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寒くなってきた。
節電の為と暖房器具を石油ストーブに替える人が多く、
生産に追われているとのニュース。
石油を使うのはちょっとアレだなあと考えてる所に
永井俊哉さん発行のメルマガが届いた。

興味深いテーマの論文を次々と読む中、震災以降の
エネルギー問題について論じているものを見付けた。

システム論フォーラム
自然科学→工学→「最も望ましいエネルギー源は何か」

よし、森に帰ろう。
ってんで検索したらペレットストーブ登場。
なんと優秀な。しかし
設置するには壁をブチ抜かなければならない。惜しい。

もう一件のトピック「ヒューマノイド・ロボットは必要か」。
人間に近付けようと発展させて来た技術には
ホンダのASIMOが代表的かと思う。
新展開を見せられる度に驚きもワクワクもするけれど、
いかに有機体に近付けたかをアピールするだけで、
「うん、それで?」という気持ちにもなる。
正確に細かい作業をこなす
産業用ロボットに感嘆するタチであるがゆえ、
どうにもヒューマノイド型は技術のプレゼン要員に見えてしまう。

人の立ち入れない事故現場等で役立つ
ロボット研究が進んでいない理由の一つには
子供の頃に見た夢から離れられない日本人特有の幼児性が
あるんじゃないかと考えた所に再び、
おもしろそうな論文へのリンクが用意されていた。

システム論アーカイブ
なぜ日本人は幼児的なのか

「誰かが何とかしてくれるだろう」の精神は
日本人全体に云える事じゃないだろうか。
いきなりミニマムな話になるけれど、
一年半以上不払いだった残業代を会社に請求したのは
年長者や勤務期間の長い者ではなく、ロクに口も利かない
子供扱いされている私だった。蔓延していたのは
不当を訴える事で不利な状況を生むと恐れ、
無駄だと諦めて何も言わず、
我慢出来なければ辞めればいいという考えだった。
私が一年半も黙っていたのは、
年長者や権力者(班長)が何とかしてくれる、というよりは、
会社側に訴えて当たり前の事に若輩者が口を出すのは僭越
と考えていたからである。
社長の返答は緊張感の無いものだった。
「忘れるから明細を渡した時にその場で言ってくれ」と。
悪気は無かったにしても、
黙っていたら何もしてくれない典型的事例。
上も下も、言われなければ気付かないし動かない。

自立的な人間が疎まれ易い国だけども、
今はもう弱いフリしてられないんじゃないか?
保護欲そそれば動いてくれるはずの年長者までもが
甘えようとする状況だと、政治を見ていても思うよ。

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