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2012年5月19日(土)赤坂BLITZ
『地獄の決定打!筋肉少女帯VS人間椅子VS人間筋肉少女椅子帯』
スペシャルゲスト:人間筋肉少女椅子帯

こんな好機、逃してなるものか!
手数料惜しまずe+の先行に申し込んで
めでたく当選。A811番。

事前に知らされていた丸尾末広先生デザインの
数量限定コラボTシャツは
会場に到着した17時過ぎ(開場時刻)には
とっくに完売していた様子で、そのスピードたるや
「再販決定!詳しくは後日Webで」とのお知らせが
貼られている程であった。

入場。遅い番号でも真ん中の柵近くまで行けた。下手側。
BGMはオペラやバレエも含めてのクラシック音楽。
暗転開演。人間椅子のステージからスタート。

出囃子「此岸御詠歌」で登場。
白塗り坊主の鈴木さん、赤い(?)甚平を着た和嶋さん(*)、
柄シャツのナカジマさんの作る音世界は恐ろしく個性的。
ライブを見るのは二度目、でも20年以上前。
「あの時もカッコ良かった」と気楽に臨んだが、
のっけから分厚い轟音のインパクトに寒気がした。
音でヒヤリと体温が下がるなんて初めて。
*赤い着物と袴でした。
レポート→Web Rock Magazine BEEST

うろ覚えMCなど
・「筋肉少女帯ファンのみなさん、こんばんは。
 人間椅子ファンのみなさん、こんばんは。
 どちらでもないみなさん、こんばんは」(鈴木さん)
・(客:ケンちゃ~ん!)
 「はい。大槻くんもケンちゃんですけどね」
 (客:鈴木さ~ん!)「(苦笑気味で)はい」
・筋少とはお互いのファンがかぶって食い合うとかで
 対バンをして来なかったらしい。
 今回の大入り満員状態に「考え過ぎだった」と和嶋さん。
・先日のほほん学校に出た際、大槻さんがBIGBANGのメンバー、
 G-Dragon氏に似てるとの話題で和嶋さんが
 知ったフリで答えていたと鈴木さんに暴露される。
 和:テレビ見ませんからね。見ても救われませんよ
 鈴:救われようと思ってテレビ見てる人いないよ
・和嶋さんから「すべては一つであるという思想がありまして、
 ニューエイジではone-ness、仏教では一即多、多即一」
 といった内容の「胡蝶蘭」を
 「3曲目に微妙に盛り上がらない曲を持って来た」
 との前置きにて演奏。聴きごたえ大アリの鬼プログレ。
・「アニキと呼んでくれえ!」のナカジマさん、
 「赤と黒」でボーカルを担当。パワフル!

♪ひとつ積んでは父のため~(「賽の河原」)
笑顔で一緒に歌った。
こんなに暗黒世界が楽しいって結構な倒錯だ。
「針の山」でブンブン首振っちゃって後が怖い。

余韻に包まれポワ~ン。セットチェンジ待ち。
BGMはクラシックのまま。
ホルストの「木星」が流れた後、筋肉少女帯のステージ開始。
(出囃子は別の曲。往年のロックのようですが存じません/詫)

うろ覚えMCなど(記述の無いものは大槻さんの弁)
・本当はもうひとバンド、若手を呼ぼうかって話も出つつ
 即日ソールドアウト!
 「筋少は珍味、人間椅子も珍味。珍味がお望みだったんだな!」
 (他に対バン組むとしたらの話へ)
 「今一番売れてる人達って誰だろう?EXILE?
 湘南乃風いいんじゃない?(本城さん:全員漢字だね)
 ‘の’も漢字なの?おいちゃん若いね、知ってるね!
 いきものがかりは?♪ありがとう~ 
 …ホームなのになんでこんなにスベるの?
 きゃりーぱみゅぱみゅはどうだろう?腑に落ちるよね。
 ナゴムだよ、きゃりーぱみゅぱみゅは。マサ子さんの流れだよ」
・おい、若いヤツいるか?ヤング、イエー!(客:イエー!)
 今、若いフリして言っただろ!?
 (客の不服な空気を読んで)…あっ、土下座、土下座ですか?
 各家庭に菓子折り持って行きますよ
・つまらない音楽界。もう筋少と人間椅子以外要らないんじゃないか?
 他に残るとしたらブラック・サバスしかないじゃないか!地獄だ!
・和嶋くんとは昔、近所に住んでいた。
 バンドブームの頃は色々あって、家の前にネギと納豆と
 (失念。米?きのこ?曲にちなんだイヤガラセ)が置かれていて、
 和嶋くんのポストにはゴキブリを固めたものが入ってたって。
・今日の東京は静かだぜ。
 問題を起こしそうな人間は全員ここに集まってるからな!
・ライブの告知にて。知り合いにももクロのチケットを頼まれるも、
 同日O-EASTで筋少もライブ。「世知辛いね」。

