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TWIN PEAKS Official New Season Trailer - 25 Years Later (2017)

掘り下げた解説、分析、考察の記事や
著作物を読み込んで
受け売り並べてもしょうがないので、
私なりの感想をばダラダラと。
詫:ネタバレ含みます。


WOWOWでは吹き替えと字幕と、二度ずつ放送があり、
さらにオンデマンドも用意されていたので
たっぷり楽しめた。

25年前のラストシーンは、
クーパー捜査官が恋人の命と引き換えに
魂をボブに渡した後、目覚めたところ。
洗面所の鏡に頭を突っ込み、
額から血を流しながら不気味に笑っていた。
カメラ目線で。
鏡側にはボブが映っており、
乗り移られた事が示されていたが、
リターンズではクーパーの人数が増えていた。

悪行の限りを尽くすクーパー(=ボブ)、
家族がありながら女とギャンブルに手を出す、
だらしなく太った保険屋ダギー・ジョーンズ、
そして魂の抜けたようなオリジナル。

ボブが逮捕された時に採取した指紋は
オリジナルの反転したものだった。
反応が鈍く、日常の動作すら覚えていない
空っぽのオリジナルは人の言葉をオウム返し
(保険会社社長から握手を求められ、
そのまま真似るシーンは象徴的)。
これで逆(対、反)と順の別がハッキリとわかる。

オリジナルと入れ替わるようにダギーは
赤い部屋へと移り、
金色の玉(後に「種」とわかる)と
(はめると赤い部屋に転送する)指輪を残して消えた。

「一つの世界に二人と同じ人間は存在出来ない」的セリフが
あったような気がするけれど
(複数回観といて忘れる私)、
同一世界で起こっているのか、
干渉出来るパラレルなのか。

ローラは25年後の再会を告げたが、
25年後のクーパーは
「プロローグで会おう」と言った。
だからリターンなのか?

気になるのはオードリー。
愛の無い、契約上の関係らしい夫に
「連れて帰って!」と叫んだ時、
鏡に映る自分が目に飛び込んで来て「えっ?」。
これで終わり。
病室っぽい感じだったから、
昏睡状態から覚めたのだろう。
ただ、鏡前にいたなら夢オチって感じしない。

ボブの下、悪事を働いた人間が
残らず殺されていったのは神の審判を思わせる。
ガラスの箱を監視する仕事を放って
行為に及んだら「腕」(すげえ怖い木)っぽい影に
惨殺されちゃって、不届き者!って感じ。
この「腕」はオリジナルのクーパーが
殺し屋に襲われた時にも現れて「殺せ!」。
物語追うのが楽しくてサラッと流しちゃうけど
残酷なシーン多いな、そういえば。

序盤、車で暗い夜道を走るシーンで
かなり速度を落としたBGMが流れる。
ドン!ダーン!ぼえぼえ~と鳴る曲は
少し先の章で(普通の速度で)NINが演奏していた。
さらに先の章でダイアンが
捜査官たちの待つ部屋に向かうシーンでも流れた。
何故かカッコ良くて記憶に残った。
視覚と聴覚とで速度の違う情報を入れて
ズレを感じ取らせる、
こんな語り方をするD・リンチはやはり非凡。

時代に合わせてモノクロにするなど、
語る内容で使い分けられた映像。
巨人の部屋は絵画から受ける美しさを感じた。
ボブ誕生の章は原爆実験がらみだからか、
キューブリック作品のように映った。

続編あっても無くてもいいような終わり方。
スポンサー次第かなぁ。

より楽しみたいのでリンク。
ツイン・ピークスJAPAN
内藤理恵子のブログ

※テレビドラマ作品ですが
カテゴリに「ドラマ感想」新設しても続かないので
「映画感想」に押し込みました。

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