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2011年11月25日(金)中野サンプラザ

一般招待にて参上。
2F6列38番。
『出口主義』しか持ってないけど大丈夫だろうか。

舞台上はかなりの数の機材が並んでいる。
プレイヤーが多いのか二人が忙しいのか(正解前者)。
お洒落な開演前BGMを聴きながら待つ。
予定を少し遅れて暗転。

背面を覆うほど大きな大きなスクリーンに
異国の町並みが映し出される。
「NO NONSENSE」「NO WAY OUT」など指し示す標識。
ここがBEATOWNか。
その映像を眺めるように、上手に用意されたテーブル席に
ビートニクスの二人が座っている。
曲は「詩人の血」(たぶん)。W・バロウズの朗読。
頃合いを見て舞台中央に移動、「A Song for 4 Beats」へ。



生音多用ながらスタイリッシュな音。
恐れ入る。

中盤、高野寛さんを加えて
「カットアップだ!我らの実存(略)」を実演。
再び上手に用意されたテーブル席には短文の紙片を入れた帽子。
上から吊り下げられたマイクを使い、
三人で次々にピックアップして読み上げて行く。
スクリーンにもその紙片が映し出される。
実演といっても、曲にまでは発展せず。

ドラムが荘厳に聴こえる「6,000,000,000の天国」で
雲の上を泳ぐような映像を前に
♪天国から~ と天を指しながら歌う幸宏さんの姿。
正面から見たら、それはそれは神々しかっただろう。

初めて生で披露する旧曲(忘れた)も含めた
新旧取り合わせのセットリストは大阪での演奏順からガラリと、
後半に向けて盛り上がるよう変えたという。
2Fから眺める客席の上気が微笑ましい。

うろ覚えMC他、メモ(敬称略失礼)
・高橋幸宏(以降、高):こんばんはー。どうもありがとう
鈴木慶一(以降、鈴):ありがとう
高:(笑いながら)本当に心こもってないよね。
  高田純次さんみたい
鈴:あっ、それ嬉しい!
・幸宏さん、「毎度この曲の前に恨みがましい話を」と
遠慮がちに語り出す。ある自動車会社のCM曲を依頼され、
タイトル未定のまま、おおよその作業を終了。
やっと決めたタイトルをクライアントに伝えたところ激怒、
ボツとなり別のミュージシャン(曲)が採用された。
その名は「リスキー」。
高:では、「Total Recall」
(サラッと曲紹介)
・高:そんなに買う人いないだろうと思ったけど、
   このくらい(厚み15cm)CDにサインしたら
   売り切っちゃったみたいね。
   久しぶりにYUKIHIRO TAKAHASHIでネクタイ作りました。
   プレゼントにもどうぞ
物販には他にどなたかのお子さんが書いたメンバーの絵を
そのままプリントしたTシャツもあり。
・二人とも約20年ぶりに中野サンプラザで演奏。
・長い音楽生活。小林武史氏をアゴで使っていた。
サポートで入っていた高野さんは
メンバーの中で2番目の若さだったが、今では上から3番目。
・幸宏さんにギター弾いたままのジャンプや
客席への突入を振られた慶一さん、ジャンプのみ応えてくれた。

アンコールも終え、スクリーンに映ったのは
「Good Night and Good Luck」のタイプライター文字。
終始おしゃれ。

二人から(年齢的にも)「これで最後」の意識無しに
活動していないような印象を受けつつも、
舞台前を右往左往していた撮影カメラに
放送(発売)はいつだろうかと心待ち。

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