フェスでよく組まれるセットリストだな~と思ってた所に
「孤島の鬼」が来て「ダメ人間」挟み~の「サンフランシスコ」!
青森出身の人間椅子との対バンだから「イタコLOVE」来る?
との期待は外されたけど、嬉し過ぎて黄色い声出た。

次はセッション。やっぱり普通には出て来ない。
橘高さんが純白から漆黒の衣装に着替えて登場。
手にはダンボールか何かで作った十字架。
ブラック菩薩と書かれている。おお!
橘高さんによるロックなMCでメンバー呼び込み。
「ベース、鈴木研一…さん!」と若干気遣い気味。
グラサン、付け髭の内田さん(後にトニーコスプレと判明)
はギターを担当、ナカジマさんドラムで
ブラック・サバスの「Iron Man」を演奏。
手作りの十字架を裂いて客に投げた暗黒貴公子、
橘高さんの歌は本格的。
後半あたりで和嶋さんも参加でハンパ無い地獄絵図。
皆さん満面の笑顔ですごい楽しそう。

続いて、舞台袖で橘高さんのMCに爆笑していた大槻さんが
ニコニコで現れて「おもしろかったよ!」。
橘高さんは「Iron Man」で起こった客の合唱に
「俺ちょっとイきそうになったよ」と上機嫌。
本城さん、筋少サポートの長谷川浩二さんも加わって
「君は千手観音」。懐かしい~。
「僕の宗教へようこそ」のオペラパートには
着物姿で三柴さんが登場。音圧で耳が死にそう。

鈴木さんが斧型のベースを肩に掛けると歓声が上がった。
何が始まるのかとジッと見ていたら、
下からグリーンの照明にあおられた鈴木さんの口から
大量の血!白装束が真っ赤に染まったよ怖いよ!
対抗して内田さんの口からも血!なにしてんの!?
KISSの「God of thunder」、この一曲の為に…(笑)。
笑いながら大槻さん、「こういう茶番に力入れ過ぎ!」。
この為だけにスタジオ押さえて2日間リハしたという。
素晴らしいサービス精神。

各バンドの曲をやろう!と「りんごの泪」と「釈迦」。
三柴さんのピアノが人間椅子の曲に加わって緊張感上昇。
この2バンドが共に演奏してるだけでもインパクト強大なのに
大入道のような鈴木さんと三柴さん、
職人のような和嶋さんと貴公子・橘高さんが並ぶ光景は
この世のものとは思えぬ地獄の決定打。
大爆音の「釈迦」でも埋もれない声量を誇る大槻さんが
こっそりギター(エレキ)で参加してたのには
手練れ達の中において勇気あるな~とか失礼にも思ってし…
土下座ですか?菓子折り持って行きますよ。

盛り上がる観客に気を良くした和嶋さんや橘高さんから
「一緒にツアー回りたい」「青森に連れて行ってよ」。
これに「亀ハウスでやろうよ」と答える大槻さん。
メンバー紹介で、ロックな言葉を添えたコメントを乞われた
長谷川さんが「そろそろツーバスがキツくなって来ました」と
仰っていたし、早い内に実現させていただきたい。
ホントに青森でやる事になっても行くよ!

追記
・大槻さん、「ロックのイベントでよくやる、
全員で手をつないでのお辞儀はしない、
おじさんと手なんかつなぎたくない」と抵抗するも、
和嶋さんとナカジマさん(たぶん)に肩を組まれ、
結局全員で手をつないでお辞儀。
・大団円を迎え、退出時に
QUEEN「We are the champions」が流れる。
大合唱を始めた客に付き合って足を止める筋少メンバー。
大槻さんが人間椅子のメンバーを呼ぶも出て来ない。
サビが終わったのを見計らって
「筋少しかいないじゃないか!逃げろ!」と退散。

Set List
人間椅子
1.阿呆陀羅経
2.賽の河原
3.胡蝶蘭
4.深淵
5.冥土喫茶
6.どっとはらい
7.赤と黒
8.針の山

筋肉少女帯
1.イワンのばか
2.日本印度化計画
3.ワインライダー・フォーエバー
4.ロシアンルーレット・マイライフ
5.家なき子と打点王
6.孤島の鬼
7.踊るダメ人間
8.サンフランシスコ

ブラック菩薩→人間筋肉少女椅子帯
1.Iron Man(ブラック・サバス)
2.君は千手観音
3.僕の宗教へようこそ
4.God of thunder(KISS)
5.りんごの泪
6.釈迦

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