だったんで失敗。
ナゴム界でもコンビニ強盗。
バンドマンは泥棒が多かった(食えないから)。

・格闘技系話題。ロシア(旧ソビエト)と思しき場所で
トレーニングしている人物の映像。
サンドバッグや吊られたボールを蹴りつけている。
「何と闘ってる想定なんだろう?」と言ってる間に
紙を縦に切り裂く。
「訓練しなくても紙は切れるんじゃないか?」。
もう一つはDDTにゲスト出演する流れでヨシヒコ試合映像。

・大槻さん、シュッシュとダブルアッパーを披露。
全国のバクシング(ネイティブな発音)ジムを見学。
3回行った所に入る気でいたが、
シャワーが充実していない事を理由にやめた。

・CDを買う世代と、配信、または音楽を買わない世代。
綾小路きみまろファンに向けてカセットでリリースするように、
俺達はCDを出す!

・iPadを購入。エゴサーチはやめた。
人間椅子と入れると知った名前が続々と。
狭い世界でやってるよ、俺達。

・招待を受け、とあるイベントに出かけた大槻さん。
かつてアイドルとして活躍していた方が
演歌系の方々ばかりの中、登場。
黄色い声を上げるファンも一緒に年を取っており、
開演前には1Fと2Fで生存確認し合う現場を目撃。
演歌系の方々のお客さんとの明らかな温度差に
60歳代アイドルさんは「すみませんねぇ」と頭を下げ、
ファンには「ありがとう」と気を配っていて大変。
ネタとして「メンバーが一人亡くなり、また一人亡くなり、次は」
と、もう一人のメンバーの名前を出す(フォーリーブスか?)が、
笑えない!しかし、そんな未来も遠くない。
おいちゃんもラーメンの食べ過ぎで亡くなり…と不吉な話へ。
少し(ラーメン)減らしたんだよ、と真似るも寂しい空気。

・筋少『4半世紀』の話。オリジナルとの聴き比べも。
レコーディング参加のメンバーからビデオメッセージ。
オリジナルを聴かずにレコーディングに臨み、
出来上がりは不明だと語る長谷川浩二さんが真面目に
「パノラマ島へ帰る」のタイトルを確認しているのを見て
「大人だよね」と大槻さん。
オリジナルはホッピー神山さんが全部演奏。
今回はバンドで、ジャジーに仕上げた。
ここで大槻さんから長谷川さんの履歴紹介。
17歳からアルフィーのドラム担当
(子役から続けてる大人感があると水戸さん)。
実は16歳の時に一度ギターとボーカルでデビューしている。
ジャニーさんにスカウトされ、
東山くんと一緒にレッスンを受けていた。
後にバンドへと歩を進めて現在は筋少へ。片や少年隊。

続いて三柴さん。
風貌からして一番大人なんじゃないかと言う水戸さんに
一番子供だよと答える大槻さん。
「キノコパワー。何が違うのか。メンバーが違う!」と
早速子供な発言をし、一同納得。
『シスベリ』収録ver.を聴く。
(♪あ~いしていた君の、のところで)
大槻:こんな音出ないよ。出ない音で歌ってる。声が若い
水戸:自分のキー知らないの?
大槻:そんなの全然わかんない

「孤島の鬼」は三柴さん脱退(@日本青年館)で演奏された
ドラマチックなアレンジで収録。
『仏陀L』収録ver.での最初の語り部分を担当したのは
奇形児のヒロシさん。すごいバンド名。Mステ出られない。
(この曲でも本来出るはずの無い音で歌っているとのこと)

ビデオメッセージのトリは内田さん。
前の2人が普通だったから何かしてくれるだろうと大槻さん、
結婚式で失敗するパターンとの水戸さん、予測的中。
まず深く被ったニット帽で顔を隠し、
4半世紀のチラシを手に「25周年!」と頑張る内田さんを
上からのアングルで長々と撮り続ける。
大槻:さっきから25周年しか言ってない

・ハードロックやメタルのボーカルが高音な理由。
それはキレイなギターの音が出せる域を意識しているから。
悪い事をしたと橘高さんが反省していた。
水戸:そういやリーダーがギタリストだね

ボリウッドの件。
色々と言葉を尽くして話をしたけれど、
ナン子ちゃんに全部持って行かれた。
映画『電人ザボーガー』等の造形デザインを担当した方の制作で、
ナンがリアル。
※ナン子ちゃんは頭部がナンで、赤いサリーを着ている。

・最後に特別ゲスト、ナン子ちゃん登場。
「5/18公開 きっと、うまくいく」と書かれたタスキを掛けている。
「ナマステ」としか言わない。
ピカチューと同じだとマイクを向けられて、「ナマーステー」。
臨機応変である。
水戸:待ち時間長過ぎでパリパリだ。レンジでチンした方がいいよ

3人と1体で「日本印度化計画」をカラオケ伴奏で歌う。
間奏ギターソロで「ここに橘高さん欲しいね」と
2人でアクションを真似ていた。

長谷川さん、三柴さん、内田さんの3人で
「サンダー、ユー!」と締めたビデオに倣い、
のほほんの最後もコレで。

お客さんからの贈り物(手紙?)を受け取りながら
楽屋へと戻って行く大槻さん。まとってる空気が穏やかで繊細。

私の記憶が曖昧な為に話の流れが滅茶苦茶だけど、
段取りをちゃんと考えているように思った。
ゲスト(出演者)を呼ぶ際の前フリなど、
さりげなくポツポツと用意されていた感じ。
賢いな~。

・新曲PVお披露目。
「なんでこんな顔しちゃったんだろ」。
最後、やる気のない顔に注目。


筋肉少女帯
「中2病の神ドロシー ~筋肉少女帯メジャーデビュー25th記念曲」

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