![]() 2018年2月10日(土)HEAVEN'S ROCK さいたま新都心 VJ-3 整理番号:214 関東から始まり関西(大阪)で終えるスケジュールを 珍しいなと思っていたら、 新作LiveDVD・BD販促も兼ねていたようだ。 物販で予約を受け付けている。 大体は東京での公演をパッケージ化するものだけど、 会場の雰囲気も含めての総合評価で 大阪公演を選出したのかな? であるならば藤井さんを支えるスタッフにも 高品質保証を貫く姿勢がうかがわれる。 開演前BGMはフランス語で歌われている曲。シャンソン? 少し遠めの場所に立ったので、下手のドラムセットと センターのスタンドマイク以外は見えず。 じっくり空間を作り上げるビリビリと響くあのSEは無く、 比較的あっさり「Descent into madness」へと続いた。 ドラマーは山口美代子さん。 以下、控えめにポソポソ話す藤井さんのMCを少し。 うろ覚え御免。 ・こんばんは。あったまった?(客:あったまったー!) じゃあ、寒い所へ(=テンポ遅めの曲が続くブロックへ)。 ・オリンピックのスケボー見てて寝てない。 ・(客:スカジャンはー?)スカジャンねぇ。 中国で製作してるみたい。色々あって遅れてる。 ・昔は忙殺のスケジュールをこなすだけで、 ライブに楽しさを感じる事は無かった。 でも死の際(きわ)から戻ると、 (客の)楽しそうな顔を見るのも いいものだと思えるようになった。 友達を誘って、連れて来てもらえるような、 楽しいライブを心がけます。 少し緊張していたとも話していた藤井さん。 歌声は全て加工され、感情表現無く淡々と。 アクションにも派手さは無いが、両腕を広げた姿は ライブを楽しめるようになった心境を 体現しているかのようだった。 よく見えなかったけど、モニターか柵に足をかけて 絶対領域を見せ付けて挑発したり、 柔らかな空気をまといジッと観客を見つめるなど、 かつて設けられていた距離感を知る人間としては 戸惑いを感じたほどの変化であった。 ジッと見つめる客を見つめ返す事はあったけど、 「ハッキリ見たくないからコンタクトしない」と 仰っていたくらいに遮断していたと記憶する。 藤井さんは歌以外の演奏無し。 思い切ったものだ。 森岡さんのトラック(ピアノとか歌声とか)は ほとんど使われていなかったと思う。 お馴染みの曲に新曲を混ぜた1時間半。 アンコールは無し。 ロッカーに預けていた荷物を取り出し、 階段を降りて間もなく、横の扉からヒョイと 少しはにかんだ表情を浮かべた藤井さんが現れた。 1~2mの距離に立ったのは お披露目Liveの時以来だ。腰抜ける。 ライブ中は後ろから照明を当てられ続ける 逆光の御方だけに、燦然と輝いちゃって驚きだ。 邪魔になってはいけないので、その一瞬を脳に刻み サッサとその場を後にした。 *** 開演前に物販で新作『R』を購入。 特典はサイン入りポスター。 翌日、聴いた。 森岡さんを失っては作風が睡蓮に寄るのも道理である。 「Below Zero」好き。「Drop」もイイ。 「Spell」は呪文と訳す方かな。歌にHydeさんの影響を感じる。 「LIVE」はまんま、ライブの為に作った感じ。 強いリズムで高揚させてから チルアウト挟んでって構成が見える。 minus(-) / 「Spell ver1.0」 from New Mini Album「R」 PR ![]() ![]() 忍者ブログ | [PR]
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