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近藤真彦『挑戦者』
この曲で再び「マッチ」を頑張る気持ちになったのだそう。

***

『30周年記念
 あの街この街マッチとデート 想い出ツアー第2弾』
2010年12月10日(金)日本武道館
スペシャルゲスト:野村義男

10月に観たコンサートで私以上に母がやられてしまい、
武道館にも参じる事となった。


「全国ツアー 30ヵ所完走!」


「30周年記念ツアー 最終公演」

ボケボケ御免。
搬入口の「ざんばら」機材トラックは暗くて写せず。

席は1F南西G列24番。
センターから30度くらい外れた場所。
ステージセットは武道館仕様に変貌。光の柱が4本と
大きな縦長LEDスクリーンが背面ど真ん中に設置されていた。
中央の真っ赤な舞台の先には
「Masahiko Kondo 30th Anniversary」。
上手側にあるモニター(歌詞も流れる)は
スピーカーに隠されて残念。
開演前BGMはビージーズ「Night Fever」が延々と。

ほぼ定刻に開演。
暗転直前、
アリーナ最前列中央の気合入ったお姉さんによる「せーの!」に
「まーさーひこー!」と答える声。懐かしい空気感。
お客さんも30周年記念仕様なのだろうか。
オープニング映像を経て1曲目「Made in Japan」。
衣装は濃いピンクのコート(ロングジャケット?)、
インナーやパンツは黒。
デザインはロックミュージシャン風。
すごいな、ゴンドラに乗って天井近くまで上がる。
命綱無し。高所かつ不安定な場でも歌える肝の太さよ。
続いて「ミッドナイト・シャッフル」。
レーザービームびゅんびゅん!
会場大きいと壮観だ。
でも音の迫力はサンプラザの方が上。

以降も爆発系特効や炎がボンボンで楽しい。
演奏曲・順は同じツアーなので大きな変化は無いが、
前回(10/13)聴けなかった「ヨコハマ・チーク」や
「ホレたぜ!乾杯」に猛烈な懐かしさが込み上げた。

簡略うろ覚えMCなど
・再び武道館に帰って来た。泣きそうだけど、泣かない。
・30周年で多くの媒体に出、忙しく過ごして来た。
 来年はゆっくり休みたい。
 (「えー!」の声に)50歳までにはまたやるから。
 俺はいいけど、みんなは年だからさ。
 それ以上待たせたらココ(武道館)に来れなくなっちゃう。
 足腰弱って坂なんか上れないよ。一人でも来れない。
 (例え)来れても帰れなくなっちゃうんだから。
・「アンダルシアに憧れて」でヨッちゃん登場。
 ドラマチックな空気に包まれる。
 この後、一緒に公演前に募集したリクエスト曲の
 ランキングを発表。マッチは「予想通りでつまんない」。
 1位:スニーカーぶるぅ~す
 2位:ざんばら
 30位:ギンギラギンにさりげなく
 最下位:気まぐれone way boy
 (ブービーメーカーは忘れた)
 意外なThe Good-byeの曲ランクインで気を良くしたマッチ、
 ヨッちゃんに無理矢理歌わせる(ドS!)。
・またも自作うちわ持参のヨッちゃん。新作らしく、
 裏面に「来年もよろしくネ」。
 来年は休みたいと言うマッチにグイグイうちわを見せていた。
・ラストに向かい、初期曲メドレースタート。
 左右1F席間近にまで伸びる道の先に
 2F席までアップする小さなステージが用意され、盛り上がる。
 さすがジャニーズの公演。遠席のお客さんへの配慮を忘れない。
・「ブルージーンズ・メモリー」。恥ずかしいのか、高確率で
 セリフの「バカヤロー!」を言わない(マイクを通さない)。
 それで何となく、その部分で「バカヤロー!!」と叫んだら、
 示し合わせた訳でもないのに、
 会場いっぱいのお客さんの大合唱になった。
 歌い終えたマッチは感極まった様子で棒立ち、
 しばらく言葉が出ない。
 「泣いてないから」と言いながらタオルで顔を拭き、
 「今、みんなにバカヤローと言われて…」と、
 感謝の気持ちに溢れた言葉を少しずつ語り出した。
 30周年を迎えた今年は沢山の媒体に出、体力作りしながら
 仕事を頑張って来た成果を体感したのだろう。
 それを強く引き出した言葉が「バカヤロー!」ってのが
 おもしろい。(ちなみにこの時もセリフは言わなかった)
・大晦日のスケジュールを空けていたが、紅白落選。
 今年はジャニーズのカウントダウンコンサートに参加する事に。
 「この曲で若い子達にも知ってもらえるようになりました」と、
 「MOTTO」で客席に来ていた後輩達をステージに上げる。
 (敬称略失礼)植草克秀、佐藤アツヒロ、長野博(V6)、
 Kinki Kids、KAT-TUN、テゴマスの登場でお客さん「キャー!」。
 後輩達にも、特にKinki剛くんに歌うようマイクを渡すも、
 遠慮がち。みんなスイッチ入ってないようでアイドルオーラ無く、
 先輩のステージで目立つ訳にも行かず、ちょっと可哀相。
 呼び込む前にマッチは彼らに対し、この先5年、10年、15年と
 区切りの年を迎え、続けて行くのは大変だろうけれど、
 頑張って欲しいとのエールを送っていたが、曲を終えて
 彼らを送り出した後にポソッと「俺の方がいいな」。
 すぐに「ウソウソ」と冗談である事をアピール。
 他のMCでもお客さん自作のうちわやペンライトの振り方が
 「古い」とかSっ気たっぷりにイジリ倒すのだけれど、
 それはステージから「見えているよ」と伝えるようなもの。
 誤解を受けそうな表現ながら、細かな気配りを見せるのが
 マッチの個性なのだ。
・衣装は今ツアーのものと全て変えていた。
 黒(ラメかスパンコール)のタンクトップに黒パンツ、
 黒インナー&黒パンツに白のジレ、
 アンコールでは真っ赤なスーツなど、ハデになり過ぎず、
 しかし地味になり過ぎずの結構難しいライン。
・舞い降りた特効のテープ(金)とリボン(白)には
 それぞれ公演タイトルと「近藤真彦」が入っていたらしい。
・シングル「ざんばら」購入特典は
 30周年記念仕様のクリアファイル。
 既発シングルジャケットがズラリ並んでいた。

私にはジャニーズならではの黄色い声、
手作りうちわやペンライトを振るような応援に
馴染みが無いけれど、ステージ演出やお客さんへの配慮、
選曲・構成といった点はさすがに優れていると思ったし、
楽しめた。

マッチは初恋の人のような存在。
今でもカッコイイままでいてくれるのが嬉しい。
ファンが喜ぶならと、
実年齢と離れたタイプの曲を歌い続ける決心も含め、
本人は大変だと思うけれど、
それも仕事の内だと考えてくれているならば、
応援する側も熱の入れようがあるというもの。
まだまだ「今後が楽しみ」と思えるコンサートだった。

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